第3回アジア太平洋地域における共通の安全保障課題に関する防衛当局高級事務レベル会合の開催について

平成23年9月28日
防衛省

○ 9月28日(水)、東京において防衛省の主催により「第3回アジア太平洋地域における共通の安全保障課題に関する防衛当局高級事務レベル会合」が開催された。

○ 我が国からは、中江公人防衛事務次官が参加して、議長を務め、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム及びASEAN事務局の次官クラス等が参加した。

○ 今回の会合においては、出席者の間で、海上安全保障強化への地域における取組と非伝統的安全保障分野を中心としたキャパシティ・ビルディング支援といった、地域の共通の安全保障上の課題について率直かつ建設的な意見交換を行った。

○ 海上安全保障強化への地域における取組については、主に以下の議論があった。
・海賊対処に関し、海賊に関する情報収集・共有を含めた、国際社会及び地域レベルでの密接な協力が必要。
・南シナ海をめぐる問題に関し、「南シナ海行動宣言履行のための行動指針」を歓迎するとともに、「南シナ海行動規範」の策定が必要。
航行の自由を含む、国際法の解釈についての共通の理解が重要であり、南シナ海をめぐる問題の解決には、ADMMプラスやEAS等の多国間枠組みの活用、日本をはじめとしたASEAN域外国との協力が必要。

○ 非伝統的安全保障分野を中心としたキャパシティ・ビルディングについては、主に以下の議論があった。
・人道支援・災害救援の分野に加え、地雷・不発弾処理、防衛医学、PKOに関するキャパシティ・ビルディングが必要。
・非伝統的安全保障分野のキャパシティ・ビルディングにおける日本の役割に強く期待。

○ また、東日本大震災について、各国からのお見舞いの言葉と共に、自衛隊の対応への評価が表明された。

(以上)


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