大臣臨時会見概要

平成27年6月3日(19時05分〜19時14分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:オーストラリアの国防相との会談、具体的にどういうやりとりがあって、何か一致、合意できたものはありましたでしょうか。

A:日豪間の特別な戦略的パートナーシップの方法について、忌憚ない意見、幅広い分野での協力を実施するための施策などについて、意見交換をいたしました。まず、日米のガイドライン、それから、平和安全法制、これの内容を説明いたしまして、アンドリューズ国防大臣からも、オーストラリアの防衛政策、そして、日本への取り組みなどを伺いまして、豪州からは、日本の政策の取り組みに対して、支持をするという話をいただきました。先方から、オーストラリアの国防政策を2つ聞きました。1つは、国防省の組織改革。これは、装備調達など、ライフサイクルを早期から見直すということで、重複などの見直しを行う組織の改革。もう1つは、国防白書。わが国では防衛大綱に相当しますが、今後20年を見据えて、今後10年のフォース・ストラクチャー。いわゆる兵力構成、これをこの夏にも作りたいという話でした。潜水艦については、先月のNSCで、オーストラリアの将来潜水艦のプログラムに関して、わが国としていかなる協力が可能なのか、詳細に検討することが必要であるという認識で一致をして、このため、オーストラリア政府と協議を開始するということで、先だっての会談に続いて、これの推進について、その意思をお伝えし、また、先方からも意見を聞きました。具体的には、わが国政府が、オーストラリア政府の行う将来潜水艦の選定に向けた手続きに参加して、オーストラリア政府と協力して、その実現可能性を検討するために、必要な情報提供を行っていくということで、先方からは、更なる情報提供、これをお願いしたいという要望がありました。南シナ海につきましては、先方から、この地域における、力による一方的な現状変更に対して強く反対をしていくと。そして、南シナ海における中国の埋立てなどに対する深刻な懸念、こういうことを言われて、この点については、お互いに認識を共有して、国際法に従った解決策を追求するよう、日豪間で連携して関係各国に働きかけていくということで一致をいたしました。全体としましては、非常に和やかで、建設的で内容もある会談でありまして、今後の協力について意見交換ができて、非常に有意義であったということでございます。

Q:潜水艦については、何か向こうの国防相から前向きな表現であるとか、もしくは、「実現できれば、日豪の今後にとって良いことだ」とか、何かそういう話はありましたでしょうか。もう少し具体的に。

A:明日、神戸の方の造船会社現場を視察されるということで、今回も、関係の幹部も同行をいたしてきている訳でございます。オーストラリアにとりまして、戦力的に重要な、将来潜水艦に協力を行っていくということは、わが国とオーストラリアの防衛協力の一層の強化に資するということで、安全保障の観点から、非常に有意義であるというお話がありました。

Q:潜水艦については、具体的に先方からいつまでどういう手順で選考するかというのと、冒頭の頭撮りの部分で、先方アンドリューズさんの方から共同運用についての言及があったのですが、そこはどういう発言だったのでしょうか。

A:まだ、その中身とか時期とかいう話はございませんでしたが、双方でそれぞれ検討は進めていくということでございます。

Q:共同運用の話が言及、冒頭であったのですけれど。

A:その話は、今日は具体的な話はなかったです。

Q:安保法制関連で、今度の法制で新しくオーストラリアに協力することが増えるとは思うのですけれども、その辺について向こうの大臣とのやりとりはありましたでしょうか。

A:安全保障法制の中身を説明いたしました。わが国の防衛につきましては、「平時から有事に至るまでの切れ目のない対応を念頭に、それぞれの法律についての見直しをいたします」ということでありまして、そういった話をいたしました。また、共同訓練とか共同的な対応等につきましても、「今後、協力をしていきましょうという機会が増えていくのではないか」というお話を致しました。

Q:アンドリューズさんは。

A:非常に、わが国の対応について理解を致します、ということでした。

Q:那覇空港で、航空自衛隊のヘリコプターが、全日空機の前を横切るという事態が発生して、国交省が重要インシデントに認定したということがあるのですけれども、これについての受け止めと今後の対応を。

A:本日、13時24分頃、那覇空港で、全日空1694便が離陸のための滑走中に、航空自衛隊の輸送ヘリコプターCH−47Jが前方を横切ったために、当該全日空機は離陸を中止致しました。その際、後方より着陸のために進入中であった日本トランスオーシャン610便に対して、管制官が着陸のやり直しを指示しましたが、当該機が、全日空1694便が滑走路を離脱・解放する前に着陸をしてしまったという事案が発生したと報告を受けております。本件は、国土交通省において、「重大インシデント」に認定をされ、運輸安全委員会による調査が行われるものと承知をしており、防衛省・自衛隊としても必要な協力を行って参ります。いずれにせよ、このような事案が発生したことは、大変遺憾であり、今後このような事案が発生しないよう、再発防止策・安全対策を講じて参ります。また、国土交通省が行う調査につきましては、全面的に協力を致したいと考えております。

Q:原因は何なのでしょうか。理由は。

A:国交省において、これから調査が行われるということでありますので、その点については、全面に協力を致しますが、国土交通省の調査を待ちたいと思っております。

Q:那覇空港の管制、自衛隊ではなく国交省の方で管理しているかと思うのですが、管制の方の何かトラブルがあったのですか。

A:それも含めて、今、国交省で調査を実施致しておりますので、この点も含めて、我々は全面的に協力を致しておりますので、その結果を待ちたいと思っております。

Q:航空自衛隊からは、どういう報告が上がってきているのですか。そういうことはないのでしょうか。

A:全て、調査につきましては、国交省が行っておりますので、それに対して協力をしているということです。


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