大臣臨時会見概要

平成27年8月16日(10時48分〜10時57分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:公開された後のやり取りについて、大臣の方からありましたらお願いします。

A:ちょっと時間オーバーしましたけれども、極めて率直に意見交換ができたと思います。私の方からその後、現在のわが国の安全保障環境を踏まえた沖縄の戦略的重要性、また、普天間の危険性除去のための辺野古の移設についての必要性、経緯に加えて、代替施設が従来の普天間飛行場の機能を強化するものではないということについて、改めて、説明させていただきましたが、なぜ必要かというと、力の空白を作らないということが大事であると。例えば、フィリピンで米軍基地がなくなった途端に、非常に南シナ海や南沙の状況が変わってきた。すなわち、力の空白ができることによって、新たな不安定要因ができるので、やはり米軍基地というのは、日本の抑止力としてプレゼンスを維持するということは貴重であるということで、いろいろな経緯があって、協議も続けられてきましたが、辺野古が唯一の手段であるという点において、国の立場から改めてお願いをしたということでございます。

Q:冒頭公開されていた部分では、大臣が例えば19年前の合意の話をされたことに対して、「閣議決定、廃止されたのではないか」というのが市長からあり、さらに、例えば久辺3区に対する振興策の話をされれば、「基地の問題とは別にやって欲しい」というお話ありましたけれども、今後、この協議期間を通じて、大臣が最も歩み寄るために詰めていかなければいけない、いろいろ論点の中で最も重要な論点というのは、どの辺りだと思われますか。

A:1つは、行政の継続性ということで、国の立場、また、地方の立場等がありますけれども、国は国で安全保障という見地で責務がありますし、地方は地方の権限もありますが、そういう中で、やはり手続きというのは非常に大事なことでありまして、辺野古移設においても大変たくさんの手続きを経てきたわけで、閣議決定が変更の前に、名護市の市長さんと基本的な合意書を交わしていますし、当時の稲嶺知事さんとも、合意を文書で交わしておりますので、それなりの手続きは経てきたものであるというふうには認識をしておりますので、その点は改めて説明をさせていただいたということです。

Q:前回もそうなのですが、来沖時には久辺3区の区長の皆さんとは面談する一方で、就任以来、大臣が名護市長、名護市側との会談というのは実現していない中で、今回初めて名護市長とお会いしたということを踏まえて、今回、市長との会談は、大臣がどのように位置付けていて、また、ご自身として会談の意義をどのように感じているのかというのを伺いたいです。

A:やはり話し合いというのは大事でありますけれども、これまで、1度、5月に名護市長さんが防衛省に来ていただきましたが、なかなか時間がとれなかったのですけれども、改めて、今回来て、じっくりとお互いの考え方を述べ合うことは、非常に良かったと思います。名護市からも、名護市の考え方を聞かせていただきましたので、最後に、「また話し合いの機会を持ちましょう」ということで終わっておりますので、引き続き、話し合いは機会を持ちたいと思っております。久辺3区の方とも2度お話をしましたが、今日、市長さんにも地域の要望としてお伝えはいたしましたが、国の方も、3区の方との第2回懇談会を開催していきたいと思っております。

Q:最初ご説明のあった抑止力を維持するのに必要だと。辺野古が唯一の、というお話を、私達が出た後にされたということですけれども、これに対する名護市長からどのような回答があったのでしょうか。

A:名護市としては、「その後、選挙を通じて、政治的に状況が変わっておりますので、そういったこともご認識してください」というようなお話がございました。私の方からは、あくまでも行政上の手続きにおいて積み重ねてきておりますので、1つ1つ、私達としては、行政側として手続きを経過をしていきましたということで、説明をさせていただきました。

Q:対談の中で、H−60型のヘリの墜落事故に関して、言及はありましたでしょうか。

A:ちょっと時間がなくて、この件は昨日、地元のプレスの方にもぶら下がりで経過報告をさせていただきましたが、今回においては、この件については説明する時間はなかったのですが、今度、知事さんと会うときには、丁寧に、またご説明したいと思います。

Q:今日、意見を率直に述べ合ったということでしたけれども、逆に言うと、述べ合っただけで歩み寄りはなかったと捉えてよろしいですか。

A:やはり、1時間近く話し合いができましたので、非常に、私としては、距離感というものは縮まったというふうに思っております。

Q:それは考え方の距離感ですか、人間関係としての距離感ですか。

A:話し合いをすることによって、お互いの気持ちも分かりますし、こうして考えも述べることができたという点で、コミュニケーションが図られたという意味で、近くなったという気が致します。

Q:ずっと、市長の方からも、なかなか会談が実現できなかったことについて、不満の言葉もあったのですけれども、改めて、今回、作業が一時停止されている中で、この時期に会談に至った理由について改めて教えてください。

A:1か月の集中的な協議期間ということもございますし、以前から、こちらへ来てお話したいと思っておりましたが、なかなか国会の法案の審議の関係で来ることができなかったのですが、こういう時期だからこそ、また、今後、集中的に協議も続きますので、よく今日の会談を踏まえて、対応していきたいと思っております。

Q:今日、名護市長と、個別の会談として初めてだと思うのですが、午前中、その前に、会食で久辺3区の区長さんたちとは約1時間、時間を取っています、設定をされました。今回、ちょっと延びたといっても、今日、元々の予定が30分、名護市長との。地元の理解とおっしゃるときに、市長との会談時間は30分、一方、地元の久辺3区、1時間ということですけれども、こういう設定率、どのような。

A:設定については、双方で事前に調整をして、「こうしましょう」ということで組まれたものでございます。今日はこの後、知事との面会とか、北部中部の市町村長さんとの面会もありますので、できる限り私としては広範囲に意見を伺いたいと思いますが、今日、こういった会談ができたというのも、私にとっては非常にありがたいというふうに思っておりまして、たとえこれだけの時間であっても、調整した結果、会談することができたということは、非常に嬉しく思っております。


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