大臣臨時会見概要

平成26年4月16日(11時25分〜11時31分)

1 発表事項

 特になし。

2 質疑応答

Q:大臣、今日は水陸両用車、実際に乗ってらっしゃいましたが、感想をまずお願いします。

A:乗った状況はかなり性能がいいなという印象を持ちました。内部の構造についても報告を受けましたが、21名の隊員を乗せてあれだけのスピードで走れるということ、また水陸両用機能についても、かなり実績のある車種、装備ですので、そういう面では非常に参考になる視察だったと思います。

Q:今回は参考品ということですけれども、今後防衛省の方でも本格的導入が進むわけですが、実際この水陸両用車を自衛隊に導入することによって、南西諸島防衛ですとか災害救援、どういったところを強化されるのかという目的と意義についてお願いいたします。

A:日本は海の面積では世界6位の海洋大国であります。その基盤は島ということになります。日本の島を私どもとしては、これからもしっかり守っていくためには、様々な装備が必要です。特に今までこの水陸両用機能を持つ車両については、なかなか手薄な状況がありました。今回はこれを一つの参考品として、水陸機動団の整備も含めてしっかり充実させていきたいと思っています。また、東日本大震災で私自身も経験しましたが、自分の地元の気仙沼の大島が孤立したときに、水陸両用車が大変有効に機能したということもありますので、災害面でも非常に有効なものだと思っています。

Q:今後、水陸両用車の方は崎辺の方に配備することになると思いますが、大体の見通しとしては何年ぐらいをメドと考えてらっしゃいますか。

A:これは中期防の中で既に位置づけておりますので、5年のスパンの中で水陸両用車の車両の選定、そして導入、また、長崎県佐世保市の皆様にご了解をいただきながら、一つの候補地として崎辺地区を想定させていただいております。

Q:今日乗ってみられて改めて着実な整備が必要だと感じられ、訓示でも話がありましたけれども、その辺りを改めてお願いできますか。

A:今まで島をしっかり守っていくということに関して、特に装備面でまだまだ不十分なところもあったのだと思います。今回の大綱・中期防の中で島嶼防衛についてしっかりとした体制を取るということを決めさせていただきましたので、今後このような水陸両用車をしっかり整備していくこと、そしてまた水陸機動団のような災害にも、あるいは島嶼防衛にも役立つ部隊を拡充していきたいと思います。

Q:配備先なのですけれども、崎辺地区以外の部隊の展開、スケジュール、それからその選定のスケジュール感を今どのようにお考えですか。

A:まず、水陸両用車の選定につきましては、できるだけ早く行っていきたいと思っております。配置場所につきましては、いくつか想定をする中で、佐世保の崎辺地区が有力な候補の一つと思っております。先般も私が佐世保に行ったときに、上空からその地域の視察もさせていただきました。運用面では、当然統合運用ということになりますので、輸送面も考えて海上自衛隊との連接を考える中で、崎辺地区は有力な候補の一つだと思っています。

Q:これまで自衛隊では本格的な上陸作戦に使うような装備については、専守防衛という観点からも持ってこなかったといういきさつもあると思うのですけれども、一つの転換点として改めて受け止めいかがでしょうか。

A:私が水陸両用車を非常に有効だと思いましたのは、東日本大震災で私自身が被災地でつぶさに見た中で、災害には非常に有効な車両だという認識を持っておりました。また、おっしゃるようにわが国の周辺の安全保障環境を考えた場合、特に島嶼防衛というのは、今後とも重要な役割を担う、自衛隊の役割になりますので、そのための一つの装備の強化ということになるのだと思っています。

Q:別件で恐縮なのですが、中国が青島で予定していた国際観艦式が中止になりまして、海上幕僚長は、観艦式の方には呼ばれてはいなかったのですけれども、実際中止になったことについての受け止めをお願いします。

A:現在、日本も協力をしておりますが、マレーシアの民間航空機の捜索に全力を挙げたいという中国側の事情と報道されておりますので、その理由なのだと思っております。いずれにしても、マレーシア航空機は、人命の問題になりますので、そのことを優先されるというのは、考え方としては納得のいくものだと思っております。

Q:中期防で52両、水陸両用車をとることになっていると思うのですけれども、運用の開始のメドというのは、どのように考えていらっしゃいますか。

A:中期防というのは5年スパンでの装備ということになります。現在、こうして参考品でなるべく早く対象機種を決定し、そして装備をし、それを運用させるということだけではなくて、今西方普通科連隊等もありますが、水陸両用の様々な機能を持つ、水陸機動団を整備していくということ、その訓練も含めてできるだけ早くしていきたいと思っております。できれば中期防の期間ということで、私ども一つのメドを作っておりますので、それを一つの方向に前倒しが少しでもできるように進めていきたいと思っております。

以上


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