防衛大臣臨時記者会見概要 平成29年6月3日(19時27分〜19時33分)(日本時間)

1 発表事項

 先ほど、約20分に渡り、シンガポールのウン・エンヘン国防大臣と会談を行いました。私から、シャングリラ会合開催のための努力に敬意を表するとともに、自衛隊の艦艇等によるシンガポールへの寄港に対して支援をいただいていることへの感謝を申し上げたところです。また、ウン大臣との間で、防衛協力・交流について意見交換を行い、ハイレベル交流、海自艦艇の寄港、防大への留学生等の様々な分野における具体的な防衛協力・交流を通じて、引き続き関係の強化を図っていくことで一致をしたところです。また、私から、北朝鮮情勢や南シナ海・東シナ海の状況について懸念を表し、ウン大臣との間で「法の支配」の重要性を確認しつつ、地域の諸課題に連携して対処していくということで一致をしたところです。その後、約20分間に渡り、先月就任されたフランスのグラール軍事大臣と初めて防衛相会談を行い、日仏防衛協力・交流及び地域情勢について意見交換をいたしました。会談において、私から、フランスがこの地域で目に見えるプレゼンスを示すことを歓迎をしたことに対して、グラール大臣からも、フランスは太平洋国家として、安全保障分野においてこの地域への関与を継続していくということを述べられました。また、先月のフランス軍艦艇の訪日の際に、日本海周辺及びグアムで日仏英米の四ヶ国による共同訓練が実施されたことを歓迎するとともに、共同訓練や、防衛装備・技術協力をはじめとする防衛協力・交流を一層強化するということで一致をしたところであります。更に、グラール大臣との間で、「法の支配」に基づく国際秩序の維持のため、引き続き緊密に連携することを確認いたしました。

2 質疑応答

Q:グラール大臣との間では、北朝鮮に対する具体的なやり取りは無かったのでしょうか。

A:北朝鮮に関しては、ランチの席でもかなり私からもまた、韓国の大臣からも話をしたり、質問を受けたりをしたところでありました。それについてグラール大臣からは、非常に北朝鮮の情勢について、良く認識をしたと。そして、できることをやっていきたいというような話はありました。

Q:今日の会談はこれにて終了となりますけれども、振り返って成果だったり、どういうことを感じになられたかお願いします。

A:今日、日米豪、日米、日米韓、日韓、日仏及び日シンガポールと防衛相会談を行い、また昼食会と、まだこれから大統領府での昼食会もありますけれども、やはりランチの時も含めて今も申し上げましたように、北朝鮮の状況、そしてその脅威が地域だけにとどまらず、世界全体に対する脅威になっていることなど、しっかりと認識を共有することができたというふうに思っています。

Q:グラール大統領との間で、日本とフランスのACSAについての話題はありましたでしょうか。

A:今日、この会談の中での、具体的な言及はなかったですけれども、本年1月の日仏外務・防衛閣僚会合「2+2」でその交渉開始が確認されたということでございます。

Q:今日、一日を通じて、中国の何雷(カ・ライ)軍事科学院副院長が接触してきたことはあるのでしょうか。

A:今のところありません。

Q:今回の日仏防衛相会談では、北朝鮮の話は出なかったのですか。

A:グラール大臣の方から昼食の時に北朝鮮情勢について私が話したことについて触れられて、非常に認識が共有すると、そして、そのためにできることはフランスとしてもやっていきたいと、そういう話はありました。

Q:先ほど大臣はランチタイムのことを触れられましたけれども、午前中のセッションでもヨーロッパの国からも北朝鮮を非難する声が相次ぎましたが、一方で、今後実際に北朝鮮が行動を変えていくには更にどういったことが必要だと考えますか。

A:今日のような、ヨーロッパも含めて各国の防衛大臣が集まる会合において、しっかりと北朝鮮に対する脅威の認識を共通する、そしてそれが単にこの地域だけの問題ではなくて、世界全体の問題としてそれぞれの国が束ねて、その上でできることをそれぞれがやっていく、自分自身の脅威として対処していくということが非常に有意義だというふうに思います。

以上


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