防衛大臣臨時記者会見概要 平成29年6月3日(17時13分〜17時19分)(日本時間)

1 発表事項

 先程、マティス米国防長官、韓民求(ハン・ミング)韓国国防部長官と日米韓防衛相会談を実施し、北朝鮮を含む地域情勢及び日米韓防衛協力の進展について議論をしたところです。まず、北朝鮮に関して、昨今の北朝鮮の挑発活動に関して、認識を共有するとともに、北朝鮮の核・弾道ミサイル計画は地域及び世界の安全保障に対する喫緊の脅威であるという認識で一致をしたところです。また、海洋安全保障を含む地域の問題についても協議し、航行の自由、上空飛行の自由は保障されなければならず、紛争は平和的手段により解決されるべきであるということを再確認したところであります。次に、日米韓三ヶ国防衛協力については、これまでの日米韓三ヶ国の防衛協力、特に、ミサイル警戒訓練、対潜戦訓練、海上阻止訓練など、近年の共同訓練の取組みについて、進展を評価し、今後も実施していく方向性を確認しました。更に、日米韓三ヶ国は地域における共通の脅威に直面しているという認識を共有し、日米韓三ヶ国がより緊密に協力できるよう情報を共有し、更には共同訓練等を通じて、能力の強化を行っていくという方向性についても一致をしたとこでございます。防衛省としては、今の北朝鮮情勢も踏まえ、日米韓三ヶ国の協議を継続して、更に連携強化を強めてまいりたいと考えております。

2 質疑応答

Q:文在寅(ムン・ジェイン)政権に代わってから、こういった場での日米韓防衛相会談は初めてだと思いますが、そういったところの雰囲気を含めてどのような感じであったか、新政権になって北朝鮮に対して色々懸念されていた点もあったと思いますが、その辺りはいかがでしょうか。

A:新政権になって、日米韓の防衛相会談は初めてですが、北朝鮮情勢を考えると、日米韓の協力の重要性は高まっているという認識を三ヶ国とも、新政権になっても韓国も共有しているということを強く今日の会談で感じたところでございます。

Q:予定されていたのは1時間でしたが、1時間半に及ぶ会談になりました。何か、想定外のことがあったのでしょうか。

A:色々な課題について、マティス長官も韓民求(ハン・ミング)長官も、率直に意見を言われましたし、私自身も非常に前向きな、今の日米韓三ヶ国の状況に安住することなく、厳しさを増している状況のなかにおいて、更にしっかりと協力関係を強化していこうという、前向きな会談であったと思います。

Q:北朝鮮の状況は膠着しているように見えますが、何か糸口は大臣自身も掴めましたでしょうか。

A:厳しさは益々、無視できない、ここ数ヶ月の状況を見ても、北朝鮮の脅威は昨年から新たな段階に入っているという共通の認識の下に、この脅威というのは、単にこの地域だけの問題ではなく、全世界が共有すべきであるという認識の下で、多くの国が一致して発信し、更に安保理決議を順守させるように圧力をかけていくという共通認識を得ることができたということであります。

Q:朝鮮半島周辺には日米韓が軍事力を集結させている状況でありますが、この状況への評価というのは会談の中であったのかということと、今後の軍事力の強化策というのは具体的に何か話し合われたのでしょうか。

A:具体的な内容については控えますが、今行っている共同訓練は、まさしく、わが国自身の防衛力と自衛隊の能力強化のために行っていますが、同時にこの地域をしっかりと安定した平和なものに、そして、今日のスピーチのテーマであった、秩序の下における平和と繁栄、そして、この地域を守っていくという強い決意とその能力を示すという効果はあると思います。

以上


ご意見ご要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊