海上自衛隊航空学生のQ&A集

Q:受験資格を教えてください。

日本国籍を有する18歳以上21歳未満の者で、
1.高等学校または中等教育学校卒業者(卒業見込みを含む。)
2.高等専門学校第3学年修了者(見込みを含む。)
3.高等学校卒業と同程度の学力があると認められるもの(高等学校卒業程度認定試験合格者)です。
受験に関する詳細は募集要項をご確認ください。

Q:最短で何歳くらいでパイロットになれますか

海上自衛隊では若いパイロットが活躍しています。

高等学校卒業後に海上自衛隊航空学生として採用された場合、最短20歳で航空機に乗り始め、 23歳でパイロット(ヘリコプターパイロット)の資格を取得することができます。

Q:何歳まで航空機に乗ることができますか?

配置等にもよりますが、身体的不具合が無ければ、定年まで航空機に搭乗することが可能です。

Q:目が悪いとパイロットにはなれませんか?

視力が悪くてもあきらめずにパイロットを目指そう!

基準を満たせばパイロットになることは可能です。
以前は、裸眼視力1.0を求められていましたが、徐々に緩和され、現在の受験では眼鏡を使用することができます。
視力に関する合格基準は、両眼とも遠距離裸眼視力が0.2以上(矯正視力が1.0以上)です。
ただし、近視矯正手術(オルソケラトロジーを含む。)を受けていないことが条件です。

Q:水泳が苦手ですが、大丈夫ですか?

航空学生:遠泳訓練

 小月教育航空隊に教育入隊後に水泳能力測定を行い、能力別にクラス分けをしてレベルに応じた段階的な訓練を行います。
 本人の意欲と段階的な訓練によって無理なく確実に上達しますから、苦手を克服するチャンスでもあります。
 例年入隊時に全く泳げない学生も、見違えるように上達し、入隊4か月後の遠泳時には完泳できるようになります。

Q:体力に自信がありませんが大丈夫ですか?

入隊後に、体育や訓練等を通じて、段階的に体力を向上させていきます。

Q:航空学生は理系が有利と聞いたことがありますが、文系では厳しいですか。

 航空学生の2年間の授業では、数学、物理、航空力学、電子理論など学習します。これらの科目の成績が合格基準に達しない場合は修業できない場合(コースアウト)もありますから、理系出身の学生の方が有利ではあります。しかし、文系であるから厳しいというわけではなく、きちんと勉強していけば、授業には十分ついていくことができますから安心してください。ただし、文系出身で数学が苦手な学生や物理を全く学習してこなかった学生は苦労していますので、入隊前までにある程度の知識があったほうが有利です。
 具体的には、数学では「三角関数、ベクトル、微分積分」、物理では「力学、熱力学、電気」の分野です。この分野は海上自衛隊航空学生に限らず、航空自衛隊航空学生や、航空大学校におけても同様に重要であり、事前の学習を推奨しています。高等学校の教科書や参考書などで冒頭の知識をつけておくと、入隊後も苦労することなく授業についていけます。

Q:海上自衛隊の航空機で女性が乗れないものはありますか?女性が不利になることはありますか?

 海上自衛隊において、女性パイロットが不利になることはありません。
固定翼哨戒機から回転翼(ヘリコプター)哨戒機に至るまですべての航空機に搭乗することができます。
 また、毎年女性学生が入隊しているため、海上自衛隊のどの部隊に行っても先輩の女性パイロットが活躍していて、親身になって後輩指導もしていますから、安心して受験してください。
 尚、海上自衛隊航空部隊では、女性の飛行隊長、女性のヘリコプターパイロット教官、女性の指導官(生活指導を行う幹部自衛官)など、女性パイロットが様々な役職に就いています。
 右の画像は、女性の指導官です。

Q:自宅から通学はできますか?

航空学生は全員入隊後に、学生隊舎で生活することが義務付けられていますので 自宅から通うことはできません。

学生隊舎は、自習室、寝室、シャワー室、洗濯室など生活するうえで必要なものはそろっています。寝室は4人部屋で、自習室は20名程度の部屋となっています。 詳しい風景は、航空学生関連施設のページをご覧ください。

Q:アルバイトはできますか?

海上自衛隊航空学生は、国家公務員であることから、アルバイトをすることはできません。パイロットになるための教育に専念することができます。

Q:要員区分とは何のことですか?

小月教育航空隊の教育課程を終え修業する際に、固定翼操縦士(パイロット)、回転翼操縦士(ヘリコプターパイロット)及び戦術航空士(タクティカル・コーディネーター) のどの要員になるのかを決めることを要員区分と言います。小月教育航空隊修業時に、本人の希望や適性、成績などを考慮したうえで、決められます。
決定後は、それぞれの要員に分かれて専門教育や訓練を受けることになります。教育を受ける機関や場所(部隊)の詳細は、海上自衛隊航空学生パイロットへの道のり にありますので、ご覧ください。

Q:海上自衛隊航空学生の採用試験日程を教えてください。

例年、第一次試験:9月下旬
第2次試験:10月中旬
第3次試験:11月中旬~12月中旬 となっています。
詳細は採用試験情報のページや、自衛官募集のホームページに記載されているのでご確認ください。

Q:海上自衛隊航空学生採用試験の受験者数と倍率を教えてください。

   受験者数 採用者数   倍 率
 平成25年 916(89)  74(5)  12.4(17.8) 
 平成24年 1186(130)  68(5)  17.4(26.0) 
 平成23年 1033(113)  70(4)  14.8(24.3) 
 平成22年  835(101) 70(4)  11.9(25.3) 
 平成21年  745(60) 85(5)   8.8(12.0) 
( )は女性学生の数

Q:訓練に不合格になった場合(コースアウト)はどうなるのですか。

本人の希望で退職するのか、海上自衛隊で職種を変更して勤務するのかを選ぶことができます。 海上自衛隊で職種を変更する際には、本人の希望と適性を考慮して職種が決定されます。 航空関連の職種(航空士など)に就く学生が多いようです。

Q:学生隊とは何ですか

 海上自衛隊の航空学生は、入隊と同時に全員、学生隊に所属し、学生隊舎で共同生活を送ります。
 学生隊は、学生の共同生活をより良いものにし、学生の成長を促すために構成される組織で、航空学生の先輩方(パイロット、ヘリコプターパイロット、戦術航空士)が所属しています。

Q:対番学生とは何ですか

  1学年の航空学生に対して、生活全般についてマンツーマンで指導する2学年の航空学生のことを対番学生と言います。 生活の細かなことのみならず、基地周辺のお店の情報など相談内容も多岐にわたるようです。
 尚、この対番学生の制度は、防衛大学校や陸上自衛隊高等工科学校にもあります。

航空学生の対番学生制度 航空学生の対番学生制度 航空学生の対番学生制度

Q:海上自衛隊の航空学生を目指しています。どこへ相談に行けばよいのですか?

 海上自衛隊航空学生の募集は、地方協力本部(略して地本と言います)が行っています。 
 地方協力本部は、各都道府県にある自衛隊の総合窓口で、地域ごとに出張所があり、
最寄りの出張所でいろいろと相談に乗ってもらえます。
 地方協力本部及び出張所の所在地やホームページは、下の自衛官募集のページをご覧下さい。  

Q:海上自衛隊は海を守るのに、どうして飛行機やヘリコプターもあるの?

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