艦長 2等海佐 安冨 学 歳 広島県出身
令和5年6月23日付、第8代護衛艦「ふゆづき」艦長を拝命しました。
本艦は、「あきづき」型護衛艦の4番艦として、三井造船株式会社(現:三井E&S造船)玉野艦船工場において建造されました。艦名は、「冬空に高く輝く凛冽とした冬の夜を照らす月」の意味であり、旧海軍の駆逐艦「冬月」と同じ名前です。
平成26年3月13日に就役し、第3護衛隊群(舞鶴)に編入されて以来、伝統ある舞鶴港を母港としております。
本艦は、汎用護衛艦としての能力に加え、弾道ミサイル警戒・対処任務に従事するイージス艦を防護する優れた対空防御能力を保有しており、舞鶴港に配置された最新鋭艦として、警戒監視、海外派遣、日米共同訓練といった各種任務に従事しております。
凍える冬の夜であっても冬月の輝きが凛と雪に反射し人々を照らし温めるように、本艦「ふゆづき」も、厳しい安全保障環境においても我が国の平和と独立を守り国民の皆様を安心させられるよう一層精進してまいります。
引き続き我が国の守りとして、日本海の洋上で凜と輝く「ふゆづき」とその乗員一同をよろしくお願いいたします。
|