大臣臨時会見概要

平成28年6月4日(12時41分〜12時46分)(日本時間)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:まずはカーター長官が講演されました。大臣も講演されました。まずは、率直なご感想を。

A:私のスピーチでは、法の支配の貫徹ということを、一番強調しましたけれども、それが地域の繁栄を支えるものであるということで、シャングリア・ダイアログ・イニシアティブ(SDI)の推進を訴えました。これは三本柱、法の重要性、それから、各国の安全保障の能力向上、そして、災害等の絆、そういった連携を強化ということで、今後とも、それらを推進していきましょうという話でありました。カーター米国防長官のスピーチでも、南シナ海における法の支配の重要性、また、力による一方的な行動の自制を求める発言がありました。これは日本と共通したものであります。カーター米国防長官の発言の中で、中国もネットワークの中に入ってくるのが望ましいという発言もございました。このことにつきましても、私も同じ考えでありまして、このようなスピーチについて、全面的に支持をしていきたいと考えています。

Q:どういったネットワークを想定されるのでしょうか。大臣としては、どのようにお考えでしょうか。

A:今、このASEANを中心とした関係の中で、COCという行動規範を共通のルールにしようということで協議が続いておりますので、こういった共通のルールを作るということ、また、こういった国際会議、今日は中国の国防部長が来ていなかったのですけれども、これほど、各国の安全保障の責任者が集まっていますので、こういった国際的な会合にも出席をし、自分なりの意見も述べ、また、2国間の協議や、開かれた場所の中で議論をし、理解を求め、納得していくということが必要じゃないでしょうか。そういう意味のネットワークということだと思います。

Q:今、中国のお話がございました。今日、カーター長官の演説の前に、中国の孫建国さんと会話を交わされていらっしゃいました。大臣からどのようなことを仰って、向こうからはどのようなことを。

A:一年前も孫副総参謀長と会いまして、こういった立ち話、また、挨拶をしまして、その中で、海空連絡メカニズムなどで、中国の国防部長と話もしたいし、また、お互い、隣国として、いろいろな課題がありますけれども、話し合うことは、非常に重要でありますので、貴国を訪問してみたいという話をいたしました。孫副参謀長からも、やはり、こういった近くの国において、話し合いをしていくということは、大事であるという認識を持っているというお話でした。それでは、連絡事項がございます。私の6月5日から6日にかけて、ミャンマーを訪問するわけでありますが、6日の午前、ミャンマーの国防大臣会談の後、アウン・サン・スーチー国家最高顧問兼外務大臣と会談を行うこととなりました。会談におきましては、防衛省・自衛隊の役割や活動にも触れつつ、民主主義国家における軍隊のあり方など、説明してまいりたいと思います。また、能力構築支援をはじめ、新政権ができたわけでございますが、今後とも防衛協力・交流を推進していきたいということを伝えたいと思っております。アウン・サン・スーチー国家最高顧問兼外務大臣は、これまで、主に、諸外国の外務大臣と会談を行っておりますけれども、外国の国防大臣との会談は、今回が初めてであるという認識を持っております。

Q:中国の孫建国副総参謀長との話なのですけれども、訪問したいということについて、何か、大臣の方から、時期的なこととか、何か示されたのでしょうか。

A:狙いは、話し合いを直接したいということでありまして、形式とか、時期等につきましては、相手が判断することでありますが、とにかく、話し合いをするような用意があるということを伝えたということです。

以上


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