再就職の事例

 毎年、数多くの退職自衛官が全国の企業・地方公共団体等に再就職し、新天地でその資質と能力をいかんなく発揮しています。

 ここで、現在さまざまな業種・職種において活躍中の退職自衛官の方々からのコメントをご紹介しましょう。


     古閑 宣仁
古閑 宣仁 
・退職時階級 : 1等海佐
・現役時特技 : 経補
・勤務先 : 東京理科大学
・現在の業種 : 事務
・現在の職種 : 監査

再就職について

現役時の主な職務内容

 主として護衛艦等への補給支援を担当しました。
海上幕僚監部(防衛、経理、装備、監査の各課)勤務の他は、ほとんどが神奈川県の横須賀基地を主体に艦艇の後方支援一筋で勤務しました。

現在の職務内容

 学校法人東京理科大学(東京理科大学・諏訪及び山口東京理科大学の3大学)の教職員を対象に、理事長直属の監査室長として法人全体の業務、研究費等の内部監査を担当しています。その他、私立大学約120校加盟の「大学監査協会」の委員の一人として、監査基準等の作成や講演等で大学内部監査の充実強化を図るお手伝いをしています。

自衛隊で培ったこと

 世界一周遠洋航海等の海外訓練の他、PKO政府調査団員(モザンビーク)として世界を見聞した事、先輩後輩、上司部下と厳しくも温かい勤務環境下で教育、経験を受けた事等は、どんな環境にも対応できる自信を植え付けてくれました。最大の宝は何よりもそれらによる結びつきと情報網が今もなお強固な事です。