大臣臨時会見概要

平成26年6月7日(17時45分〜17時53分)

1 発表事項

 今日は、房町長に日頃海上自衛隊、そしてまた先般は自衛隊の統合演習で江仁屋離島を使った演習について大変お世話いただきましたので、その御礼という思いで今日は来させていただきました。

2 質疑応答

Q:防衛省は南西地域の警戒監視を強化するために、警備部隊の配置を計画されていますけれども、その辺りはどういった意見交換をされたのでしょうか。

A:防衛省は大綱・中期防の中でも、特に南西重視、このような島嶼部の警戒態勢をしっかり取るということが重要だということを大きな方向性として位置付けています。その中で、特に奄美群島地域において、比較的手薄な状況にあるということは、従前から様々な声がありました。今日は改めてこの地域における防衛省・自衛隊に対する様々な要請の意見を聞かせていただきました。

Q:町長の方からは、具体的に警備部隊の配備については、どのようなお話があったのでしょうか。

A:要請書の中でも、従前からこの瀬戸内町は長い間、海上自衛隊も含めたいい関係を持っているので、今後ともその関係を重視したいし、是非この地にそういう警備の部隊が来れば歓迎をしたいというお話はありました。

Q:配備時期についてなのですけれども、今調査をしているということですが、実際に配備をする時期というのはいつ頃をお考えになっているのでしょうか。

A:現地調査をしております。特にこの奄美群島におきましては、今月の3日から5日まで調査をしたということで、その報告を週明けにも受けたいと思っています。私どもとしては、できるだけ早く一定の方向が決まったならば、様々な更に詳細な調査に入っていきたいと思っております。

Q:早ければ来年度予算にはそういった配備のための予算という形なのでしょうか。

A:具体的な部隊の配置についての調査は、今年度の予算の中で行っております。それが一定の方向が出次第、実際に更に詳細な事業として位置付けられるような調査に入っていきたいと思っています。

Q:調査の中で場所を選定するにあたって、重視することはどういった点になるのでしょうか。

A:地理的に沿岸監視、あるいは例えば災害を含めた様々な事態が発生した場合の初動担任の部隊ということになりますので、そのような災害を含めた様々な事態にすぐに動けるような場所としてどこがいいのか。それからまた、地域との関係も大事だと思います。こういうことを様々検討する中での場所の選定ということになると思います。

Q:中期防では複数の箇所を南西諸島に置くということになると思うのですが、その中で調査もされて、わざわざ足も運ばれたということで、最有力な候補地の一つというような格好になると。

A:奄美群島の中では、私どもそのような部隊を置きたいと思っておりますが、場所としては、まだ調査報告を聞いておりませんので、聞いた上での最終的な検討に入るということになると思います。今日まずお伺いしましたのは、先般自衛隊の統合演習で瀬戸内町に大変お世話になったということであります。特に自衛隊の着上陸訓練の場所として、江仁屋離島を提供していただいたというのは、非常に効果的な訓練ができたということだと思います。

Q:町として配備に対して非常に前向きに考えてもらっているということは、防衛省としては非常に留意する点、重視するポイントになるのでしょうか。

A:先ほどもお話しましたように、一つは初動担任をして、災害を含めた様々な対応ができるという地政学的なところ。それからやはり何と言っても地元との関係が大切です。地元との関係というのも一つの大きな要因になると思います。

Q:部隊の規模は何人ぐらいを想定されていますか。

A:私ども、通常初動担任の部隊と考えておりますので、対馬、あるいは今回既に敷地造成に入っております与那国のような規模になると思います。数百名ぐらいの規模になると思います。対馬は350名ぐらい、大体数百名ぐらいの規模と考えております。

Q:部隊を分散して配備する予定はありますか。例えば名瀬と瀬戸内とか。

A:効率的な考え方を取った場合に、あまり細かく分けるよりは、例えば奄美群島区であれば、それは一定の移動をすれば全般的にカバーできるエリアになるのではないかと思います。ただいずれにしても、まだ調査結果が来ておりませんので、一昨日現地調査が終わったばかりで今それをまとめているということですから、来週にでもまたその報告があると思います。

Q:警備部隊自体は、複数の部隊ということになるのでしょうか。先島諸島と奄美群島と。

A:私どもとしては、複数を考えていきたいと思っております。いずれにしてもまだ報告がしっかり上がってきているわけではありませんので、それを踏まえて考えていきたいと思います。

Q:先日武田副大臣が来られたときに、奄美市と瀬戸内町、これは有力候補地だというお話をしていたのですけれども、大臣自身はそのようなお心持でしょうか。

A:一昨日調査が終わったばかりで、来週その調査結果がまいりますので、それを踏まえて考えていきたいと思っております。

Q:調査というのは奄美大島なのでしょうか。それとも与論、喜界島含めての奄美群島と。

A:いずれにしても週明けに報告が来ると思います。

Q:奄美市と瀬戸内町以外も排除しないという、例えば徳之島の天城町も誘致活動をしているのですが。

A:場所についてはまだ決まっているわけではありません。

Q:話題を変えるのですけれども、集団的自衛権に関して、安倍首相が自民党の幹部の方に、「会期中の閣議決定を目指したい」ということで、協議を急ぐように指示したのですけれども、大臣としては、閣議決定をこの会期中にやるべきだとお考えでしょうか。

A:私どもとしては、与党協議が行われている中で、その結論がいつになるかということは、これは与党の中で決められることだと思いますので、特に時期ということを私ども言う必要はないと思います。ただ従前からお話しておりますように、日米の「2+2」の中でガイドラインの作成時期というのが年内ということになっています。私どもとしては、一定の方向が出た中でガイドラインにその内容を反映するためには、スケジュール的にはなるべく早い時期に一定の結論が出れば、それはありがたいことだと思っております。

Q:総理が指名している閣議決定というのはこだわらずに、与党協議を丁寧にやった方がいいというお考えですか。

A:そういう意味ではなく、総理の指示で動いていると思いますので。ただ、総理のご指示は、私直接聞いておりませんので。従前から総理がおっしゃっている内容は、内容も大切ですし、しかもしっかりとした協議をしていただきたい。期限は特に考えていない。与党協議を待ちたいというお話をされていたと思いますので。私が今知っている認識はそれぐらいだと思います。

以上


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