大臣会見概要

平成27年7月28日(08時40分〜08時46分)

1 発表事項

 本日の閣議におきまして、平成27年8月4日付、将官人事11件について内閣の承認がされました。この他、同日付で将については25件、将補については91件の異動を行います。退官をされる方々におかれましては、これまで大変厳しく変化をする安全保障環境の中でも、日本の防衛という点において、非常に重い職責を果たされてきたことに心から敬意と感謝を表したいと思います。また、新たな配置に就かれる方々は引き続き職務に専念されることを期待をいたしております。

2 質疑応答

Q:今日から、参議院の方で特別委員会で安全保障法制の審議が始まります。各紙の世論調査では、国民の理解を得てないんじゃないかというようなお話もある中で、どのように臨まれるお気持ちでしょうか。

A:参議院は「良識の府」と言われておりまして、この場でしっかりとこの平和安全法制が議論されるということは非常に重要なものだと考えておりまして、そもそも国の存立を全うして国民の平和な暮らしを守り抜くための平和安全法制でありますので、この審議を通じて国民の皆様方に理解をされ、そして、野党にもご賛同頂けるように丁寧に説明に努めて参りたいと考えております。

Q:首相補佐官が、安保法案について法的安定性を軽視するような発言をされて、与党内からも批判が出ていますけれども、大臣の受け止めをお願いします。

A:礒崎補佐官の発言につきましては、まず、平和安全法制を議論していく上では、憲法との関係とともに、わが国を取り巻く安全保障環境の変化を十分に踏まえる必要があるという認識を示したものであると考えております。その上で、礒崎補佐官は、今回の平和安全法制、これは、必要最小限度の武力行使しか認められないとの従来の政府見解における憲法第9条の解釈の基本的な論理は、全く変わっていないということを前提に、合憲性、そして、法的安定性、これは確保されていることから、何の問題もないとの趣旨を述べたものであると考えております。

Q:法的安定性は関係ないという発言は、誤解を招きかねないのではないか。大臣としては、この発言、適切だったと。

A:法的安定性を保つというのは基本中の基本で、何度も国会においても、大事なことであると、法的安定性は保たれているということは述べて参りましたので、これを否定するものではないと認識しております。

Q:誤解を招くということ自体も、問題ではないということですか。

A:法的安定性の下に、従来の憲法解釈の基本的な論理、これは全く変わるものではないと認識しておりますので、それを前提に御発言されたのではないかと思っております。

Q:今日、昼間の衆院本会議で、参議院の選挙制度改革の法案の採決があります。中谷大臣が選出されている高知県を含む合区対象の4県の知事さんは、いずれも合区に納得されないお立場でお考えですが、参議院の採決では欠席者も出ました。大臣としては、今日の採決にはどのような態度で臨まれるでしょうか。

A:今日は、賛成を致します、閣僚の一人として、閣議におきまして、これの了解の手続きもありましたし、また党で決まったことでもありますが、その党に決定する過程の中で、各県から一人、これを自由民主党は選出させるということを党の茂木選対委員長、幹事長も言及されておりますので、その言葉が実現されるように努力をしていくということで賛成をするということでございます。

Q:冒頭おっしゃった人事なのですけれど、陸幕長と空幕長を続投させる理由と安保法制、これ成立しますと、その後、その隊員の教育ですとか、訓練といったいわゆる実オペに近いところに入るのですけれども、そういったところも狙いなのでしょうか。

A:わが国を取り巻く安全保障環境、これ一層厳しさを増しておりまして、それぞれ、今回の人事において、引き続き、自衛隊の隊務が運営されて、総合力が発揮できるようにしたということでありまして、人事については、適時適切に行っているところでありまして、個々の人事異動についての理由をお答えすることは差し控えさせて頂きますけれども、人事については、適時適切に行われたということでございます。


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