海賊対処行動の継続について




平成28年6月17日
防衛省

 標記について、本日の閣議において決定されましたので、以下のとおり概要をお知らせいたします

1.趣旨
 ソマリア沖・アデン湾における海賊事案の発生件数については、平成21年から平成23年まで年間200件以上発生していましたが、平成24年以降減少し、昨年は0件となりました。これは、自衛隊を含む各国部隊による海賊対処活動、船舶の自衛措置、民間武装警備員による乗船警備といった国際社会による継続的な取組の成果の現れに他なりません。
 他方で、海賊を生み出す根本的な原因であるソマリア国内の貧困等は未だ解決しておらず、海賊による脅威は引き続き存在していることから、国際社会がその取組みを弱めれば、海賊の活動が再び活発化する恐れがあります。
 また、各国部隊も引き続きソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動を実施しており、我が国としても、極めて重要な海上交通路であるソマリア沖・アデン湾における航行の安全確保に万全を期するとともに、国際社会の平和と安定に引き続き貢献していくことが重要です。
 このような状況を踏まえ、新たな海賊対処要項を作成し、海賊対処行動を1年間継続することとしました。

2.現行の海賊対処要項からの変更点
 当面の間、自衛隊による海賊対処行動を継続しなければならないことが見込まれるため、海賊対処行動を命ずる期間を平成28年7月24日から平成29年7月23日までの1年間としています。なお、その他の記載は変更していません。


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