防衛大臣臨時記者会見概要 平成29年8月18日(05時27分〜05時34分)(日本時間)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:防衛大臣会談の関係についてお伺いします。

A:先ほど、マティス国防長官と日米防衛大臣会談を行いました。会談では、北朝鮮の問題について意見交換をし、私から、今は圧力を強化すべき時であること、今後とも米軍と連携してあらゆる事態に万全を期すため必要な措置を講じていく旨発言をしました。そして、北朝鮮への対応については、日米の緊密な意思疎通と連携が不可欠であることを確認し、北朝鮮への圧力を一層強化していくこと、そして防衛態勢と能力の向上に取組むことで一致をいたしました。マティス長官との間では、厳しさをます安全保障環境を踏まえ、日米双方が能力向上に取組むとともに、ガイドラインの実効性確保の取組みを進め、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことで一致をいたしました。私自身、本日午前の「2+2」と併せて、一連の会談を通じ、マティス長官との間で信頼関係を築くことができたと思っております。今後とも、日米同盟を一層強固なものにするため、マティス長官との信頼関係をさらに深めながら、緊密に連携・協力していきたいと思っております。

Q:イージス・アショアを防衛省が導入するという報道もありますけれど、そういったことについてはマティス長官と話をされたのでしょうか。

A:イージス・アショア等今回の新しいミサイル防衛のアセットについては、米側の協力が必要になります。当然、このような新たなアセットについての協力についても、要請をいたし、先方からの協力を取り付けることができたと思っております。

Q:イージス・アショアを中心に進めて行きたいということに対して、マティス氏も前向きな反応を示されたということでよろしいでしょうか。

A:私どもはそう理解しております。

Q:オスプレイの関係はお話をされたでしょうか。

A:それは事故の問題等のことでございますでしょうか。オスプレイの問題については、「2+2」の議題の中で、明確に議論をさせていただきました。特に、沖縄の皆さんの気持ちを考えれば、その飛行の安全の確保、これは大変重要だということ、これは日米4大臣がそれぞれ共通の認識を持っていることだと思っております。

Q:先ほど、「2+2」の後の会見でもおっしゃられましたが、防衛大綱・中期防の見直しについても相手側に伝えたとおっしゃられましたが、どのような文脈で、目的等何か先方に伝えて、向こうからどういう反応があったのかということをお聞かせください。

A:これは、前の大綱を作ったときと比べて、例えば、ガイドライン、あるいは最近の北朝鮮の弾道ミサイル能力の向上、平和安全法制、様々な新しい安全保障上の政策や環境の変化がありました。そういうことに合わせて私どもとしては不断に見直しをしていく中で、防衛大綱についても議論していきたいというお話をさせていただきました。

Q:オスプレイに関連してなのですけれど、「2+2」の場で、今後の調達配備の計画についての言及があったかどうかとういうこと、また、一部報道で佐賀空港への配備の予算計上を見送るという報道がありますが、この事実関係はいかがでしょうか。

A:まず、オスプレイについては、すでに日本側が導入することを決まっていますので、特に導入についての議論はありません。佐賀の予算の問題ですが、報道については承知をしておりますが、御指摘の記事にあるような、政府は2018年度予算の概算要求で、陸上自衛隊の新型輸送機オスプレイを佐賀空港に配備するための経費を見送るとの決定を行ったとの事実はございません。防衛省としては、佐賀空港西側に新たに駐屯地を開設するための施設整備関連経費として、平成29年度予算に約30億円を計上しており、現時点で確定したわけではありませんが、引き続き、30年度概算要求においても、施設整備関連経費を計上する方向で調整をしております。

Q:イージス・アショアの関係ですが、省を中心としたアセットを導入するという話をマティス長官にお話されて、マティス長官からは具体的にどのような発言があったのでしょうか。

A:詳細は差し控えますが、マティス長官もイージス・アショアを含めた、中心としたミサイル防衛の必要性というのは、よく理解をしていただいておりますし、今の日本が置かれている安全保障上の状況を見れば、米側としてもしっかり協力するという、そういう姿勢を示していただいたものだと思っております。

Q:先ほどの質問に関連するのですが、防衛大綱の不断の見直しを米側にされたというところの確認で、マティス長官の方からは、それを歓迎する意向というか、否定的な考えはなかったということでよろしいでしょうか。

A:そうですね。むしろそういう不断の見直しというのは、日米ともにガイドラインを策定したり、平和安全法制で新たな任務の問題はあります。そういうことを合わせながら不断の検討をしていくということは、これは必要なことだと米側も理解しているのだと思います。

Q:イージス・アショアの話に戻って恐縮ですが、大臣からどういう文脈でイージス・アショアの話をされたか御紹介していただければと思うのですが。

A:今、北朝鮮が弾道ミサイルで新たな技術開発なり、日本だけではなく、米側にも脅威ということになっています。その中で、新たなアセットでしっかりとミサイル防衛をする必要があるという文脈の中で、日本としては、イージス・アショアを中心とした新たなアセットが必要であり、米側との協力を要請したいというこの中で、先方からの歓迎する意向が示されたと思っております。

Q:役割・任務・能力の見直しについてですけれども、役割の見直しというのは、盾と矛の関係まで及ぶようなものを含めて言及されているのでしょうか。

A:現時点で、私どもとしては従来から専守防衛の中で、盾の役割、これを万全にするという中で、今回、イージス・アショアを中心としたという防衛力整備の新たな方向ということになったんだと思います。

以上


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