次期固定翼哨戒機及び次期輸送機の不具合等について
平成19年7月30日

1  現在行っている次期固定翼哨戒機(P−X)及び次期輸送機(C−X)の静強度試験中に、以下のような不具合事象が発生しました。

(1)水平尾翼の変形
 本年5月に実施したP−Xの静強度試験において、水平尾翼に荷重を加えたところ、水平尾翼の一部等に変形が発生。検討の結果、この変形はC−Xの水平尾翼にも起こり得ることが判明。
(2)主脚及び胴体の変形等
 本年7月、C−Xの静強度試験において、主脚に荷重を加えたところ、主脚及びその付近の胴体構造の一部に変形及び接触が発生。
(3)与圧構造のひび等
 本年7月、P−Xの静強度試験において、胴体に与圧荷重を加えたところ、胴体の床構造の一部にひび、変形が発生。

2 このように、強度に関する不具合事象が複数発生していることから、技術研究本部及び試作担当会社による専門チームを立ち上げ、構造設計の再確認を行っています。

3 これらの事象を踏まえたP−X及びC−Xの開発日程への影響については、確定的なことは上記の再確認の結果を待たなければなりませんが、現時点での見積もりでは、P−Xの初飛行については、若干の遅れはあるものの、当初の予定通り9月中に実施可能、C−Xの初飛行については、早くとも12月頃になる見通しです。


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