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海上自衛隊について

「海上幕僚長のご挨拶」



  

 皆様はじめまして。この度、第33代海上幕僚長に就任した村川と申します。
平成28年12月22日付、前任の武居海上幕僚長からその職を引き継ぎました。


 海上自衛隊は、発足からまもなく65年目を迎えようとしております。この間、我が国の防衛はもとより、安定した海洋安全保障環境の構築のため積極的に活動して参りました。 近年では、厳しさを増す周辺海域の警戒監視はもちろん、まもなく8年目に入るソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動、また、東日本大震災や昨年の熊本地震など頻発する自然災害への対処など、国民の皆様の期待が高まるなか、長期に緊張を強いられる任務、昼夜なく迅速な対応を迫られる任務も増えて参りました。


 特に、領土・主権・経済権益等をめぐり、純然たる平時でも有事でもないグレーゾーンと称される事態は、いずれもが重大な危険を内在しているにも関わらず、地理的にも時間的にも拡大の傾向にあり、解決の道筋すら見えていません。 そして、グレーゾーンにおける戦いは、勝敗も戦果も見え難いものの、一時も目をそらし、気を抜くことは許されない長い戦いであります。


 このような情勢を踏まえて、海上自衛隊はこれまで推進してきた「真に戦える」精強な態勢の構築を目指し、人的基盤、作戦基盤及び装備技術基盤の強化実現のため、本年から具体的な作業に着手いたします。 グレーゾーンにおいて厳しさを増す日々の任務への対応、国際的な海洋安全保障への貢献、更には将来に向けて3つの基盤強化による精強性の確保、いずれも全隊員が強い使命感とチームワークの精神をもって臨まねば達成できない厳しい課題と認識しております。


 私は、諸先輩から引き継いだ「精強・即応、伝統の継承」の旗印の下、勤務に邁進する所存であります。
 今後とも海上自衛隊に対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。



海上幕僚長  海将  村 川  豊



プロフィール
本籍等: 神奈川県
昭和33年1月29日生まれ
学歴: 防衛大学校25期(国際関係論学)
昭和56年卒
略歴
昭和 56年 3月    海上自衛隊入隊
平成 7年 7月 2等海佐
  12年 1月 1等海佐
  13年 6月 海上幕僚監部
人事計画課
    12月 海上幕僚監部
人事計画課企画班長
  15年 12月 海上幕僚監部
経理課経理調整官兼経理班長
  16年 12月 佐世保地方総監部
経理部長
  18年 8月 海上幕僚監部
総務課長
  20年 3月 海将補
海上幕僚監部 総務部副部長
  21年 3月 阪神基地隊司令
  22年 7月 第4術科学校長
  23年 8月 海上幕僚監部
人事教育部長
  25年 8月 海将
補給本部長
  27年 8月 海上幕僚副長
  28年 12月 第33代 海上幕僚長

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