大臣臨時会見概要

平成26年6月4日(14時50分〜14時55分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:大臣改めて今回の南鳥島の視察の目的と、視察を終えてのご感想をお願いします。

A:ここは非常に任務の厳しい場所でありますし、こういう日本の最東端の孤島で、懸命に任務をしている隊員もいるということ。その激励をしたいと思っておりました。この南鳥島は、実は排他的経済水域、日本の経済水域ですが、確か本州の日本の陸地面積に匹敵するぐらいの広さがあると報告を受けております。この島一つが、どれだけ日本の国益にとってプラスになるか、また最近はこの周辺でレアメタル・レアアース等が多数含まれるという、そういう鉱物資源が確認をされております。そういう意味では、今後ともここはしっかり守っていく場所だと思っております。

Q:今、鉱物資源のお話がありましたけれども、先ほど大臣訓示の中で「中国の太平洋進出もある中で」というようなお話もありましたけど、安全保障上の観点から、南鳥島はどのような重要性があるのかお願いできますでしょうか。

A:ここは日本の本州から離れた離島ではありますが、大変広い排他的経済水域を持っているという中で、日本の領土ということで今後ともしっかりと私どもが実効支配をしていくことが重要だと思っています。

Q:まさにその安全保障の与党協議では、離島などが武装した集団の侵攻、そういったグレーゾーンに対する対応について、法改正もしくは運用の改善ということで議論されていると思うのですが、そこから絡めて今日の視察をどのように生かしたいとお考えでしょうか。

A:ここは所属する隊員の数は少ないですが、日頃からしっかりとした警戒監視を行うように、そこは私の方から改めて指示をさせていただきました。大切なのは、警戒監視をして仮に何か問題が発生するような状況がありましたら、ここの部隊というのは非常に人数が少ないものですから、速やかに近くの部隊から様々な増強ができることを検討していくことは重要だと思っています。

Q:先のシャングリラ会合でも中国の海洋進出の活発化について非常に議論になっていましたけれども、先ほどの訓示でもありましたが、太平洋への進出を活発化させているという話がありましたが、中国の動向について大臣が懸念されていることというのはどういったことでしょうか。

A:特に私ども、それぞれの国が海軍力を持ち、そしてまた航海の自由、航空の航行の自由、これを確保する中で、あるいは保障する中でのそれぞれの訓練等はあるのだと思います。ただ南シナ海で実際に起きているような状況を見ると、とても国際的な常識では対応できないような、そういう最近状況が見られます。大切なのはやはり隙を与えないことだと思っています。そういう意味ではこの南鳥島での警戒監視も、今後とも重要な役割になると思います。

Q:今回視察されて、今出ているグレーゾーンの議論、運用に関する法改正、そういったものの必要性については、大臣、現場を見た感覚としてどのようにお感じですか。

A:これは様々な事態が発生した時に、速やかに対応できるということが大切だと思います。どういうことがこれは起きるか分りません。ですがその時に対応に困らないように、今議論していただいていることは大変重要なことだと思っています。

Q:警戒監視の面で、強化するために、新たにこの南鳥島に装備面でより充実させていくというお考えはあるのでしょうか。

A:これは今日現場の司令官から、様々な状況について報告を受けました。今後とも現場と話し合いをしながら考えていきたいと思っております。

Q:別件で恐縮なのですけれども、オホーツク海でロシアの軍用機がアメリカの偵察機に対して異常接近したというような報道もあるのですけれども、そういった事実関係、あるいは受け止めをお願いします。

A:中国機だけではなくて、ロシア機が最近頻繁にわが国周辺で活動を活発化させているということは累次公表させていただいております。私も日々、部隊からの報告を受けております。今日もまたこういう視察が終わった後、また定期的な報告を受ける中で確認をしていきたいと思います。

Q:警戒監視に万全を期していくというお話がありましたけれども、この南鳥島に関しては安全保障上、今後はどういう位置づけで大臣お考えになられるのでしょうか。

A:これはまず一番大きいのは、わが国の領土であります。そしてまたここを基点とする排他的経済水域は大変広いところでありますので、そこをやはりしっかり実効支配している中で、警戒監視をしていくということだと思います。

以上


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