大臣臨時会見概要

平成26年7月25日(20時13分〜20時22分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:明日からいよいよ日米印の本格的な共同演習が始まりますけれども、この意義についてお願いできますか。

A:この太平洋、インド洋を含めたこの海域の自由な航行を含めた安全保障体制、これをやはり今後も安定的に維持するということが、アジアの繁栄、そしてまた日本の繁栄にも繋がると思っております。そういう中で、この地域での海洋の大国であります日米、そしてインドが加わったこのような演習というのは大変意義のあるものだと思っております。

Q:今回は日本の近海で行うと。特に、沖縄の近辺でも行うことになっていますけれども、そういったことの意味合いというのはどう感じられますか。

A:場所については、このマラバールという演習の中で、それぞれ各国がどこで行うかということを協議しながら進めていくということであります。今回は、5年ぶりに日本が参加するということもあったと思いますが、日本の近海で行うということになったのだと思います。特に場所について何か意味があるというよりは、むしろその演習の中で適当な場所ということで今回選んだのだと思います。

Q:日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、日米印の3か国が連携することの大切さというのを改めてお願いできますか。

A:これは、日米は同盟国でありますし、また日本とインドというのは、最近首脳レベルでの非常に密接な関係もございます。また、同じ民主主義国、大国でありますので、そういう中では、今後とも協力をしあっていけるパートナーだと思っております。その日米印がこうして共に訓練を行うということは、これは安全保障上も大変重要だと思っております。

Q:今後、こういった3か国の演習というものが、充実・拡大させていく方向なのかその辺りはどうでしょうか。

A:これは通常、私ども日米関係でしっかりとした綿密な関係を持っておりますが、今回インドが加わり、また今後このような形で各国がそれぞれ連携することが、ひいてはこの太平洋地域の安定につながるものだと思っております。

Q:先ほど、アメリカ海軍、それからインド海軍の各司令官とお話があったと思いますけれども、その中でどの国の軍であっても、協力関係あるいは意見交換をしていくことが大切だというふうにおっしゃっていたのですが、今こうして、まだ中国との関係ができていないと思うのですが、その点どういうふうにお考えでしょうか。

A:私どもとしては、中国も含めた周辺国との関係改善が重要だと思っております。中国とは「海上連絡メカニズム」、これは不測の事態を避けるための部隊間、あるいはそれぞれの軍関係のホットラインということになりますが、この構築には、今後とも中国側に一日も早く結べるよう働きかけていきたいと思っております。

Q:インドとの間では、US−2の協議がありますけれども、今の交渉の状況はいかがでしょうか。

A:今回、こうして日本に来ていただいたこともあり、一昨日、今回参加している艦艇の幹部、インド艦隊の幹部が、日本のUS−2に直接乗っていただき、そして体験していただいたと報告を受けております。こういうことを機に、さらにこの作業が進むことを私どもとしては期待していると思います。

Q:佐賀空港にオスプレイの配備をという話がありましたけれども、そこの理由として佐世保に設置が予定されている水陸機動団とか、そういったこととの連動というのがあるのではないかと話があるのですけれども、その辺のところというのはいかがでしょうか。

A:これは、災害救助あるいは日本の離島防衛等に非常に有効だということで、水陸機動団の編成というのを、これは防衛大綱の中で私ども方向として決めております。その中で、佐世保の皆様にも協力をいただきながら、ここにも重要な拠点を置きたいと思っております。また、今回、佐賀県にあります目達原の陸上自衛隊の部隊になりますが、宅地化が進む中で、これを佐賀空港の方に移させていただく。そして併せてオスプレイのようなティルト・ローター機も、陸上自衛隊を中心に配備することに私ども計画しておりますが、その部隊も併せて佐賀空港を使わせていただけないか、そういうお願いをしております。全体としてやはり、この水陸機動団との連接も重要な部隊だと思っております。

Q:関連で、今日、佐賀県知事の会見で、「安全保障に関することは一般論としては、地方公共団体は協力する責務があると思っている」というようなことをおっしゃっていますが、この発言に対する受け止めと、何か交渉が進展するような状況にあるのでしょうか。

A:私どもとしては、そのようなお考えについてお話していただいたことは大変ありがたいことだと思っております。ただ、知事が前々からしっかり説明を受けて、佐賀県を含め、地域の皆さんが理解できるようにして欲しいというご要請もありますので、私どもとしてはしっかりとした説明をこれからも防衛省、政府も含めてしっかりと対応していきたいと思っています。

Q:一方でその説明についてなのですけれども、「米軍に何を提案するのか、それに対して米軍がどうだったかという話が全くない中で、説明の聞きようもないような気がする」というようなこともおっしゃっています。その点についてはどうでしょうか。

A:これは直接知事とお話をしているわけではないので、その発言についてはしっかりと私ども、事務方も含めてその発言について受け止めさせていただき、また丁寧な説明をさせていただきたいと思っています。

Q:米軍との交渉というのは、スケジュール感としては、メドは立っていませんか。

A:スケジュールその他ということは、今の段階でお話することではないと思いますが、いずれにしても地元への様々な説明、そして米軍を含めて沖縄の負担軽減について何ができるかという努力が双方必要なことだと思っております。

Q:先ほど総理のメッセージを読まれたかと思うのですれども、総理からどういうふうに言われてそのメッセージを託されたのでしょうか。

A:本来、日米印3か国の訓練というのは、この太平洋、インド洋含めた地域の安全保障にとって、重要なメッセージになるといったそういう思い、今回は意味のある訓練だと思っていると。そして、それに向けて私としても、今回日程の都合上、海外に向かわれておりますが、私がここでご挨拶する中で、総理としても是非メッセージを発していただきたいとお願いしましたら、快くメッセージをいただいて、私が今日代読をさせていただいたということであります。

Q:先ほど、佐賀空港の方にオスプレイが配備されたとした場合、佐世保の方にもオスプレイというのは飛来するというふうなこととしてお考えでしょうか。

A:これは、どこの地域と言うよりは、従前からお話ししているように、沖縄の負担軽減のために日本全体でこの訓練移転も含めて、しっかり受け止める必要がある。そしてまた、全国の皆さんにそれをお願いしたいということを、私から、例えば全国知事会の場でも発言をさせていただいております。いずれにしても、佐世保に限らず、沖縄の負担軽減のために全国の皆さんのご理解、お力を賜ればと思います。

以上


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