日・東ティモール防衛相会談等(概要)

平成28年6月10日
防衛省

 2016年6月9日(木)及び10日(金)、東ティモールを訪問中の中谷防衛大臣は、クリストバウン東ティモール国防大臣と防衛相会談及び夕食会を行い、両国の防衛交流、防衛政策及び地域情勢等について意見交換を行ったところ、概要以下のとおり。

1.防衛相会談冒頭
 中谷防衛大臣から、4月に発生した熊本県熊本地方を震源とする地震について、東ティモールから日本に対してお見舞いの言葉を頂いていたことに謝意を表明し、クリストバウン国防大臣からは、今般の地震で犠牲になられた方々及びその御家族全てに対し哀悼の意が示された。
 また、中谷大臣から、14年ぶりとなる防衛大臣の東ティモール訪問が実現されたことに謝意を示し、クリストバウン国防大臣による歓迎を感謝するとともに、日・東ティモール間の防衛協力・交流の一層の強化を図りたい旨述べた。
 これに対し、クリストバウン国防大臣から、中谷防衛大臣の東ティモール訪問を歓迎するとともに、これまでの日本の支援への謝意が示され、今後も日・東ティモール間の防衛協力・交流を促進していきたい旨発言した。

2.日・東ティモール防衛協力・交流
 両大臣は、近年の日・東ティモール防衛協力・交流の進展を歓迎し、特に次の分野で防衛当局間の交流を継続・深化させていくことで一致した。
○東ティモールは、防衛省・自衛隊による東ティモール国軍に対する災害救援等における能力構築支援について謝意を表明。両国は、車両整備管理に係る日本への招へい事業の本年中の実施につき合意。また、東ティモールとの、豪州主催のハリィ・ハムトゥック演習を通じた施設分野での能力構築支援についても、引き続き本年も実施することで合意。
○防衛大学校等への東ティモール国防軍からの優秀な留学生の派遣が継続されることに期待。
○本年後半の海自艦艇の東ティモール寄港の検討。
○東ティモールにおけるパシフィック・パートナーシップ2016のHA/DRセミナーで自衛隊の経験を紹介。

3.防衛政策
 両大臣は、それぞれの防衛政策について説明した。中谷大臣からは、本年3月29日に日本の平和安全法制が施行され、自衛隊が国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的な役割を果たすための法的基盤が整備された旨説明し、クリストバウン国防大臣より、日本の取組について支持が表明された。

4.地域情勢等(クリストバウン国防大臣主催夕食会時)
 両大臣は、東シナ海・南シナ海情勢や北朝鮮情勢を含む地域情勢について意見交換を行った。南シナ海・東シナ海情勢については、両大臣は、最近の状況に関する深刻な懸念を表明し、また、国際法に基づく紛争の平和的解決の重要性を確認した。
 北朝鮮情勢については、北朝鮮による核実験及び弾道ミサイルの発射を巡る状況について意見交換を行い、北朝鮮の行為は国際社会の平和と安全を著しく損なうものであるとの点で一致した。


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