大臣臨時会見概要

平成27年11月22日(14時40分〜14時49分)(日本時間)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今日、「2+2」に続いて、午後にバイ会談も行われましたが、どのようなお話をされたのでしょうか。

A:これは「2+2」に続いて、より具体的な日豪の安全保障の協力ということで、テーマといたしましては、まず、円滑化協定。それから、軍種間の協力。また、スタッフトークス。また、定期的な対話・協議の枠組みの設置、そして、サイバー・宇宙といった個別の分野における日豪間の防衛協力についての協議を致しました。また、日豪の潜水艦協力、これに関しても、改めてペイン大臣に対して、本件が日豪両国にとって、極めて大きな戦略的意義を有していることなどを重ねて説明を致しました。また、潜水艦以外の技術協力については、船の流体力学などの共同研究について、今後、積極的に推進するということで一致をしました。それから、平和安全法制については、「2+2」に引き続いて今回の改正によって、日豪の協力関係がさらに広がることを踏まえて、例えばPKOなどにおいて、今後の協力とか支援をお願いをしました。私の方から、これまでの日豪の国際協力について、1992年のUNTAC、カンボジアのPKOから始まっています。あのときのPKOの責任者がオーストラリアでありました。その後、東ティモールとか、また、インド洋の給油支援、また、イラクのサマーワ。これ全てオーストラリアの協力によってわが国の支援活動が続けられたというようなことで、感謝の意を表して、「これからも宜しくお願いします」ということをお伝えしました。地域情勢については、南シナ海について、これも引き続き意見交換を致しまして、法の支配、航行・上空飛行の自由の遵守、国際法に則った平和的解決の重要性について、日豪両国が共に共通の声を上げていくということで一致をしました。そして、今後とも日豪両国が本件についても、緊密に連携を図っていくということでございました。こういった点で会談を致しまして、今後の日豪、日豪米の防衛協力の強化について具体的なことをお話しまして、最後にペイン大臣の来日、これを招聘をしたということでございます。

Q:まず、日豪の潜水艦協力なのですが、大臣、共同記者会見で、戦略的重要性について航行の自由を守るという点や、日米豪の連携推進の観点からも重要だということを語られましたが、バイ会談でもその辺のところというの話されたのでしょうか。

A:強調したところは、お互いに海洋国家でもあるということで、特に海洋における航行の自由、飛行の自由というのは、公海においては世界共通の財産でありまして、こういった共通のルールとか、共通の慣習をしっかりと守っていかなければならないという点で、非常に大事だということで、そういう点から言いますと、日米、日米豪、これは、それぞれの国の戦略的なものであるので、非常に重要であるということを強調させて頂きました。

Q:その点に関して、ペイン国防相の方はどのような回答を。

A:そういった価値観とか考え方、また日豪の協力等については、全く考えが一緒であるというような感じでした。

Q:もう一点。円滑化協定なのですが、共同文書では早期の妥結を目指すと明記されましたが、具体的に妥結の目途というのは。

A:これはオーストラリア政府の方からも熱心にこれの協議、そして、妥結に向けた取組みについて要望がございました。12月にオーストラリアの首相が日本に来られ総理と会談するわけでありますが、それまでにも事務的に協議をいたしまして、何らかの進展が図られるようなことをしていきたいということをお話致しましたので、これについて、協議を引き続き続けていくということでございます。

Q:タンブルさんの来日に協定締結を目指すという理解で。

A:協議を精力的にやりましょうということでありまして、それが間に合うかどうかは協議の進展によるものでございます。

Q:円滑化協定なのですけれども、これが逆に結ばれたときには、お互いの自衛隊、オーストラリア軍のそれぞれの国で活動しやすくなると思うのですが、これができたときのメリットというのはどういうふうにお考えでしょうか。

A:これは「2+2」においても、防衛協力をさらに強化するための具体策の取りまとめをしたわけでありますが、日豪の協力というのは、共同訓練などの運用面を含めて飛躍的に前進をしてきておりますけれども、こうした協力関係を促進するためにも、この円滑化協定というのは重要でありまして、防衛省としても早期妥結のための努力はして参りたいと思っております。

Q:今回の「2+2」、バイ会談もありましたけれども、「2+2」やったその後の今後の日豪関係、日米関係、それに全体のご感想というか受け止めを聞かせて下さい。

A:バイ会談よりも「2+2」の方が非常に幅広く、また、国家の外交方針のなかで安全保障を捉えていくという点においては、非常に幅広く実務的であると思います。基本的には特別な戦略的パートナーシップということで日豪間でこれまでも努力をして参りましたが、この「2+2」において共同で声明もまとまったし、また、具体的に取組む項目もまとめられたように、大変成果がありました。お互いにそういう認識をもって、さらに安全保障分野において協力をしていけるということで、両外務・防衛の首脳がそういう認識を一つにできたということは、非常に大きかったのでないかなと思います。

Q:それは日豪だけではなく、日米豪の協力も確認していると思うのですが、それも含めてでしょうか。

A:日米豪のみならず、インドそして韓国、こういった4か国、また、マルチの協力もこれから進めていこうというような話もありました。

Q:今回のオーストラリア訪問で、潜水艦について、アデレードでも、シドニーで今回の「2+2」でもバイ会談でも、日本の建造計画案というものについて話されてきたと思うのですが、手応えの程はいかがでしょうか。

A:これからまさに審査を受けていくわけでありまして、それを決定するのはオーストラリア政府でございます。日本として、私が述べたように、この強みといたしましては、一つは戦略的な協力に関わると。もう一つはわが国の持っている潜水艦の能力の高さ、そしてメンテナンス、こういった非常にきめの細かい日本独特のこの丁寧な運用や品質の管理などにおいて、PRをさせて頂いたということでございます。


ご意見ご要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊