防衛大臣記者会見概要 平成29年6月6日(09時14分〜09時21分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:週末、土日のシャングリラから2日経ちましたけれども、改めて今回のシャングリラ会合全体を通じて得た成果、受け止めについてお願いします。

A:2日間という短い期間ではありましたが、その間において私から「ルールに基づく地域秩序の擁護」をテーマにスピーチを行いました。また、日米豪そして日米韓、更には米国、韓国、シンガポール、フランス、マレーシア及びニュージーランドの各国防相と2国間の会談をすることができました。北朝鮮の核・ミサイル開発が脅威となっている中で、会談の中、また、各国が集まる機会に、しっかりと北朝鮮の核・ミサイルの開発、北朝鮮の脅威が新たな段階に入っていること、そしてそれが地域だけではなくて、世界全体に対する脅威であるということ、そして東シナ海・南シナ海の問題について、一方的な現状変更を許すのではなくて、そこに「法の支配」、そしてルールに基づく平和と安定を築くべきだというようなわが国の考え方を発信することもできましたし、またそうした北朝鮮の脅威や、その一方的な現状変更を許すべきでないということについて、共通の認識を共有することができました。また、団結とそのための協力を呼びかけることができたというふうに思っております。日米豪の防衛相会合では、3ヶ国での共同訓練を拡充・深化し、更なる訓練機会の拡大を模索し、能力構築支援の分野でもしっかり連携を取っていくことで一致をいたしました。また、日米韓防衛相会談では、ミサイル警戒訓練、対潜戦訓練、海上阻止訓練など、近年の共同訓練の取組みについて進展を評価し、今後も実施していく方向性を確認するなど、防衛協力の強化などについても建設的な議論を行うことができ、大きな成果を収めることができたというふうに考えております。シャングリラ会合は初めての出席でありましたけども、各国の防衛相が一堂に会して、わが国を取り巻く安全保障環境について意見交換をし、そしてわが国の考えた方を国際社会に発信をし、非常に有意義な機会であったと思います。

Q:昨日、安倍総理大臣が国会で北朝鮮に対する日米の行動として「具体的な行動」、空母2隻との共同訓練をあげられました。その他に「具体的な行動」としてはどのようなものがあげられるのでしょうか。

A:総理のご答弁、私も常に記者会見でも言っておりますけども、空母2隻との共同訓練の目的自体は自衛隊の能力を高めるものであって、米軍との連携強化を図るものであると。そして、その効果が北朝鮮の脅威を抑止するために、日米が防衛態勢と能力の向上を図るという趣旨に沿っていると。そういうことを総理も、「具体的な行動」の一環であると説明されたということだと思います。そして、どのような「具体的な行動」が考えられるかという御質問ですが、それはわが方の手の内を明かすことになりますし、様々な会談の中でも意見交換をいたしましたが、具体的なことについては言及するのは避けたいと思います。

Q:それは、今後早期の開催が調整されている「日米2+2」でも話し合われることなのでしょうか。

A:やはり、今のこういった状況の中でしっかりと「具体的な行動」をとっていくことはG7の中で、首脳間で決められたわけですから、その内容についても課題として話し合っていくことでございます。

Q:宮古島への陸上自衛隊の配備計画ですが、月内に用地買収、8月に着工という報道がありますが、作業の進捗状況をお願いします。

A:この配備に関しては、平成27年5月11日に当時の左藤副大臣から宮古島市長に対して、自衛隊警備部隊等の配置とその配置先候補として、「大福牧場」及び「千代田カントリークラブ」の2ヶ所を要請しました。平成28年6月に宮古島市長は市議会において、宮古島への配置を了承し、「大福牧場」での建設は認めないと発言されました。平成28年9月に若宮副大臣から下地市長に対して「大福牧場」では整備をしない、「千代田カントリークラブ」での施設配置案について説明を行いました。現在、「千代田カントリークラブ」については、部隊配備に関する周辺環境への配慮についての環境調査など、用地取得や施設整備に向けた手続きを進めているところでございます。お尋ねの「千代田カントリークラブ」の用地取得については、相手方の関係もあるので、具体的な時期をお答えすることは困難ですし、工事の着手時期や完成時期についても決まったものはないということでございます。いずれにせよ、御地元の皆様の意見を聞きながら、御理解・御協力をいただけるよう、丁寧に進めていきたいというふうに思っております。

Q:先ほどの質問で確認なのですけれども、「具体的な行動」についてこの会談の中でも話し合われたというのは、シャングリラの日米防衛相会談の中でということですか。

A:日米防衛相会談の中でも、明示的にというよりも、しっかりその点についても意見交換はしているということでございます。

以上


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