平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震の対応について(17時00分現在)

平成20年6月19日

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。

1 一般状況

 6月14日、地震が発生し、岩手県内陸南部において震度6強の地震が発生したため、岩手県知事より第9特科連隊長に、宮城県知事より第6師団長にそれぞれ災害派遣要請があった。

2 自衛隊の対応状況

(1)活動部隊
陸自:第2対戦車ヘリ隊(八戸)、東北方面航空隊(霞目)、第9偵察隊(弘前)、第6偵察隊(大和)、第22普通科連隊(多賀城)、第6戦車大隊(大和)、第2施設団(船岡)、第9特科連隊(岩手)、第9飛行隊(八戸)、第6飛行隊(神町)、第9戦車大隊(岩手)、第9高射特科大隊(岩手)、第20普通科連隊(神町)、第346施設中隊(岩手)、第6後方支援連隊(神町)第6施設大隊(神町)、第44普通科連隊(福島)、第2施設団(船岡)、東北方面衛生隊(仙台)、第1ヘリコプター団(木更津)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、東部方面航空隊(立川)
海自:第2航空群(八戸)、第21航空群(館山)、第4航空群、(厚木)、徳島教育航空群(徳島)
空自:第7航空団(百里)、第3航空団(三沢)、空自新潟救難隊(新潟)、松島救難隊(松島)、偵察航空隊(百里)、秋田救難隊(秋田)

(2)派遣規模
[14日] 人員:約1570名、車両:約300両、航空機:58機
[15日] 人員:約1840名、車両:約450両、航空機:54機
[16日] 人員:約1920名、車両:約460両、航空機:51機
[17日] 人員:約2130名、車両:約500両、航空機:72機
[18日] 人員:約1610名、車両:約450両、航空機:51機

(3)主な活動状況
【14日】
0859以降 人員×約360名、車両×90両、航空機×23機が進出し、じ後、活動を実施。
1050 岩手県知事より第9特科連隊長に災害派遣要請。
1100 宮城県知事より第6師団長に災害派遣要請。
【15日】
0700以降 海自UC−90×1機による国土地理院への航空測量支援を実施。
1300 空自RF−4×1機が離陸。じ後、情報収集活動を実施。
【18日】
0800 内閣総理大臣の現地視察(陸自EC−225LP×1機)。 

(1)政府調査団
【14日】内閣府防災大臣を長とする政府調査団を防衛省A棟ヘリポートから岩手県一関市まで空輸。じ後、上空から岩手県一関市(矢櫃ダム)の被害現場の調査を実施。
【15日】宮城県栗原市瀬峰飛行場を離陸。じ後、国道398号線沿い、駒ノ湯温泉近辺等の被害状況の調査を実施。

(2)人命救助活動
ア 栗原市駒ノ湯
【14日】
部隊:陸自第6飛行隊(神町)、陸自第22普通科連隊(多賀城)
規模:UH−1×1機、CH−47×2機、人員273名
【15日】
部隊:陸自第22普通科連隊(多賀城)
規模:人員127名
【16日】
規模:人員212名
状況:1名収容
【17日】
部隊:陸自44普通科連隊(福島)
規模:人員342名
【18日】
規模:人員343名
状況:1名収容

イ 栗原市イワカガミ平登山口「活動終了」
【14日】
部隊:陸自東北方面航空隊(霞目)
規模:UH−1×1機
状況:26名救助

ウ 岩手奥州市ツブ沼キャンプ場(バス転落)「活動終了」
【14日】
部隊:空自松島救難隊(松島)、空自秋田救難隊(秋田)
規模:UH−60J×4機、U−125×2機
状況:17名救助

エ 湯浜温泉南2q道路(湯浜地区)「活動終了」
【14日】
部隊:陸自第6飛行隊(神町)、陸自第6戦車大隊(大和)
規模:UH−1×1機、人員70名
状況:1名救助

オ 真湯地区(真湯温泉花山湖北10q)「活動終了」
【14日】
部隊:陸自東北方面航空隊(霞目)
規模:UH−1×1機
状況:4名救助

カ 一関市祭畤(健康の森)、祭畤大橋「活動終了」
【14日】
部隊:陸自第9飛行隊(八戸)
規模:UH−1×5機
状況:66名救助

キ ハイルザーム栗駒(宿泊施設)「活動終了」
【14日】
部隊:陸自東北方面航空隊(霞目)
規模:UH−1×2機
状況:22名救助

ク 温湯温泉(温湯山荘)「活動終了」
【14日】
部隊:陸自東北方面航空隊(霞目)
規模:UH−1×5機
状況:20名救助

ケ 行者の滝における行方不明者捜索
【15日〜16日】
部隊:陸自第22普通科連隊(多賀城)
規模:人員89名
【17日〜】
部隊:陸自第44普通科連隊(福島)
規模:人員49名

コ 白糸の滝つり橋における行方不明者捜索
【15日】
部隊:陸自第6戦車大隊(大和)
規模:人員30名
【16日】
部隊:陸自第6戦車大隊(大和)、陸自第6飛行隊(神町)
規模:人員5名、UH−1×2機

サ 花山(坂ノ下)地区における孤立者救助「活動終了」
【15日】
部隊:陸自第6戦車大隊(大和)
規模:人員89名
状況:113名救助

シ 山脈(やまなみ)ハウスにおける孤立者救助「活動終了」
【15日】
部隊:陸自第22普通科連隊(多賀城)
規模:人員101名

ス 温湯温泉における孤立者救助「活動終了」
【15日】
部隊:空自松島救難隊(松島)
規模:UH−60J×2、U−125×1
状況:30名救助

セ 花山本沢水無における行方不明者捜索
【14日〜16日】
部隊:陸自第20普通科連隊(神町)、陸自第6戦車大隊(大和)
規模:人員180名
【17日】
規模:人員80名
【18日】
規模:人員91名

ソ 栗駒公園線(柳沢地区)における行方不明者捜索
【16日】
部隊:陸自第22普通科連隊(多賀城)
規模:人員60名
【17日〜】
部隊:陸自第44普通科連隊(福島)
規模:人員34名

タ 栗駒山における行方不明者捜索
【16日〜】
部隊:陸自東北方面航空隊(霞目)第2対戦車ヘリ隊(八戸)
規模:AH−1×1、OH−1×1

(3)道路啓開
ア 県道37号線「活動中止」
【14日〜15日】
部隊:陸自第346施設中隊(岩手)、第9特科連隊(岩手)
規模:人員20名、重機×2両、車両×4両

イ 栗駒ダム地区
【15〜16日】
部隊:陸自第6施設大隊(神町)
規模:人員70名、重機×4両
【17日〜】
部隊:陸自第2施設団(船岡)
規模:人員25名、重機×5両

ウ 本沢地区
【15日〜16日】
部隊:陸自第6施設大隊(神町)
規模:人員39名、重機×3両
【17日〜】
部隊:陸自第2施設団(船岡)
規模:人員27名、重機×3両

エ 黒滝温泉(のり面破壊防止)「活動終了」
【16日】
部隊:陸自第346施設中隊(岩手)、第9特科連隊(岩手)
規模:人員21名、重機×1両、車両×2両

オ 衣川村地区
【17日〜】
部隊:陸自第346施設中隊(岩手)、第9特科連隊(岩手)
規模:人員20名、重機×1両、車両×2両

(4)給水支援(延べ約91トン)
ア 奥州市内(7箇所)
【14日】給水量:約 1トン
【15日】給水量:約10トン
【16日】給水量:約13トン
【17日】給水量:約26トン
【18日】給水量:約23トン

イ 栗原市花山地区(シャクナゲセンター)
【17日】給水量:約 6トン
【18日】給水量:約 9トン

(5)入浴支援(延べ約890名)
ア 奥州市(南股地区センター)
【16日】入浴者数:約130名
【17日】入浴者数:約 80名
【18日】入浴者数:約210名

イ 栗原市(みちのく伝創館、藍の館、シャクナゲセンター)
【15日】入浴者数:約 50名
【16日】入浴者数:約100名
【17日】入浴者数:約 90名
【18日】入浴者数:約222名

(6)給食支援(延べ約1030食)
支援箇所:栗原市(シャクナゲセンター、みちのく伝創館)
【17日】給食数:約400食
【18日】給食数:約630食

(7)医療支援
【18日】
診療者数:1名

(8)土砂崩れダム対策
【19日】
土砂ダム対策に伴う発電機(部外)×4台を瑞泉閣ヘリポートから市野々原にヘリで輸送。


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