大臣会見概要

平成28年4月28日(08時40分〜08時47分)

1 発表事項

 現在、熊本・大分の震災対策につきまして、自衛隊は、2万6,000人態勢で、引き続き、対応しております。特記事項としては、がれき等の搬出について、人員、車両を出しまして、大型トラックも活用して、がれき等を仮置き場等へ搬出をいたしているということです。それから、災害発生から2週間になります。自衛隊、警察、消防、まず、人命救助を第一ということで、家屋や地域から救出を試みておりまして、現在、1,200人近くの方を救出をしました。それから、復旧状況は、停電やガス、水道、復旧がされておりまして、特に、電気、それから、水道は、95%以上、復旧をいたしました。ガスは、連休明けであるということ。それから、更に、避難所での生活が続いている方がいますので、一日も早く、生活を取り戻せるように、更に、全力を挙げていきたいということです。

2 質疑応答

Q:北朝鮮に関してですけれども、6日に、36年ぶりの党大会を開くということで、更なる挑発行動、懸念されますけれども、北朝鮮の動きについて、まず、どのように御覧になっていますでしょうか。

A:6日に、党大会がされるということで、北朝鮮の発表がありましたことは、承知しております。北朝鮮につきましては、ミサイルの発射などにつきまして、軍事的な動向につきましては、わが国にとりまして、大きな関心を持って注視をしているところでございますので、引き続き、情報を収集しまして、いかなる事態に対しましても、こういった状況につきまして、引き続き、情報収集・分析、警戒監視に努めてまいりたいと考えております。

Q:一部報道では、破壊措置命令を来月末まで延長して対応するということでしたけれども、事実関係をお願いします。

A:北朝鮮の動向等につきましては、核実験、また、ミサイルの発射など、非常に挑発的な行動が、続いておるわけでございます。党大会が開催されるということで、引き続き、更なる挑発行為が行われる可能性も、否定できませんので、防衛省といたしましては、こういった、ミサイル等の発射等に対しまして、万全の態勢を構築をすると。例えば、PAC−3などの迎撃対応を、市ヶ谷、習志野、それから、朝霞に移動・展開をいたしております。これ以上の、具体的な対応を明らかにいたしますと、わが国の手の内を明らかにすることになりますので、お答えは差し控えさせていただきますが、北朝鮮の動きに対しまして、いかなる事態に対しても、緊張感を持って、情報収集、また、警戒監視に全力を挙げてまいりたいと考えております。

Q:オーストラリアの潜水艦に関してですけれども、日本政府としては、落選の理由の説明を求めると聞きましたけれども、その後、オーストラリアから、落選の説明というのはございましたでしょうか。

A:オーストラリア政府として、今回の選定理由につきまして、プレスリリースの中で、2点、説明しております。まず、今般の決定は、フランスになりましたけれど、これについて、能力が、優れたセンサーの性能、そして、ステルス性の特性、航続距離・時間を含む、豪州の独自のニーズ、能力要求に最も適合していたものであると。そして、オーストラリア政府としては、コスト、スケジュール、事業実施、維持整備、豪州企業との参画、こういうことを考慮したと言っております。さらに、選定結果に関する理由につきましては、わが国としても、オーストラリア政府に詳細な説明をしていただけるように求めておりまして、オーストラリア政府として、今、それについて、調整をしているというところです。

Q:北朝鮮の関連なのですけれども、党大会が6日ということで、そこまでは、基本的に、PAC−3の展開を続けるということなのでしょうか。

A:北朝鮮につきましては、今年に入って、核実験、また、ミサイルの発射が行われておりますが、党大会に向けて、更なる挑発行動が行われる可能性も否定できませんし、また、米韓の合同演習も続き、また、国際社会、特に、国連などの決議に対する反発、また、いろいろな意味の挑発が行われる可能性がありますので、わが国としては、最大限、こういった行為に対して、引き続き、警戒監視、また、情報の収集・分析に努めているということです。

Q:核実験についても、韓国の朴槿恵大統領は、いつでも実施できるような状況だと、いつでも実施できる可能性があるというふうに認識を示されていますけれども、核実験についてはいかがでしょうか。

A:今年に入りまして、核実験が行われました。その後も、北朝鮮の声明において、党大会を控えて、こういった「国防科学部門における驚異的な成果」とか、また、「党に捧げる高貴な労働の贈り物」といったような表現で述べてきておりますので、引き続き、党大会に向けて、更なる挑発行動に出る可能性も否定できないということでございます。特に、核実験に際しましては、核攻撃能力の信頼性を一層高めるために、早い時期に、核実験と、核弾頭を装着可能な、弾道ミサイルの発射試験を断行するという旨を述べておりまして、現下の朝鮮半島の情勢を分析いたしますと、党大会など、また、国際社会の圧力、抗議に対する反発、こういった米韓の合同演習などに反発するなどして、更なる挑発行動に出る可能性を否定できないということで、こういった情勢を、引き続き、注視していきたいと考えております。

以上


ご意見ご要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊