防衛大臣記者会見概要 平成29年7月4日(11時00分〜11時08分)

1 発表事項

 本日9時39分頃、北朝鮮西岸より、弾道ミサイルが発射され、約40分間飛翔し、わが国の排他的経済水域内に落下した模様でございます。これを受け、防衛大臣としては、「引き続き情報収集・警戒監視に万全を期せ」との指示を出しました。防衛副大臣の下で関係幹部会議を開催する等、対応に万全を期しているところでございます。防衛省・自衛隊としては、引き続き大臣指示に基づき、情報の収集・分析及び警戒監視に全力をあげるとともに、今後、追加して公表すべき情報を入手した場合には速やかに発表することといたしております。

2 質疑応答

Q:ミサイルは何発発射されたのか、落下位置はどこだったのかというのは具体的に分かりますでしょうか。

A:今、正確な分析をしているところでございます。その分析をいたしました上で、再度、皆様方にもお知らせをしたいと考えております。

Q:今年11回目の発射となりますが、そういった状況をどのように分析していますでしょうか。

A:昨年は核実験2回、20発以上の弾道ミサイル、そして、今年に入ってからも10発以上のミサイルを発射しております。そういった北朝鮮の国際社会からの非難、そして、懸念に関わらず、わが国、更にこの地域の平和と安定を覆す危険な行動に出ていることについて、断固として許すことはできません。国際社会と協力して、しっかりと抗議をしてまいりたいと考えております。

Q:安倍総理大臣はさきほどの会見で、更に脅威は増したと発言をしたのですが、これは具体的にはどういうことなのでしょうか。

A:昨年来、新たな段階に入っている脅威、そして、北朝鮮の累次の発言、更には、そういったミサイル技術向上とともに、発射を続けていることに対する国際社会の抗議や国連の決議に違反をして、そういった行動を全く改めない、そういう点については、非常に懸念をしているということでございます。そして、強く抗議をしているということでございます。

Q:新たな段階から、更に増したということなのでしょうか。

A:総理がどのような発言をどのような文脈でされたのか、まだ、私はしっかりとは確認をいたしておりませんので、これ以上の発言は控えたいと思いますが、いずれにいたしましても、昨年来の北朝鮮の核実験、更には、ミサイル、発言等々を勘案して、断固として許しがたいと考えております。

Q:今回、40分間飛翔したということですが、これは、高度はどれくらいなのでしょうか。

A:そういった点、非常に精査しているところでございますので、更に正確な情報を皆様方にもお伝えしたいと考えております。

Q:前回と同じ程度の高さ、2000キロを超える高さになっている可能性があるということですか。

A:その点について分析中です。

Q:ロフテッド軌道の可能性というのはあるのでしょうか。

A:その点、分析中です。また、正確な情報の下でしっかりと皆様方にも新たな情報が得られ次第、お話をしたいと思います。

Q:今回の北朝鮮の発射をしたタイミングからして、北朝鮮の意図というのはどの辺りにあるとお考えでしょうか。

A:確定的に意図を申し上げることは適切ではないとは思いますけれども、もちろん累次にわたって、技術を伸ばすということをしていることの、北朝鮮が技術を伸ばすということの一環とも考えられますし、G20の直前でもありますし、また、今日は米国の独立記念日でもあります。様々な要因が考えられますけれども、しかし、いかなる要因も決して正当化されるものではなく、断固として許しがたいということでございます。

Q:関連して、「日米2プラス2」が開かれる場合は、連携を確認する場になると思うのですが、今の調整状況いかがでしょうか。

A:現在調整中です。

Q:都議選のことで、昨日広島でもコメントいただいておりますが、とても大臣の気持ちの入ったコメントとは感じませんでした。安倍総理は深く反省しなければならないということを言っております。そういった中で、大臣としては、今回の都議選をどう受け止めて、率直に御自身の発言のこともあると思います。どう分析されているのでしょうか。

A:大変厳しい結果について、厳粛に受け止めております。

Q:厳粛というのは、ちょっと失礼ですけれども、非常に客観的というか、感情がこもっていないような印象を受けてしまうのですけれども、これは責任を感じているというふうに理解していいのでしょうか。

A:大変厳しい結果になったことに関して、私自身、厳粛に受け止めているということでございます。

Q:都議選ですけれども、安倍総理が自民党を挙げた選挙になりまして、こういった大敗という結果になりましたけれども、党並びに総理なり、二階幹事長なりに対する御言葉って何かございますか。

A:大変厳しい結果になったことについて、私自身、厳粛に受け止めているということでございます。

Q:総理が秋葉原の演説の中で、総理に批判的な声を出している聴衆の声を、総理の演説を聞いている人たちに対して、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」、総理大臣として、国民の安心・安全を求める総理大臣が演説の場で批判的な声に対して、そういった発言をしています。これは適切な発言なのでしょうか。

A:いずれにいたしましても、今回の都議選の結果に関して、厳粛に受け止めているということに尽きると思います。

Q:今回の都議選の結果を受けて、自民党の中からも大臣の責任を問う声も公然と出始めていますが、こういった声にはどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

A:大変厳しい結果について、厳粛に受け止めた上で、私自身、防衛大臣として、やるべきこと、なすべきこと、しっかりとやっていきたいと考えています。

以上


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