大臣臨時会見概要

平成27年7月24日(17時00分〜17時09分)

1 発表事項

 本日16時18分、普天間代替施設の建設事業に関しまして、これまで取りまとめられました護岸の実施設計と環境保全対策等について、沖縄県との協議を実施するために、沖縄防衛局職員が沖縄県庁を訪問しまして、協議文書を提出を致しました。この協議は、一昨年末に、沖縄県知事に頂きました公有水面埋立承認書の留意事項に基づいておりまして、沖縄県の方から実施を求められており、今般、準備が整ったということで、協議を開始をするものでございます。なお、今般の実施設計協議は、既に承認された申請書の添付図書にある設計と同じ内容について行うものであります。また、環境保全対策等協議、これも既に承認された申請書の添付図書にある環境図書に記述された措置をより充実させたものについて行うものになっておりまして、防衛省と致しましては、沖縄県との間で、丁寧かつ誠実に協議を行った上で、埋立本体工事に着手をしまして、一日も早い普天間飛行場の移設・返還に向けて、引き続き取り組んで参りたいと考えております。以上です。

2 質疑応答

Q:沖縄側からの反発は、まだずっと続いている中で、また、ボーリング調査も全て終わっていない中で、本体工事に向けた一つの手続きとして出されたことだと思うのですが、この時期にこれを出された意味合いというのはどういうふうに捉えればよろしいのでしょうか。

A:これはあくまで、沖縄県側から求めに応じて、公有水面埋立承認書の留意事項で示されておりまして、これまでボーリング等の調査を致したわけでございますが、そういった点におきまして、本体工事の着手に向けまして、今準備を致しておりますが、今般、護岸工事の一部について、これまで海上ボーリング調査結果を反映した実施設計がまとまったことから、事前の実施設計協議を行ったものでございます。防衛省と致しましては、やはり、普天間飛行場の一日も早い移設と返還を実現するため、この代替施設の建設事業の本体工事を速やかに着手したいという考えでございます。なお、他の事例と致しましても、那覇の空港滑走路増設事業においても、分割して実施設計協議が行われたと承知をしております。

Q:沖縄からの求められているものであるという御発言がありましたけれども、こうした協議に、本体工事に向けた協議に入ることそのものについては、沖縄からの同意も取り付けた上での提出という御認識でしょうか。

A:これについては、既に承認を頂く際に、沖縄県と事前の手続きをしておりまして、そこで、沖縄県側から留意事項がございましたので、これの内容に従って実施をするということでございます。協議が整うことを目指して、丁寧に、また誠実に御説明をして参りたいと。内容におきましても、以前に申請をした内容でもありますし、環境評価におきましても、委員会等で検討をされて、更に留意をした内容になっておりますので、申請時の内容と変更はないというふうに思っております。

Q:協議が整えばということですけれども、今後のその具体的な協議のあり方ですとか、着工までの具体的な対応・手続き、どのように考えていらっしゃいますか。

A:手続きにおきましては、我々としては、瑕疵があったものではないと考えておりますので、協議の場がございましたら、こういう点はこちらの方から説明して参りたいと思っております。

Q:沖縄県側との協議が、今後、整わなかったとしても、予定通り本体工事の方には着工されるお考えなのでしょうか。

A:これは丁寧に、誠実に協議をこちらもして参りますし、それに応じて、その機会を作って頂きたいと願っております。

Q:整わなかった場合も、その本体工事の着工についてはどうされるのですか。

A:そういうことは、まだ予断をもってお答えはできません。こちらとしては、留意事項に従って協議を行うと。そして本体工事に向けた準備を行っておりますので、まずは協議に応じて頂きたいというふうに思っております。

Q:同じ件ですが、整うかではなくて、この協議を行うこととなる、するというふうに留意事項に書いてあると思うのですが、これは県側の了解がいるというふうな、大臣としては認識なのかどうか。

A:これは、申請を頂く際に、留意事項としてあった訳でございますので、我々としては、申請をした予定に従って工事を実施していきたいと思いますが、いずれにしても、防衛省と致しましては、今般の協議を経て、代替施設の本体工事、これに着手をしていくという手順を考えているところでございます。

Q:了解は必ずしも必要ではないということですか。

A:まずは、この協議を行った上で実施して頂きたいと思っております。

Q:分割で提出したということは過去にはあると。「那覇でもありました」というお話でしたけれども、元々、全部終わってから協議をやるのかなと思っていたのですが、そういう話もあったかと思うのですが、今回分割したというのは、やはり一日も早く進めたいという思いがおありになったということでしょうか。

A:これは、やはり一日も早く、普天間飛行場が移設、また返還をするという目標でやっておりまして、これまでボーリング調査、また実施設計を行って参りましたけれども、本体工事に着手する段階に来たのではないかと思っておりますので、そういう点で協議をお願いしているというところでございます。

Q:国会の中でも、夏頃という発言をされていたと思うのですけれども、その夏頃というのに間に合うためには、やっぱり今回この時期に、沖縄県側と協議をしないと間に合わないというか、そういうものも考慮された上で、今日こういう判断をされたということでしょうか。

A:これまでもいろいろな条件が整えれば、夏頃にも着工したいというふうに言っておりまして、各種の準備が整ってきたということで、今回協議を行って、その上で県側からも質問等に対する回答のプロセスがございますので、そういうことを経て行うものと考えておりまして、協議の終了後、工事の着手の具体的な時期について、今の時点で、「いつか」ということをお答えするのは困難ですが、とにかく協議の中で、県側の御意見も伺いたいというふうに思っております。

Q:「夏にも」という目標自体は、別に変えているわけではないのですね。

A:今のボーリング等の調査をして、実施設計が整いましたので、この段階で、県側に協議を申し入れたというところでございます。


ご意見ご要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊