防衛大臣記者会見概要 平成29年8月15日(11時15分〜11時20分)

1 発表事項

 8月17日午後、日米「2+2」会合による訪米の機会に私とマティス国防長官との間で、日米防衛相会談を実施することで米側と調整が整いましたので御報告いたします。今回が初めてとなりますマティス国防長官との会談では現下の北朝鮮情勢を始め、地域の情勢について意見交換をするとともに、日米同盟の抑止力・対処力の強化など、日米同盟の諸課題について率直な意見交換を行い、日米同盟を更に確固たるものにしていきたいと考えております。

2 質疑応答

Q:今の2つに関連して、「2+2」あるいはマティス国防長官との会談で日本側としてどのような意見を表明されることをお考えでしょうか。

A:2年ぶりの「2+2」ということになりますし、安全保障環境が大変厳しい状況にあります。この状況認識と直面する課題としては、北朝鮮の問題、南シナ海の問題といった幅広いテーマで意見交換をする中で、日米の同盟強化を更に強めていきたいと考えております。

Q:PAC−3を中国・四国地方に展開しています。この展開の終了のめどについてどのようにお考えでしょうか。

A:まだ北朝鮮の今回のグアムへの4発のミサイル発射ということについて、現在でも私どもは緊張して対応する、そういう事態にあると認識をしております。展開の変更についての状況は変わっていないと思います。

Q:アメリカのトランプ大統領が「炎と怒りに直面する」と激しい言葉を使って北朝鮮問題について言及しておりますが、アメリカが軍事行動に至った場合にどのようなことをなさる準備があるのかということと、これまでのオバマ政権とアプローチが違うと思うのですが、日本はどのように対応するべきとお考えでしょうか。

A:トランプ大統領が北朝鮮に対して様々な発言をしていますが、その中で対話についても触れていらっしゃると思いますし、先般報道でも出ておりますが、マティス国防長官とティラーソン国務長官の共同の書簡においては圧力と対話の両面が書かれた内容だと理解をしております。私としては、この問題が対話による決着がつくのが最も望ましいと思っております。また、日本の対応につきましては、その都度、日米でしっかり協議をして進めて行きたいと考えております。

Q:今朝、北朝鮮の国営メディアは「アメリカの行動をもう少し見守りたい」という表現をしておりまして、軟化したという見方もありますけれども、これに対してはどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

A:アメリカと北朝鮮との間の議論が出ておりますが、日本としましてはグアムへのミサイル以外にも、例えばSLBMを含め様々な問題も日本は直面している状況だと思いますので、しっかり警戒・監視を強めることには変わりはないと思っております。

Q:一部報道で、現職の閣僚を含めて中国語の迷惑メールが送られているという報道があるのですが、小野寺大臣のところにはそういったメールは来ていらっしゃいますでしょうか。

A:私はデジタルに疎いものですから、事務所に来ているか防衛省に来ているかは分かりません。今のところそういう報告は受けておりません。

Q:オスプレイの北海道訓練の関連ですが、今朝、米国の国防総省で報道官が、今後、1週間から2週間の間に飛行させるという言明があったのですが、防衛省側の認識としてはいかがでしょうか。

A:その報道については、承知しておりません。いずれにしても、日米間で協議をしている最中だということです。

Q:日付に関しては引き続き決まっていない、若しくは検討中でしょうか。

A:いずれにしましても、日米で調整中であります。

Q:日米「2+2」でイージスアショアやTHAADなど具体的なアセットに言及して、MDの強化策について議論をするお考えはありますでしょうか。

A:まだ議題については予断を持ってお話しすることはできませんが、いずれにしても日米の同盟強化につながるものについては議論をしていきたいと思います。

Q:大臣が自民党時代に仰っていた敵基地攻撃能力についてもアメリカ側と何か協議、議題にしたりと考えておられますでしょうか。

A:総理の発言の中で、現時点では検討しないとお話がございました。いずれ総理と相談しながら日米同盟強化のための議論をしていきたいと思います。

以上


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