第３１、３２分隊（各２クルー）の計４クルーが、それぞれの競技で、全長２０００ｍ（約１０００ｍでの折り返し）のコースにおいて、短艇（カッターボート）を漕いで順位を競います。

それぞれの艇には、漕ぎ手１２名と艇指揮（号令係）及び艇長（操舵係）の計１４名のクルーが乗り込みスタート位置で待機します。スタートの号砲で各艇が一斉に漕ぎ出します。艇指揮の号令に合わせて、漕ぎ手が力いっぱい櫂（オール）を漕ぎ、ゴールを目指します。

分隊優勝のために漕ぎ手全員が、心を一つにして頑張ります。どんなにきつくても、勝利したいという気持ちは折れません。

短艇（カッターボート）では、全ての櫂を垂直に立てることで、敬礼を行います。レースに勝ったクルーは、この「櫂立て」により学校長に対し敬礼を行います。