大臣臨時会見概要

平成26年5月8日(20時54分〜21時02分(日本時間))

1 発表事項

 今日南スーダンを訪問させていただき、防衛相会談を行いまして、両国がこれからも経済支援や、あるいは南スーダンの国造りについて共に協力しあうということで意見が一致しました。また、キール大統領との会談の中では、特に南スーダンの和平が大変重要だということをお伝えし、そしてキール大統領から明日キール大統領と対立をするマチャール前副大統領との会談が、アディスアベバであるというお話がありました。日本としても是非この会談が成功する中で、南スーダンが安定し、日本政府として更なる支援ができること、そしてまた今派遣していますPKOの自衛隊部隊がしっかりとした活動ができることを期待したいと思っています。

2 質疑応答

Q:今後のPKOの活動については、大臣どのようにお考えなのでしょうか。

A:できれば今、昨年の12月以来治安が悪化している状況がありまして、主に避難民に対しての支援、避難民キャンプの造成が自衛隊の今の主たる役割になっておりますが、早く和平が成立し安定する中で、元のインフラ整備、特に道路整備を含めたこういう施設部隊の能力が、最大限発揮できるような活躍に展開できれば良いと思っております。

Q:視察を実際されてみて、治安状況というのはどういうふうにお感じなられましたでしょうか。

A:治安というよりも、やはり避難民の方が予想以上に大変多いということ、そして自衛隊の宿営地の周辺に沢山皆さん集まっていて、これはやはり避難民の方が非常に身の危険も感じながら、自衛隊の側で出来るだけ安全を確保したいというその現れだと思っておりますので、やはり和平の成立が第一だと思っております。

Q:自衛隊の活動自体は、この治安状況によって影響することはないというふうにお考えですか。

A:現在国連から要請をされているのは、避難民のキャンプの造成ということであります。これは直接南スーダンの国民の皆さんに役立つ役割であります。私どもとしては、まず直近に国連から要請されている役割について果たしていきたいと思いますし、またそれが安定する中で、元々の私どもの支援の予定でありました、道路を含めたインフラ整備の活動が一日でも早くできるように努力をしていきたいと思っています。

A(マニャン国防大臣、発言は英語のため仮訳):本日、日本の小野寺防衛大臣が南スーダンのジュバを訪問され、キール大統領を表敬されました。どのように平和が進み、特にジュバにおける安全保障環境が強化されていっているかということについて、キール大統領から紹介がありました。そしてそれは明日、アディスアベバにキール大統領が行き、リエク・マチャール前副大統領と会うことで続くだろうと。キール大統領は平和、対立の中断及び火器使用の中止を得るためには、和平交渉が必要であることを示しました。以上が、キール大統領が伝えたことです。また、小野寺防衛大臣は私(国防大臣)も訪問されました。我々はもちろん日本がここジュバにおいて国連の平和維持活動に参加し、施設隊を派遣してインフラ整備、特に道路や橋の建設などの役割を担っていることを承知しております。我々は施設隊とともに全てのインフラ整備をすることに意欲を示し、また二つの省、特に日本の陸上自衛隊とSPLA(南スーダン国軍)の特別な協力に感謝します。会合はとても実りのあるものでした。また我々は、日本が南スーダンの人々に多くの社会奉仕をしていることを承知しています。インフラや医療、避難民支援の分野においてもです。南スーダンは不安定な状況にありますが、この不安定な状況が停止されれば、我々は更にすることを願っております。我々は平和にコミットしているということをアジアに示せると確信しています。以上が会合の内容です。お越しいただきありがとうございました。

Q:南スーダンの治安がなかなか改善しない中で、今後他国の部隊や民間人から、自衛隊に支援の要請ということも有り得るかと思うのですが、駆けつけ警護が出来るようにするための法整備の必要性については、どのようにお考えでしょうか。

A:いずれにしても、現在安保法制懇の方で議論をなされ、来週にでも報告書が出るということですので、それを受けて政府として一定の方向を検討されると承知をしております。いずれにしても、与党の議論、あるいは国会での議論を踏まえることは大切だと思っています。

Q:安倍政権が積極的平和主義の下に、世界の平和と安定により積極的に貢献していくという方針を出されていますが、そういった観点から、今こういった活動の現場を見られてどのようにお感じになられたでしょうか。

A:世界の中で、日本の支援、特に日本の自衛隊が持っている例えばこういう施設部隊、能力構築含めて様々な役割が日本の自衛隊にはあるのだなということを感じております。また、現地で大変強い期待を持たれているということも感じました。いずれにしても日本として平和的にそれぞれの国が経済的に自立するための役割を果たしていくことは大切だと思っております。

以上


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