F−2航空機の事故調査について

平成19年11月15日

 10月31日に愛知県名古屋飛行場内で発生したF−2航空機の落下炎上事故に関し、事故調査委員会の現在までの調査により、

(1) フライトデータレコーダーの記録を解析したところ、パイロットの操舵に対し、機体が正常に追従していない

(2) 飛行制御に係る装置類及び機体配線を調査したところ、装置類は正常に機能していたが、機体の姿勢変化を検知するピッチ・レート・ジャイロ(機首上下方向)とロール・レート・ジャイロ(横回転方向)の配線が逆に接続されていた ことが判明しました。

 このため、離陸時にパイロットが行った機首上下の操舵に伴う機体の動作を、飛行制御コンピュータが機体の上下変化として認識できなくなり、水平尾翼が異常な舵角で上下したために、落下炎上に至ったことが明らかになりました。
 今後は、配線の接続が逆になった原因を中心に細部調査を進めていくこととしています。
 なお、今回の事故を踏まえて一時的に見合わせていた部隊におけるF−2航空機による飛行については、配線取付位置の再確認、及び本事故に関する必要な教育等を実施した上で、逐次実施させることとしております。


御意見御要望
お知らせ一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊