大臣臨時会見概要

平成27年3月20日(19時47分〜19時53分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:東ティモールとの国防相会談、どのようなことが話し合われて、何か一致したことはありますでしょうか。

A:まず、両国の防衛交流について、率直な意見交換を行いました。まず、明後日の防衛大学校の卒業式に出席をされるということで、今後とも、引き続き留学生を受入れをすると。こういった教育の交流、そして能力構築支援、これまでの防衛交流を今後とも継続して促進していくことを確認をいたしました。昨年3月に、二国間の協定を結んでおりますので、今後とも、より支援ができやすくなったということです。それから、意見交換につきまして、私の方からわが国の防衛政策について紹介をし、クリストバウン大臣からは日本の取組について歓迎をいただきました。東アジア情勢についても説明をいたしましたのち、両国を取り巻く地域情勢について意見交換を行いました。また、私が2002年に、防衛庁長官として初めて東ティモールを訪問して以来、両国の防衛交流が継続的に行われたということで、本日の会談、初めての国防大臣の来日、これは非常に意義があるものでありますので、引き続き東ティモールとの防衛交流の促進に取り組んでまいりたいということで意見が一致したということでございます。

Q:安保法制の関係で恐縮なのですけれども、安保法制とガイドラインというのは車の両輪というふうによく言われますけれども、今回、安保法制の方の骨格が固まったことは、近いうちにまとめるガイドラインの策定にどういうふうに意味があるというふうにお考えになりますか。

A:まだ、与党間の協議が終わっておりませんので、従来からお話ししていますけれども、ガイドラインとは整合性をとりつつ、進めていきたいということです。

Q:もう1件、安保法制に関してですけれども、一つの今回の大きな転換点である後方支援やなんかで、これまでの非戦闘地域に限られていたものが、戦闘現場でなければ行けるというふうに変わったわけですけれども、この変更によって、現場の自衛隊員のリスクの面、これについての受け止めはいかがでしょうか。

A:国会でも説明させていただきましたけれども、テロ特措法や周辺事態の法律等もございますが、こういった場合に、今までの実績、また、国連からのニーズ等を加えますと、憲法的には、現に戦闘が行われていない地域ということで、活動がしやすくなる面もありますが、一方で、隊員の安全というのも大事な課題でありまして、部隊の安全確保については十分な配慮、これがされなければならないということは当然でございますので、こういった状況を踏まえつつ、今後、具体的な改正内容を検討してまいりたいというふうに思っております。国会でも説明しておりますけれども、安全等に関しましては、部隊の長、これがこの活動を見て、一時休止するなど危険を回避する措置をとるといった手順、これを検討しているというようなことも含めまして、具体的な内容等は引き続き検討していきたいと思っています。

Q:その従来の非戦闘地域ですと、現に戦闘が行われていないだけではなくて、将来的にも戦闘が行われないという枠があったと思うのですけれども、今回、現に戦闘が行われていなければ、その現場に行けるということになった上で、そのリスクの管理が難しくなるとは思われますでしょうか。

A:いや、これはやはり個別具体的な事例があると思いますけれども、実際派遣する場合に置かれた状況も判断をいたしますし、また内閣の手続き等もありますし、基本計画や、また実施要綱等も作成いたしますし、何よりも、国会での承認もございますので、そういう点において、しっかりとした形で支援ができるように考えていけれるような法律の内容にしたいと思っております。

Q:法律でしっかりとした内容になれば、リスク管理の難しさとしては、現場を預かる身として変わらないというふうにお考えでしょうか。

A:まだ、法律ができておりませんので、今後法律を検討する際に、そういったことも含めて検討していきたいと思っております。

Q:ガイドラインの話で恐縮なのですが、今年前半までに見直しを終えるというスケジュールが決まっている中で、間もなく4月を迎えて、4月の末には総理の訪米も予定されていますけれども、基本的には、総理の訪米までには一定の方向性を、外務・防衛当局間で見出したいというお考えなのでしょうか。

A:まだ、正式に訪米とか、「2+2」の日程も決まっておりませんので、従来通り、今年前半を目標に協議は続けているということです。


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