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海上自衛隊について

「年頭の御挨拶」



  

 新年おめでとうございます。
 海上自衛隊を代表して旧年中賜りました数々の御支援、ご協力に対し深く感謝いたしますとともに、謹んで初春の御挨拶を申し上げます。


 さて、わが国を取り巻く安全保障環境は、さまざまな課題や不安定要因がより顕在化・先鋭化しており、特に、北朝鮮による核兵器及び弾道ミサイルの開発は、度重なる挑発的言動とも相まって、重大かつ差し迫った脅威となっております。また、ソマリア沖・アデン湾での海賊対処行動等、海洋の安全に向けた活動は、国際社会と協力し、引き続き実施していく必要があります。
 このような情勢を踏まえ、海上自衛隊はこれまで推進してきた、「真に戦える」精強な態勢の構築のため、引き続き人的、作戦、装備技術の三つの基盤強化を図る所存です。
 人的基盤の強化においては、将来にわたり精強な部隊を維持するため、少子・高学歴化の進むなか、募集態勢の強化、女性自衛官の増員及び活躍を引き続き推進致します。
 作戦基盤の強化については、統合運用の強化及び米海軍との相互運用性の向上を基本に、実効性の高い戦術の開発を行うとともに、各種事態にシームレスに対応可能な態勢を維持します。
 装備技術基盤の強化においては、防衛装備庁との連携態勢を深化させ、調達改革の実現と防衛生産・技術基盤の維持・強化を進めてまいります。  
 海上自衛隊は、海軍以来の伝統を精強さの礎として参りましたが、「伝統とは、火を守ることであり、灰を崇拝することではない。」との格言があるとおり、今、我々には、安全保障環境の急速な変化にも適切に対応し、守るべき火を守りながら、新しい火を燃やし続けることが求められております。国民の皆様の期待にお応えすべく、今年も全隊員が一丸となって果敢に挑戦する所存です。皆様には、今後とも海上自衛隊に対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


 最後になりますが、本年が皆様にとって幸多き年になることを祈念致しまして、年頭の御挨拶とさせていただきます。


平成三十年一月一日
           

海上幕僚長 海将  
村川 豊



プロフィール
本籍等: 神奈川県
昭和33年1月29日生まれ
学歴: 防衛大学校25期(国際関係論学)
昭和56年卒
略歴
昭和 56年 3月    海上自衛隊入隊
平成 7年 7月 2等海佐
  12年 1月 1等海佐
  13年 6月 海上幕僚監部
人事計画課
    12月 海上幕僚監部
人事計画課企画班長
  15年 12月 海上幕僚監部
経理課経理調整官兼経理班長
  16年 12月 佐世保地方総監部
経理部長
  18年 8月 海上幕僚監部
総務課長
  20年 3月 海将補
海上幕僚監部 総務部副部長
  21年 3月 阪神基地隊司令
  22年 7月 第4術科学校長
  23年 8月 海上幕僚監部
人事教育部長
  25年 8月 海将
補給本部長
  27年 8月 海上幕僚副長
  28年 12月 第33代 海上幕僚長

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