1. ホーム >
  2. 自衛艦隊について >
  3. 司令官挨拶

司令官挨拶

    自衛艦隊ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

    自衛艦隊は、海上防衛の任を担う第一線部隊として、46隻の護衛艦、11隻の掃海艦艇、19隻の潜水艦と約200機の航空機を保有しています。私は、「精強・即応」及び「常在」を勤務方針として、「輝け」を指導方針として、自衛艦隊の隊員一人一人を牽引し、強化された日米共同・統合運用の下、「海洋の安全確保」という任務の完遂に日々邁進しています。

    自衛艦隊は、平成21年3月から護衛艦を、同年6月からP-3C哨戒機をソマリア沖・アデン湾に派遣し、これまでに延べ3800隻以上の船舶を護衛し、1700回以上の警戒監視任務を実施しています。また、平成27年5月から8月までの間、第151連合任務部隊指揮官及び司令部要員を派遣し、更なる安全な海上交通の確保に努めております。今後も引き続き関係各国等と綿密に連携して当該海域の海賊行為を未然に防止し、海上における公共の安全と秩序の維持を図って参ります。

    一方、東シナ海をはじめとする我が国周辺海域においては、中国などの各国海軍等の活動に対し、適切な警戒監視活動を実施し、海洋における我が国のプレゼンスの維持に努めております。

    本ホームページでは、各種任務に対応している自衛艦隊の実情と活動の一端に触れていただき、自衛艦隊ひいては海上自衛隊に対する益々のご声援をいただければ幸甚に存じます。

                                                        自衛艦隊司令官    海  将    山下  万喜

着任訓示

    私はこの度、自衛艦隊司令官を拝命した山下である。海上防衛の要であり輝かしい歴史と伝統を有する自衛艦隊の指揮官として、諸官と共に職務を遂行できることは身に余る光栄であり、大きな誇りとともにその重責に身の引き締まる思いである。


    さて、我が国を取り巻く安全保障環境は常に変化しており、自衛艦隊の担任する海域は今やインド洋を越え遠くソマリア沖・アデン湾に至り常に緊張ある勤務が求められているとの認識である。今や国民の9割以上が最も信頼できる組織として自衛隊を支持している。このことは、自衛隊が国民の負託に応えうる組織だとの評価を得たと考える反面、安全保障環境の変化に対応できる組織として、高い信頼を引き続き得られるか否かが問われているとも考えられる。言うまでもなく海上自衛隊に求められていることは「精強」と「即応」であり、これに加え、平素からその存在感を示し、米海軍と連携のもと抑止と関与のためそれぞれの持ち場にあって国民の負託に応えることが求められていると考える。自衛艦隊においては、これまで求められてきた「精強」と「即応」に加え、「常在」を意識した勤務を通じ、強化された日米共同・統合運用により安全保障環境の変化に対応していきたいと考えている。


    そのため諸君に求められていることは、それぞれの持ち場において任務を全うすることである。ここに集う諸君一人ひとりには、それぞれの持ち場においてしか達成しえない仕事がある。そのため、諸君に望むことは「輝け」と言うことである。諸君一人一人が輝くことで、諸君を支える家族や友人が、日本国民が、そして何より自分自身が元気になると考える。我々自衛隊には、自分達にしかできない何かがある。誰かに言われて仕方なく何かをやるのではなく、どんなに小さな一歩でも構わない、どんなに小さな事でも構わない。それぞれの立場でしかできない何かを探し出し全力を尽くし、一人一人が輝いてもらいたい。


    終戦から70年を過ぎ、冷戦の終結から四半世紀を経た今日、我が国を取り巻く情勢は、そこに止まることを許さず、常に変化を求めている。間もなく65年を迎える海上自衛隊の実績の上には、77年の歴史を誇る海軍の連綿たる伝統がある。我々はこの価値ある伝統を継承しつつ、海軍の歴史に海上自衛隊の歴史を積み重ね、更なる高みを目指さなくてはならない。そのためには、諸君全員の協力が必要である。諸君一人一人の手で自衛艦隊が輝けるよう私に力を貸してもらいたい。そのために私は諸君の踏み台になる覚悟である。自衛艦隊が一丸となり、その気概を一致させることを希望し訓示とする。

                        平成28年12月22日

                                                            自衛艦隊司令官

                                                            海将  山  下  万  喜

プロフィール

氏  名:山下  万喜(やました  かずき)

出  身:熊本県

学  歴:防衛大学校  第27期(電気工学)

略  歴

平成11年 3月  護衛艦まつゆき艦長

      12年 3月  海上幕僚監部運用課

      15年 8月  海上幕僚監部防衛課業務計画班長

      16年 3月  海上幕僚監部防衛課防衛班長

      17年 8月  第3護衛隊司令

      18年 7月  海上幕僚監部装備体系課長

      19年 9月  海上幕僚監部補任課長

      20年12月  第1護衛隊群司令

      22年 8月  潜水艦隊司令部幕僚長

      23年 8月  防衛大学校訓練部長

      24年 7月  海上幕僚監部防衛部長

      26年 8月  海上自衛隊幹部学校長

      27年 8月  佐世保地方総監

      28年12月  現  職

ページトップに戻る