防衛大臣記者会見概要 平成29年3月21日(08時48分〜08時54分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:一昨日、北朝鮮が新型ロケットエンジンの地上燃焼実験に成功したと報じましたが、現在の分析状況と大臣の受け止めをお願いします。

A:19日の朝鮮中央放送は、北朝鮮が、金正恩党委員長の立ち合いのもと、新型の大出力エンジンの地上燃焼実験を行い、成功したと報じている旨、承知をいたしております。北朝鮮の軍事動向については、防衛省として重大な関心を持って平素から情報収集・分析に努めておりますが、個々の具体的な情報の内容や分析については、事柄の性質上、お答えは差し控えます。その上で申し上げれば、北朝鮮は、今回と同じ場所で、昨年4月に「新型大陸間弾道ロケット、ICBM」の地上噴射実験に成功した旨を、また、昨年9月に「新型衛星運搬ロケット用大出力エンジン」の地上燃焼実験に成功している旨を発表しております。また、本年1月1日の「新年の辞」では、大陸間弾道ロケット試験発射準備事業が最終段階に至った旨発表するなど、新型ICBMを含めた各種の弾道ミサイルの開発のための活動を継続していく姿勢を崩しておりません。こうした点も踏まえ、防衛省・自衛隊としては、引き続き、米国・韓国等とも緊密に連携しつつ、引き続き緊張感をもって北朝鮮の動向について必要な情報収集等に努めてまいりたいと考えております。

Q:今後のICBMの発射の可能性というのはどのように御覧になっているのでしょうか。

A:先ほども申し上げましたように、北朝鮮は、新型ICBMを含めた各種の弾道ミサイルの発射を含め、核・ミサイル開発のための活動を継続している姿勢を崩しておりません。そして、米韓連合演習に反発してきており、今後、さらなる挑発行動に出る可能性も考えられるということでございますので、引き続き、緊張感をもって情報収集等に努めてまいりたいと考えております。

Q:先日、投開票された鹿児島の西之表市長選のFCLPの移転に反対する候補が当選しました。FCLPの移転を今進めていると思いますが、影響はあるとお考えでしょうか。また、受け止めをお願いします。

A:個別の選挙結果について、コメントすることは差し控えたいというふうに思っております。そして、その上で、そこはしっかりと、まだ何か決まっているというわけではありませんけれども、検討していきたいというふうに考えております。そして、防衛省としては、空母艦載機着陸訓練施設の確保については、わが国の安全保障上の重要な課題であるというふうに認識しておりますので、できるだけ早期に実現できるよう、地元の皆さまの御意見に十分配慮しつつ、検討を進めていきたいというふうに思っております。

Q:ティラーソン国務長官が、アメリカの一部メディアに、北朝鮮の核とミサイルの開発がこのまま続けば、日本の核保有もあり得るような発言をされているのですけれども、今までのアメリカの発言とちょっとスタンスが変わるのですけれども、その受け止めをお願いします。

A:北朝鮮の、核・ミサイルの脅威というのは新たな段階に入っていると思います。従いまして、そのミサイル防衛に万全を尽くしていく、さらには、北朝鮮はスピード感がありますので、そういった面からもしっかりと対応していくことは重要であるというふうに考えておりますが、わが国のスタンスは、核なき世界の実現を目指しているわけでありますので、その方針に従ってミサイル防衛に万全を尽くすということに尽きるということでございます。

Q:特別防衛監察の件なのですけれども、中間報告のようなものを考えるというお考えだったと思うのですが、途中段階で何かしら早めに、その時の段階のものを出すということは最終的にどうされるのでしょうか。

A:非常に中立性、公正性、事実関係の徹底解明ということが重要だというふうに思います。その意味において、もうすでに特別防衛監察計画を承認して開始をしているところであります。そして、その際に国会での議論も踏まえて、できるだけ早く監察結果を報告するように指示をしております。ただ、国会の中で中間報告を求める要請もありますので、その点は適宜適切に何らかの報告をするということも検討してきたいと思っております。

Q:結果という、検討の結果は出ていないということですか。

A:まだ出ておりません。


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