大臣臨時会見概要

平成26年7月9日(09時20分〜09時26分)(日本時間)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:北朝鮮の弾道ミサイルの発射についてお願いします。

A:日本時間、本日4時頃でありますが、北朝鮮南西部から複数の弾道ミサイルが日本海に向けて発射されました。これを受けまして、4時20分頃(日本時間)、私の方に連絡があり、今、防衛大臣の臨時代理をお願いしております菅官房長官から「情報収集、警戒監視に万全を期すように」という指示を出していただきました。それを受けまして、防衛省としましては、武田副大臣をヘッドにしまして、5時50分に1回目の会議を行うとともに、すでに3回の会議を行っております。引き続き情報収集に万全を期すように指示をしていただいております。なお、付近を航行する航空機、それから船舶等に被害は確認されておりません。先月末に引き続きの今回のミサイル発射でありますので、外務省を通じて厳重な抗議をしていただくよう、今、対応していると思います。

Q:確認ですが、今の時間はすべて日本時間ですか。

A:そうです、すべて日本時間です。

Q:そうすると、大臣が報告を受けた4時20分というのは、日本時間の朝4時20分。

A:そうです、日本時間の朝4時20分です。

Q:こちら時間ですと午後2時20分ですか。

A:そうです。ちょうど今日、視察をしている途中に報告がありまして、視察先ではありましたが、ただちに指示を行うような形で、特に臨時代理で官房長官にお願いしておりますし、また、副大臣が日本におりますので、副大臣と連絡を取りながら、しっかりとした対応をお願いしたところであります。

Q:現時点で、北朝鮮の発射が度重なっていることについて、この狙いというのはどういうふうに分析されているかというのは。

A:私どもは、せっかく日朝協議が行われ、そして今回、制裁解除の方向でようやく拉致問題についての解決、北朝鮮との対話の窓口が開きつつある中でのこのような行動ですので、まったく理解に苦しむ状況だと思っています。北朝鮮には、前回もお話しましたが、このようなミサイルの発射が決して北朝鮮のためにはならないということをしっかり認識してもらいたいと思っております。

Q:今回のミサイル発射というのも、安保理決議に違反しているという認識でよろしいのでしょうか。

A:基本的に私どもとしては、ミサイル発射については、このような発射事案については、安保理決議に違反していると認識しております。

Q:外交ルートを通じての抗議というのは、今、抗議をしている段階で、まだ抗議はしたというところまではいっていないということ。

A:まだ日本からの報告はきておりませんが、少なくとも官房長官を中心に、これはすでに朝6時頃だと思いますが、NSCの関係局長が集まっての会議があったということですので、当然外交ルートでしっかりとした抗議をしてもらっているものと承知をしています。

Q:南西部から複数発発射ということですけど、前回のところとは場所が違うということですか。

A:6月末に起きた事案とは場所が異なると思っています。

Q:飛んだ距離というのはどれくらいになるのでしょうか。

A:これは分析中でありますので、間もなく公表できると思っています。

Q:これは日本の安全保障に影響があるような、そういった長距離を飛んでいるということではないのですか。

A:先ほどお話しをさせていただいたように、わが国の船舶や航空機に直ちに影響があるというような状況ではないと思っています。

Q:今回、安倍総理も不在で大臣ご自身も外遊中でということで、NSCの主要なメンバーが日本にいない中で、こうした事態が起きたということに対しては、政府しての対応というのは万全だったというふうに言えるのでしょうか。

A:特に安倍総理も私どももそうですが、この時期にこのような外交日程をこなすことは、これは必要なことだと思っています。ですから官房長官、あるいは武田副大臣等が日本に残り、いざというときの対応をしていただいておりますし、また発射直後に私どもにもしっかり連絡があり、連絡の中で指示をすることもできておりますので、問題がないと思っております。

Q:今回の訪問の中でヘーゲル長官との会談も予定されていますけれど、今回の事案などを題材に挙げられて、連携を確認するというような予定はあるのでしょうか。

A:ヘーゲル長官との会談の中では、最近起きている北朝鮮のミサイル事案についてはもちろん取り上げますし、この問題については、日米韓の連携が重要だということ、これは前回のシャングリラでの日米韓の3カ国協議でも確認をしております。いずれにしても私どもとしては、国際社会とともにこの北朝鮮のミサイル発射については、強い懸念を持っているということであります。

Q:日本が独自でかけている制裁の一部解除というのは、ついこの間、閣議決定でやったばかりなのですけれども、その閣議決定自体は今回の発射を受けても揺るがないということですか。

A:これは最終的に、政府全体で検討するということになると思いますが、少なくとも北朝鮮に対しては、猛烈な抗議をしていただくことが大事だと思っております。

以上


ご意見ご要望
大臣記者会見概要一覧へ戻る
新着情報一覧へ戻る
トップへ戻る

(C) 防衛省・自衛隊