大臣臨時会見概要

平成26年11月8日(15時20分〜15時27分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今回、国内で初めての日米豪の共同訓練を実際に視察されたわけですが、その意義とですね、見えてきた課題について教えてください。

A:今回、日米豪含めて、そして東北6県の72の機関が一緒になって、この「みちのくALERT」という形で、共同のこの災害対応の訓練ができたということは、私は素晴らしいことではないのかなと思っております。そして、いろいろな方々にお話を聞いたりとか、実際、私は見させていただいたわけでありますけれども、しっかりと、いかに連携していくかと。そしてどのようにお互いにその連携をしていく上においての課題とか、そういうものを自分たちが見出していって、それに対処していくかということが分かったと。あるいは、それに対して、このような対応をしていけばといいんだということができたということ。そういうことをいろいろな方々からお話を聞いた時において、やはり、「3.11」のあの経験というものを絶対風化させてはいけないし、またそれ以上に縦割り主義というものを排除して、セキショナリズムというものも排除して、しっかりと連携していくということが、まさに先ほどの医療体制の方のDMATの先生方からも話が出たわけではありますけれども、とにかく一人でも多くの命を救うんだという、そのための思いというものを皆さん方が共通認識として持たれているんだということは、すごい印象を私自身は持ちました。また、そのためにいろんな形としてですね、防衛省・自衛隊も、その中の一員として汗を流せるということ。そしてまた、それらがこれからのいざという時の対応にしっかりと生きていくんだろうな、とそういう思いを持ちました。

Q:特に今日は、オスプレイの離島での救援訓練であるとか、御自身も初めて搭乗されています。オスプレイについては、高い性能を評価する声がある一方で、一定の不安の声というのは消えていません。自衛隊にも導入するということですけれども、どのように今後、理解を得ていきたいか。

A:とにかく、私自身も今回初めて搭乗させていただいたわけでありますけれども、非常にある意味私自身が、安定していて、そして、かなり安全性の高い乗り物だなという思いをしました。特に、いろいろな方々が騒音の問題とかいろいろ言っておりましたけれども、逆に言えば、今、運用しているCH−47チヌークよりも音が低いんじゃないかなと自分の実体験としてそういう感じを持ちました。それでスピードも速いし、航続距離も長いということで、いざといった時に日本の場合は、離島や多くの島々を持っていますから、そういういざという時の災害の対応、あるいは急患の方々の移送、そういうことを考えた場合においては、私は非常に有用な、アセットの一つじゃないのかなと思っております。ですからこそ、これから多くの方々にも、そのことを私も伝えていきたいと思いますし、また、しっかりと御理解いただくような形を持っていきたいと思います。特に自分が乗ってみて思ったのは、垂直から転換する「転換モード」の段階においても、いつ転換したのかなとわからないくらいでしたから。ですから本当にスムーズだな、とそういう思いも持ちました。

Q:話少し違うのですけれども、日中首脳会談、明日にも会談のメドということになりました。まず、これについてどのように評価、受け止めされておりますでしょうか。

A:私は、非常に良いことだなと思っております。特に、防衛省・自衛隊にとりましては課題でありますし、また、早く実現したいと思ってるのは日中の海上連絡メカニズムなわけでありますけれども、ようやくそのことの話し合いが緒に就くという状況になったわけでありますから、今回、首脳同士が会談することによって、このことに弾みがついていただければありがたいと思っております。いろいろなところで、不測の事態というのは絶対起こってもらっては困るわけですし、また、尖閣周辺だけではなくて、今、小笠原の問題もありますし、いろんなことがあるわけでありますから、だからこそ、やはりしっかりとお互いにきちんと話し合えるような、そのチャンネルというものを作りあげるということは、私は大事じゃないのかなと考えております。

Q:今回の訓練についてなんですけれど、特に、テーマが連携ということだったのですが、オスプレイの運航に関して、米軍から来るべき時に来なかったり、運航情報が自衛隊の方に十分に周知されていなかったことがあると思うのですが、それは大臣はどのように受け止めて、どう改善できると。

A:ある意味ですね、確かに多少そういうようなところがあったという部分も私も聞いておりますけれども、ただ、それは米側の運用上の問題でありまして、そのことに対して、私がここでとやかく話すことではないというふうに思っております。どちらにしても、それは米軍側の運用上のことなのであろうと私は思います。

Q:今日乗られた米軍のオスプレイは、沖縄の負担軽減ということで去年の秋、滋賀県の饗庭野で訓練に参加してから本土での訓練を始めて丁度1年くらいになるのですけれども、改めて本土に訓練を移転することの意義と、この1年でオスプレイに対する安全性の懸念が、どの程度払しょくされたとお考えか、お聞かせください。

A:私は、いろいろな所で、このオスプレイが日本側と一緒になって共同で訓練していくということは、非常に意義があることであろうと思っておりますし、とにかく今、安倍内閣は沖縄の負担軽減のために「出来ることはすべて行う」というのが基本的な姿勢であるわけであります。ですからこそ、沖縄以外の日本の各地域においてですね、訓練移転というものが進んでいただけるということは非常に意義のあることであろうと私は思っております。また、将来、防衛省・自衛隊でも、できれば導入したいという思いも持っているわけでありますから、そうなればなるほど一緒の形で、こういう訓練で参加していただけるということになりますと、その後、自衛隊で運用する上においても問題なく、スムーズな形で導入できるのではないのかなと、そう考えております。

Q:強風で離着艦訓練が中止になりましたけれども、災害時の実用性という点ではどのようにお考えですか。

A:あくまでも、今回はこういう大きな訓練ということであったものですから、多分米側は、最大限の安全性ということを考えての対応だったと思っておりますけれども、ただ、いざとなれば、米側にしてもそうかもしれませんけれども、日本で導入した時においてもそうですけれども、できる限りのことは最大限するというのは普通じゃないでしょうか。


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