退職する人材

防衛省・自衛隊は、任務の性格上、精強性を維持する必要があるため、 自衛官の大半が若年定年制で50歳代半ばに、また、任期制では20歳代に退職します。

任期制自衛官

任期制自衛官の大部分が20歳代という若さで退職をしています。組織行動に慣熟しています。 年間の退職が約300人に達し、大半が3月下旬に退職します。

任期制自衛官の退職年齢
任期回数 1任期(入隊3年後) 2任期(入隊5年後) 3任期(入隊7年後)
退職年齢 約21歳 約22歳 約24歳

定年制自衛官

定年制自衛官の退職者は53歳~56歳の働き盛りでリーダーシップを身につけた管理者です。規律正しく、礼儀正しく、士気が旺盛です。年間を通じて約1.000人が退職しています。

定年制自衛官の退職年齢
区分 海曹 准尉 幹部
階級 3曹・2曹 1曹・曹長 3尉・2尉・1尉 3佐・2佐 1佐 海将補・海将
退職年齢 54歳 55歳 56歳 57歳 60歳