大臣臨時会見概要

平成27年5月30日(19時38分〜19時44分(日本時間))

1 発表事項

 ヒシャムディン国防大臣と会談を行いました。大臣は、この拡大ASEAN防衛相会議の議長でありまして、この会議の成功のために、強いリーダーシップを発揮されることを期待を申し上げ、防衛省としても最大限協力をしていくということをお伝えをいたしました。また、マレーシアの首相が来日をされておりまして、安倍総理とナジブ首相との間で、「防衛当局間の協力強化に共に尽力する」ということを確認致しまして、その上で、防衛協力交流に関する覚書、これの早期署名、そして、防衛装備品及び技術移転に関する協力・枠組みの早期交渉開始に向けてということで、官邸の方で協議が行われておりましたので、これを引き続きどのように進めていくのかについて、意見交換を開始致しました。ヒシャムディン国防大臣からは、わが国のASEANに対する協力に感謝するとともに、特に、人道支援、災害救援における日マレーシア及び日ASEAN協力の重要性に対して期待をされまして、特に、非伝統的安全保障分野における協力を引き続き行っていくという所存を説明致しまして、大臣との間で引き続き連携を図っていくということで一致をしました。以上です。

2 質疑応答

Q:マレーシアは、南沙諸島でも領有権を主張している国の1つでもありますが。

A:それ聞きましたら、そこはないということでした。

Q:今の埋立てしているところには、ないと。

A:埋立てをしているようなところは、マレーシアの領域にはないと言っておられました。

Q:この問題については、どのようなことを意見交換されました。その南シナ海でのこととか。

A:「日本は、どのようなことができますか」ということで、従来述べているように、周辺国が、基本的にはこの領土の問題ですから、そうでありますけれど、非常にこの地域が不安定になることは望んでいないわけでありますので、安定のためにいろいろな支援をしていきたいと。たとえは、キャパシティ・ビルディングとか、防衛協力とか、また、部隊間の共同訓練とか、そういう点で、為せることはありますということで、そういうことが大事ですという話をしました。

Q:それに対して向こう側からは。

A:非常に感謝しているということで、特に、キャパシティ・ビルディング。現にいろいろな提案があって、PKOセンター、これを日本が支援をするということで、実際、計画動いておりますので、そういった点での人材、教育・育成などをしていきたいと思っています。

Q:先程のぶら下がりで、最後に中国と昼食会でお話をされたというお話、最後ちょっと尻切れになってしまったのですけれど、そこのところをもう少し具体的にやりとりを教えていただけますでしょうか。

A:席上で、シャングリラの会合でいろいろな国の大臣と会いますと。中国も副総参謀長が来られていて、会うことができたということを話をしました。その後、2人でお話をしまして、特に、日本と中国の海空の連絡メカニズム、この話がされているということで、お互いに、早期運用開始に向けて話がされていると。ぜひ、これをまとめることが必要でもあるし、防衛当局各レベルで、防衛交流が始まっていますけれども、特に、昨年の暮れから、非常に交流が再開を始めてきておりますので、今後、密接に防衛協力を進めていくように、御願いは致しました。

Q:先方から何か、印象に残った前向きな言葉というのはありますでしょうか。

A:非常に前向きでした。こういうことは必要であるということで、前向きなお話がありました。

Q:まだ、両方大事だと言いながら、運用開始だけは合意できていないわけですけれども、そこを合意に至るために、こうしていこうというような話は。

A:実際、運用をするのは当事者同士ですから、お互いに役に立つ、また、機能し得る、また、そういうものを回避し得る。そういう実益的なものに仕上げて欲しいと思っておりますので、十分に議論をして頂いて、作る以上は、しっかりと機能するものにしてもらいたいと思っています。

Q:今日の接触は、先方からですか、大臣からですか。

A:会へ出て、いろいろな国と挨拶をするというのは当然のことでありました。

Q:中国語の通訳を用意されて伺ったのでしょうか。

A:いやいや、英語でした。

Q:英語の通訳でということですね。

A:はい。

Q:南シナ海については、その場では、また、言及とかはありましたでしょうか。

A:いや、ないです。

Q:こちらからも。

A:こっちは、防衛交流を進めていきましょうと。とにかく話し合いが大事ですという話をしました。

Q:孫副総参謀長とコ地防衛審議官の話は、歴史認識の話もちらっと出たみたいなのですけれども、大臣とはそんな話は出ていませんか。

A:昼の昼食懇談会ということで、歴史認識の話は向こうからもありませんでした。


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