大臣臨時会見概要

平成27年2月16日(18時41分〜18時49分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:まずは、視察の感想をどういうふうに、お感じになられたでしょうか。

A:今日は、化学部隊と衛生部隊という非常に特殊なことをする能力のある部隊、また衛生というのは、緊急事態にけが人が発生した時に、応急的に命を救ってくれる部隊を拝見しましたけれども、本当に能力が高いなと。こういう部隊がいてくれるということは、地域の安全・安心につながっているので、いろいろなケースに応用できるのではないか。例えば、伊方の原子力災害とか、また化学ガスの事故とか、大規模火災とかそういった身の回りの危険な事態に遭遇した時に、自衛隊が近くにこういう部隊があれば安心できるなということを痛感しました、

Q:別件ですが、邦人救出についてお伺いします。与党内からも「現実味がない」であるとか、「自衛隊には能力がない」であるとかそういった声も聞かれるのですが、そういう中で法整備を進める意味というか、必要というのはあるというふうにお考えでしょうか。

A:やはり国として、国民の命と豊かな暮らしを守っていくというのは責務なんですね。だからいかなる時においても、その人を救っていけるということは必要だし、また自衛隊はかなり高い能力を持っています。日頃から特殊な訓練をしていますし、長期間行動もできるし、また自己完結でどこへでも行けると。そういう能力を持っていますので、そういった要素を活用して、国としての責務を果たすことができるようにしなければいけません。そのためには法律が必要でありまして、今ある法律というのは、邦人を輸送をすることだけ、また安全を確認したところしか行けませんが、果たしてそれでいいのかということで、今、様々な検討が行われおりますので、いかなる事態に、いかなる内容、そしてかつ部隊と隊員の安全を守ることができるかどうか。そういった要素で議論をして、検討していきたいと思っています。

Q:そうすると法制が整備されれば、邦人を救出する能力は自衛隊にあるというふうにお考えだということですか。

A:そうですね。国内においてもあらゆる事態に対応しております。市町村とか、他の省庁がどうしてもダメだという時には自衛隊に要請が来ますけれども、そういった事態に的確に答えを出すことができるレベルにきております。あの東日本大震災の時とか、また福島の原子力の時なんかも精一杯やりましたので、持て得る限りの能力を発揮をして、こういった国民の命と暮らしを守るために活用していくべきだと私は思っております。

Q:実際に、派遣する場合の要件としては、どういうものが重要だというふうにお考えですか、

A:まず国の同意ですね。それから、武力行使をしないということでいわゆる国とか国準、こういうものがでてきてはダメですね。そうすると武力行使になる可能性がありますから。それから、武器の使用の基準、これはどういった任務を与えられて、どういった状態でやっていくのか。これは今まさに与党で検討されておりますので、これ以上私は言うことはできませんが、しっかりとどういう活動が許されて、どういうところまで期待されるのか。そういった国民に理解をされる中で決めていただきたいと思います。

Q:与党からその隊員の安全確保されるのかというような懸念も上がっているのですけれども、そこについては重要な要素だとお考えですか。

A:今でも隊員は、非常事態においては非常に危険なことを承知で、非常に高度な任務についております。海外においてこういった救出において、今世界に150万人日本人がおられ、また年間1800万人が海外に出かけて行かれますので、いつ、こういった事態が発生するのか分かりませんが、そういった時に政府として自衛隊が活動できるのではないかというような条件、状況があれば派遣される決定がされると思いますけれども、そのために、こういったような条件を作って整備をしておくということではないでしょうか。

Q:隊員の安全が確保されなくても出す可能性があるということですか。

A:いや。その辺は、隊員の安全というのはしっかり確保していただきたい。そういった議論をしていただきたいと思っています。

Q:安全の確保は非常に重視されていると思うのですけれども、この法制を巡って任務が拡大するということと、安全を確保するということを両立するためには、武器の使用基準を拡大するということは重要だというふうにお考えでしょうか。

A:これはひとえに、やはり部隊の能力によると思うんですね。その能力というのは指揮官の統率や状況判断、個人個人の自己防衛、そういったものが相まって部隊の実力となっていきますし、また装備、これも装甲車から機関銃とか小銃とか、自分の身を守るこういった装備も一つの考慮材料だと思っております。前にPKOで派遣する時に、機関銃1丁がいい、2丁がいいというような議論がありましたけれども、しかし隊員の安全を守る上においては、やはり必要なものは持って行けれるようにしなければなりませんし、またそのための訓練、そういったこともしておかなければなりませんので、そういった部隊の実力、能力、装備こういった要素があるのではないかとおもいます。

Q:一方で使う基準も拡大した方がいいというふうにお考えでしょうか。

A:基準。

Q:武器使用権限ですね。

A:これは、与えられた法律の中で武器使用というのは定められますので、部隊としての行動に際して、部内で検討した上で定められるものであると思います。


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