大臣臨時会見概要

平成26年4月20日(11時10分〜11時17分)

1 発表事項

 特になし。

2 質疑応答

Q:第603飛行隊を新編されましたけれども、受け止めをお願いします。

A:今、緊急発進の回数が非常に多くなっております。例えば、中国機に対するスクランブルはここ4年間で4倍になっているという状況がありますので、私どもとしては早期警戒監視をしっかりとするために今回新しく早期警戒機E−2Cの部隊を、この那覇基地の部隊に新設したということになります。いずれにしても我が国の領土・領海・領空をしっかり今後とも守っていくための、大切な今回の部隊新設だと思っております。

Q:訓示の中で「正に鷹の目になって」というふうにおっしゃっていましたが、ここのところをもう一度お願いします。

A:航空機E−2Cは「ホークアイ」と別名で呼ばれておりますので、その名のとおり鷹の目のような鋭い警戒監視をこの部隊には是非していただきたい、そういう思いを込めて今日はあのようなお話をさせていただきました。

Q:昨日は、陸上自衛隊の沿岸監視部隊の配備に向けた着工式があり、今日は那覇基地で早期の警戒飛行隊の新編式と続きましたけれども、南西諸島防衛について防衛大臣として今後どういうふうに取り組まれていきますか。

A:これは国家安全保障戦略の中で、また、防衛大綱の中でも唱っておりますが、我が国はやはり島嶼防衛、これが大変重要な役割となっておりますし、特に南西海空域、ここは最近様々な警戒監視がさらに必要な地域になっていると認識をしていますので、今後ともこの態勢を重視していきたいと思っておりますし、また、今回は警戒監視部隊ということになりますが、予定でいけば来年度、平成27年度末までにはF−15戦闘機の部隊も新たに那覇基地に増強するということになりますので、しっかりとした態勢をこれからも充実させていきたいと思っております。

Q:昨日、仲井眞知事とお会いになられて、去年の12月に沖縄の負担軽減策4つ要望されたと思いますが、今年の11月には知事選が開かれます。大臣の中で知事選までに一定のメドを、負担軽減策について答えを出す必要があるとお考えなのか、どういうふうなスケジュールで進めていくかについてお聞かせください。

A:昨日の夜、仲井眞知事ほか、皆さんとはいわゆる「よもやま話」をしながら懇談をさせていただきました。今、ご指摘のありました沖縄県からの要望については総理がお話されておりますので、私どもとして、沖縄県のご要望に添うようにできることは全力を挙げて行うという姿勢に変わりはありません。

Q:いつまでにというのは、まだ何かお考えがあるのでしょうか。

A:これは私どもとして、沖縄県の要望について総理がおっしゃっているように、できることは全て行うという、そういう姿勢で努力していきたいと思っております。

Q:関連で、仲井眞知事との会談の中で、防衛省がこれまで進めてきた負担軽減策についてはお伝えされたということでよろしいですか。

A:これは知事がお答えされているように、「よもやま話をした」ということであります。

Q:スクランブルに関する言及がありましたけれども、ここ一週間、特にロシア機に対するものが増えています。現状をどのように分析、報告を受けていらっしゃいますか。

A:ロシア機の、我が国領空へ近接するような飛行が、ここ続けて行われれているということは事実であります。今日も恐らく引き続き起こる可能性が高いと思っております。また、先般は爆撃機が確か6機だと思いますが、冷戦期にもないような、私どもにとっては異常な飛行が続いていると認識しております。ロシア側の考え方、背景はよく分かりませんが、少なくとも私どもとしては、ここ近年にないロシア機の飛行については注視をしながら監視を行っております。

Q:スクランブルなのですけれども、4年間で4倍と非常に今中国が急速に台頭してきている中、今日、新編するのは初めてですし、昨日の沿岸監視部隊も南西諸島で初と、ちょっと後手に回っているというか、中国の急速な拡大に対して自衛隊への配備には反対運動とかあると思うのですが、ちょっと後手に回っているという印象があるのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。

A:基本的に現在の態勢でも十分、我が国の領土・領海をしっかり維持する、監視する態勢はできていると思っております。今までスクランブルについても、あるいは警戒監視についても問題があったことはないと承知をしております。今後、さらにこのような活動が活発化する可能性があるということを踏まえて今回増強するとのことですので、後手というよりむしろ、先にというのは変ですが、さらに増えてもしっかり対応できるような態勢をとるという考え方で、今回部隊の増強ということにさせていただきました。

Q:E−2Cの配備は、中国を念頭においたものという認識でよろしいでしょうか。あと、収集した情報は米軍とも共有するのでしょうか。

A:まず、私どもは特定の国を想定しての部隊配備ではないということが前提ではありますが、特に最近は中国機の近接による我が国からのスクランブルが多いということは事実であります。ただ、ロシア機も先般、沖宮間を爆撃機が航行するなど、この基地からもロシア機に対してもその対応は出ておりますので、全体として増えているということになるのだと思っております。

Q:米軍との共有は。

A:これは、同盟国でありますので、実際、米軍が様々持っている情報を当然我が方には共有されていることも多いと思いますし、私どもとしても同盟国でありますので、情報の共有は密にするような態勢をとっております。

Q:先ほどのロシア機の関係ですけれども、今後ロシア側と何らかのやりとりというか、どういう意図で飛行しているのかというようなことをお話することはあるのでしょうか。

A:今は事務レベル、防衛駐在官レベルでは、我が方としてはロシア側にこのようなかなり多数の爆撃機が来ていることについて意図は確認をしておりますが、先方からは特段どのような内容で飛行しているかということについての報告はないということあります。今後とも、従前と違うような数と、継続した形での近接飛行がありますので、それについてはロシア側に累次確認ができるような態勢をとっていきたいと思っています。

以上


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