防衛大臣臨時記者会見概要

平成29年1月13日(11時47分〜11時54分)(日本時間)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今日、アンダーセン空軍基地を訪れて、海兵隊のグアム移転事業やTHAADを視察されましたけれども、受け止めをお願いします。

A:実際にアンダーセン空軍基地を視察させていただいて、日米同盟における抑止力の維持、さらには安倍政権において最重要課題でもある沖縄の負担軽減のためのグアム移転という重要な取組みについて、実際に見ることができました。厳しさを増すわが国を取り巻く環境のもとで、グアムに展開している米太平洋軍の装備品をしっかり見ることもできましたし、それによって米国による拡大抑止への信頼というものを深めることができましたし、また、アジア太平洋地域の平和と安定に対する米国のコミットメントについての理解も深めることができました。また、THAADに関しては、北朝鮮の核・ミサイルの脅威は新たな段階に入っているというふうに思います。そのような中で、日本の取組み、ミサイル防衛態勢や新たなアセットの検討ということの一つとして、この目で見ることができて、有意義だったというふうに思います。

Q:THAADについてなのですが、今後、導入も含めた検討が始まっていくと思いますが、スケジュール感などありますでしょうか。

A:現段階でTHAADを導入するという具体的な計画はありませんけれども、先ほども申しましたように、新たなアセットの導入というのは、今、日本を取り巻く環境、新たな脅威の段階に入っている北朝鮮の対応として、その能力強化策の一つとなり得るというふうに考えておりますので、そういった一つの選択肢として、これから何が可能かということを検討していきたいと思っています。

Q:グアム移転事業ですけれども、これは沖縄の負担軽減に直結するものだと思いますけれども、今後どのように進めていきますか。

A:沖縄の負担軽減のためにもしっかり日米が協力をして、そして、できるだけ加速できるように取組んでいきたいというふうに思っています。

Q:THAADの検討なのですが、報道で、THAADの検討をする省内の検討会を設置するとありましたが、その立ち上げというのはいつくらいを目処に考えてらっしゃいますか。

A:まだ具体的なその体制とか、時期というものを決めているわけではありませんけれども、しっかりと検討を推進できるように、何ができるかを考えていきたいと思います。

Q:何ができるか考えていくというのは、そのいつ頃までにその方針をまとめたいというのは。要は、来年度予算とか、概算要求とかも出てくると思いますけれども。

A:今回の予算でも、そういった新しい取組みについての予算が付いているわけですから、検討について、時期的に明確に言うことはできませんが、然るべく速やかに進めていきたいと思っています。

Q:THAADに関しては、在韓米軍の配備を巡ってロシアと中国が反発しているのですけれども、日本でも配備を検討するに当たって、そういった隣国の反発が予想されるのですが、大臣としてはどう対処していくお考えですか。

A:今日は見せていただきましたが、具体的に何かTHAADについて計画があるわけではありません。そして、今の日本を取り巻く状況を見れば、まずはどうすれば日本を守れるかという観点から、何が一番最適かということを考えるべきだというふうに思います。その上で、日本のミサイル防衛が、まさしく日本の防衛のために必要なものであるということを説明することが、近隣諸国に対する説明になるのではないかと思います。

Q:12日にアメリカの次期国防長官に指名されるマティス氏の公聴会がありました。そこで、マティス氏が、引き続きアジア太平洋地域のコミットメントということを明言した一方で、同盟国に応分の負担を求めるという趣旨の発言をしました。この発言について、大臣は以前、在日米軍の駐留経費負担に関しては十分と考えていると仰っているのですが、今後、マティス氏の今回の発言を受けて、大臣として、そういった負担とか責任を分かちあっていくのか、お願いします。

A:前後関係、どういう文脈の中でのことなのか、また、日本を名指しして言われたものではないというふうにも承知をいたしております。いずれにいたしましても、日米同盟の重要性、また、日米同盟の強化というのが、わが国の防衛政策の基軸であることに変わりはありません。そういった中で、これも今までずっと言ってきていることですけれども、日米安保体制は、日米のいずれかのみが利益を享受するというものではないというふうに思っております。アメリカにとっても利益のあるものですし、アジア太平洋地域の平和と安定というのは、日本のみならず、アメリカにとっても重要な利益であるというふうに思いますので、そういった観点から適切な分担とは何かということを申し上げていきたいというふうに思います。

以上


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