海上自衛隊 航空部隊

 海上自衛隊の航空部隊と聞いて疑問に思った方もいるかもしれません。 自衛隊で航空機というと航空自衛隊を想像する方が多いと思いますが、海上自衛隊にも航空機がありパイロットが活躍しています。 海上自衛隊のパイロットが登場する航空機は 日本周辺海域のパトロール(監視や情報収集)を行う固定翼哨戒機(P-1及びP-3C)と、回転翼哨戒機(SH-60J及びSH-60K)が主です。

 


 P-1及びP-3Cは、長距離・長時間飛行が特徴です。また、高い指揮・通信機能があるため単機で任務を遂行する能力があります。 その戦術指揮をとるセクションが戦術航空士です。

 戦術航空士【TACCO(Tactical Coordinator)】は、
 固定翼哨戒機P-1及びP-3C等に搭乗する配置です。
操縦は担当しませんが、任務(戦術)に関して指揮をとります。

 戦術航空士は、クルーからの情報を総合的に処理し、戦術の組み立てや航空機の誘導指示を出す【P-3Cの頭脳】として、非常に重要な配置です。通信全般も担当します。



 

  SH-60J及びSH-60Kは、ヘリコプター搭載護衛艦に搭載され、艦艇とともに行動します。陸・海・空の3自衛隊合わせた中で唯一の「艦載パイロット」です。
 また、ヘリコプター搭載護衛艦には着艦などの指示を出すLSO(Landing signal officer)という配置があります。これは、ベテランのヘリコプターパイロットがつく配置です。




 

 第2航空隊(青森県八戸航空基地)のP-3C哨戒機部隊が気象庁に対する協力業務(省庁間協力)として行っているのが流氷観測です。昭和35年から実施され、毎年1月上旬から4月上旬にかけて10回の観測飛行をしています(平成16年度までは年25回)。任務は、気象庁職員が同乗しP-3Cによる写真及び映像等の情報提供支援を行っています。観測により採集した情報は気象庁を通して即時通報されます。
 気象衛星が実用化され、質の高い情報が入るようになった現在においても、目視による詳細な情報を調べるため観測を継続しています。

海氷観測@八戸航空基地

【南極地域観測協力行動】 南極のオーロラ(特別編集)

派遣海賊対処行動航空隊 DAPE(Deployment Air-Force for Counter-Piracy Enforcement)

 平成21年6月に成立した「海賊対処法」に基づき、ソマリア沖・アデン湾における海賊行為に対処するため防衛省・自衛隊は、 アフリカ・ジプチ共和国を活動とした、P-3C哨戒機における警戒監視飛行を実施しています。主な任務は、写真撮影・データ解析を行い、 関係機関・船舶へ情報を提供します。



派遣海賊対処行動航空隊 DAPE

【海外派遣】 海賊から船舶を守れ!JMSDF

   
   


 南極観測船は1965年(第7回観測隊)から海上自衛隊が運用しています。(南極観測船は、海上自衛隊では砕氷艦しらせと言います)
 南極の空を飛んだ海上自衛隊のパイロットは、第7回観測隊(砕氷艦「ふじ」の初航海)から現在に至るまで150人以上います。
 主な任務は昭和基地間への輸送業務で、従事したヘリコプターパイロットの7割が航空学生出身者です。


   

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