命名・進水式
命名・進水式とは
艦艇が進水する際、防衛省では、まず、その艦艇に対して命名を実施し(命名式)、その後、会社側が進水式を実施します。
平成27年度潜水艦「おうりゅう」
平成30年10月4日(木)、三菱重工株式会社 神戸造船所において、平成27年度潜水艦「おうりゅう」の命名・進水式が行われました。
潜水名「おうりゅう」の由来
潜水艦の名称は、「海象、水中の動物の名、ずい祥動物の名」を付与することが標準とされています。
本艦は、「そうりゅう」型潜水艦の11番艦であり、引き続き「「ずい祥動物の名」から選出することとされ、海上自衛隊の部隊等から募集し、防衛大臣が決定しました。
「おうりゅう」は「凰龍」と書きます。伝説の鳥、鳳凰は雌を凰、雄を鳳といい、物事を筋道立てて計画し、正しく処理していく能力に優れ、知識が豊富で人が修得すべきものをたくさん備えており、凰龍はこれらを備えた龍を意味します。
概要
艦番号 | 511 |
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基準排水量 | 2,950トン |
全長 | 84.0m 全幅:9.1m 深さ:10.3m |
機関型式(軸数) | ディーゼル電気推進(1軸) |
速力 | 約20ノット(水中) |
主要装備 | 水中発射管 1式 |
定員 | 約65名 |
艤装員長
2等海佐 岡本 雄二(おかもと ゆうじ)
就役予定
平成32年(2020年)3月頃
写真で見る潜水艦「おうりゅう」の命名・進水式
動画で見る潜水艦「おうりゅう」の命名・進水式
平成27年度護衛艦「まや」
平成30年7月30日(月)、ジャパン マリンユナイテッド株式会社 横浜事業所 磯子工場において平成27年度護衛艦「まや」の命名・進水式が行われました。
写真で見る護衛艦「まや」の命名・進水式
護衛艦の名称は、「天象、気象、山岳、河川、地方の名」を付与することが標準とされています。
本艦は、8200トン型護衛艦(DDG)の1番艦であり、「山岳」の名から選出することとされ、海上自衛隊の部隊から募集し、防衛大臣が決定しました。
「まや」は「摩耶」と書き、兵庫県神戸市灘区、六甲山地の中央に位置する標高702mの「摩耶山」に由来します。
「摩耶山」は、古くは「八州峰(はっしゅうみね)」とも呼ばれており、八つの国(八方向)が見渡せることから、隙がなく、警戒を厳としている様子を表すほか、末広がりの「八」が含まれ縁起が良いとされました。
概要
艦番号 | 179 |
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基準排水量 | 8,200トン |
全長 | 170.0m 全幅:21.0m 深さ:12.0m |
機関型式(軸数) | COGLAG(2軸) (ガスタービン主機、ガスタービン発電機、推進電動機、各2基) |
馬力 | 69,000 PS |
主要装備 | 62口径5インチ砲 1基 イージス装置 1式 VLS装置 1式 アスロック装置 1式 水上発射管 2基 CEC 1式など |
艤装員長
1等海佐 小野 修司(おの しゅうじ)
就役予定
平成32年(2020年)3月頃