大臣臨時会見概要

平成26年6月1日(10時08分〜10時12分(日本時間))(日越防衛相会談後)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:先ほどベトナムの国防大臣と会談を終えられましたけれども、どのようなお話があったのか、お願いできますでしょうか。

A:日本とベトナムは長い友好関係を持っております。昨年9月に私もベトナムを訪問しまして、大変、ベトナムの歓迎をいただきました。その御礼を言うということと、私どもも同じような立場ですが、今、南シナ海においては、ベトナム・フィリピンが中国との緊張関係にあります。また、東シナ海においては、日本が中国との緊張関係があるということですので、この問題については、やはり対話により解決することが前提で、特に国際法により私どもとして解決する、その方向で一致したということであります。中国は大切な国ではありますが、このような緊張関係がある状況の中で、関係国が一致したメッセージを発することが、この問題の解決に繋がるということだと思います。

Q:先方からは冒頭、安倍総理の基調講演や小野寺大臣のスピーチに関して評価するようなお話がありましたけれども、その他に日本の取り組みについて、ベトナム側から評価しているというようなお話は何かあったのでしょうか。

A:日本とベトナムは様々な経済的な関係も深いですし、日本の支援も長年行っている国であります。そういう意味では、日本の今までの取り組みについて感謝をするということがございました。また、特に今、ベトナム側としてこれから能力を上げていきたいところが、例えば海上警察の問題、この支援については安倍総理も言及されておりますが、日本に対しての支援を期待する旨の発言はあったと思います。

Q:東シナ海と南シナ海で共通の問題を抱える国同士が、共通の認識を共有出来たということについての意義と、今後の対応、中国に対してどのように対峙していくのかという2点をお願いします。

A:この問題については、私どもは中国との関係を改善すること、そして中国が国際的な法律、あるいは対話によってこの問題を解決することが大切だという、この共通のメッセージをやっぱり関係国がそれぞれ発することが、平和裏な解決に繋がるものと思っております。

Q:防衛交流ですとか、あるいは装備品の供与など、ベトナムに対して日本の防衛省から出来ることというのは、何かお伝えしたのでしょうか。

A:まず今回、ベトナム側が能力構築したい部分は海上警察の部分だと思います。これは自衛隊とは違う内容でありますが、逆にベトナム側が積極的に取り組んでいるのが国際協力、PKOの部分だと伺いました。今回、南スーダンにベトナムがPKOの部隊を派遣するための様々な準備をしているというふうに伺っております。日本として支援できることがあれば、すでに日本は数年間南スーダンにおいてPKO活動を行っていますので、そういう支援について積極的に日本は協力したいというお話はさせていただきました。

Q:ベトナムの大臣の方から当事者の中越の漁船の事件については、理解を求められたりとか、ご説明というのは実際あったのでしょうか。

A:詳しい状況、そしてまた中国側から様々な圧力があるというようなことについては、逐次の説明はいただきました。私どもとしては、この問題に冷静に、そして対話で解決しようとしているベトナムの姿勢を支持するというお話をさせていただきました。

以上


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