海上自衛隊幹部学校

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 ごあいさつ

 海上自衛隊幹部学校ホームページへようこそ!

 

 海上自衛隊幹部学校は、昭和29年(1954年)、神奈川県横須賀市田浦に創設され、昭和31年(1956年)に東京都小平、昭和34年(1958年)に市ヶ谷への移転を経て、平成6年(1994年)以降、現在地・目黒に所在しており、来年、平成26年(2014年)には創立60周年を迎えることとなります。

 この間、本校は「自由な校風」「自啓自発」「広い視野に立つ論理的な思考」を基本理念としつつ、海上自衛隊のシンクタンクであるとともに部内教育の最高学府として、真理を追求するための教育・研究にあたってきました。

 教育機関としての本校の任務は、海上自衛隊の上級の部隊指揮官または幕僚としての職務を遂行するために必要な知識及び技能を付与するための教育訓練を行うことです。昭和30年(1955年)に幹部高級課程を、また、昭和31年(1956年)には指揮幕僚課程を開設し、これまでに三千数百名の卒業生を送り出してきました。これらの卒業生は、指揮官、幕僚として海上自衛隊の枢要な配置で活躍しています。

 一方で海上自衛隊のシンクタンクとしての任務は、大部隊の運用等に関する調査研究を行うことです。長期、短期の各種研究をはじめ、海上防衛図演装置を使用し、海上防衛に係る諸事項の検証、上級司令部等の各種計画等の検討、幹部の部隊運用訓練及び学生教育を実施してきました。また、防災や海賊対処活動に関し、関係省庁を交えた図上演習を行うなど、政府レベルでも活用が図られています。

 この度、創立60周年を翌年に控え、今一度基本理念に立ち戻り、海上自衛隊のシンクタンクたる部内教育の最高学府としての幹部学校を追求するため内部組織の大幅な改編を実施いたしました。本校が変革を必要とした理由は、近年のグローバリゼーションの進展と技術革新の加速により、我が国を巡る情勢の変化が大きく、かつ、速くなったことにあります。時代の変化の速さと幅に対応した研究をタイムリーに行うこと、そしてその研究成果を速やかに大部隊運用への助言や学生の教育に反映することが幹部学校に求められるようになってきたのです。

 このような課題に対応するため、従来、教育部及び研究部に分散していた各分野の教官及び研究部員を学校横断的に改編し、防衛戦略教育研究部と運用教育研究部に再編し、教育と研究の融合を図ることとなりました。また、過去2年間、幹部学校の研究をリードしてきた「戦略研究グループ」を「戦略研究会」という組織横断的な枠組みを構成し、研究及び情報・発信の活動の母体として位置づけます。さらに、教育・研究をより効率的かつ効果的に進めるため、幹部学校という組織そのものの基盤である企画管理部門を一元化し、組織の要として有機的な活動の礎といたしました。

 こうした取組みを経て、企画部、防衛戦略教育研究部及び運用教育研究部という3部による海上自衛隊幹部学校は、有形無形の成果を「学生」、「部隊」及び「海上幕僚監部等」へ提供できうるものと確信しております。そして私は、海上自衛隊において海上防衛の施策や行政に携わる海上幕僚監部、艦艇や航空機からなる自衛艦隊等の実力部隊及び海上自衛隊のシンクタンクとしての海上自衛隊幹部学校という我が国の海上防衛を担う三本の支柱の一員として、重責を果たしていく所存です。

 このホームページでは、海上自衛隊幹部学校の概要の紹介を始め、海洋安全保障にかかる最新の研究や解説などをトピックとして取り上げています。多くの方に御覧いただき、本校に対する御理解を深めていただくとともに、さらなる御意見、御要望を賜れば幸甚です。

 

 

 

経 歴

海上自衛隊幹部学校長 福本 出(ふくもと いづる) 海将

防衛大学校卒 (79幹候)

昭和54年3月
昭和60年1月
昭和62年3月
平成5年7月
平成8年8月
平成10年6月
平成13年9月
平成14年9月
平成16年8月
平成18年8月
平成20年3月
平成21年12月
平成22年12月
平成24年3月

海上自衛隊入隊
機雷敷設艦「そうや」航海長
掃海艇「えのしま」艇長
2等海佐
第22掃海隊司令
1等海佐、防衛駐在官(トルコ)
練習艦隊司令部首席幕僚
海上幕僚監部防衛課分析室長
鹿児島地方連絡部長
掃海隊群司令部幕僚長
海将補、呉地方総監部幕僚長
海上自衛隊幹部学校副校長
掃海隊群司令
海将、海上自衛隊幹部学校長