(株)首藤バルブ製作所による潜水艦用製品の材料検査成績書のねつ造等について

平成23年1月11日
防衛省

 平成22年6月に外部より防衛省に対し、防衛省の契約相手方である潜水艦建造企業及び複数の潜水艦用ぎ装品製造企業(以下「発注元」という。)へ潜水艦に使用される配管用の弁や継手等の鋳造製品を納入している(株)首藤バルブ製作所(本社:大阪市。以下「首藤バルブ」という。)が、材料検査成績書のねつ造等を行っているとの情報提供があったため、潜水艦建造企業へ調査を依頼したところ、8月末に首藤バルブがねつ造を認めたことから、潜水艦建造企業と協力し、本件の調査を進めておりました。

 今般、潜水艦建造企業から報告された、ねつ造等の全容(※1)と対象製品の安全性に関する調査結果を受けて、防衛省として対象製品の安全性に問題がないことを確認(※2)しております。
 また、同報告を踏まえ防衛省が首藤バルブに聴取したところ、首藤バルブが事実関係を認め、ねつ造等の不正行為が確認されたことから、首藤バルブに対し本日より3ヶ月間の指名停止措置をとることといたしました。
 さらに、不正行為のあった製品が潜水艦に使用されていた事実を踏まえ、今後、この様なことがないよう調達管理の充実を図ることについて、潜水艦建造企業に注意喚起いたしました。

(※1)首藤バルブは、発注元へ納入した潜水艦用の鋳造製品について、材料の化学成分や機械的性質を証明する材料検査成績書をねつ造し、また、発注元の要求と異なる材料を一部使用していた。
(※2)対象製品の使用材料の強度が十分であること、当該不正行為以外の製造工程は適切であり対象製品は耐圧検査等に合格していること、また、就役艦の長年にわたる使用において不具合が生じていないことから安全性に問題はないことを確認した。


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