大臣臨時会見概要

平成26年3月21日(13時54分〜14時02分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:視察されての感想をお願いします。

A:まず、米空母があるということは、どれだけ東アジアの安全保障にとって重要か、この地域を安定させるのに重要な役割をもっているかというのを改めて認識をしました。特に今、世界の目がウクライナ情勢に向いておりますが、こういう時だからこそ私どもとしては、この東アジア、特に日本周辺についてしっかりとした日米の態勢を維持することが大事だと、それは司令官との意見交換の中で明確に一致したことだと思っております。

Q:司令官との会談ですけれど、具体的にどういったやりとりがあったのでしょうか。

A:空母だけでなくて、日本にあります米軍の様々な施設、これが東アジア全体において大きな役割を持っている。例えば、韓国を含めたこの地域全体の軍事的なバランスにとって、その役割は大変重要だ、こういう認識では一致したと思います。

Q:ウクライナ情勢ですが、EUとアメリカが新たな制裁というのを検討して発表されましたけれども、日本政府はどういう段取りで進んでいるのでしょうか。

A:これはNSCの中で検討されていく内容だと思っております。いずれにしてもNSCを含めて政府全体で検討する中で決めていくことだと思います。

Q:NSCについては総理外遊帰国後ですか。

A:それはまだ分かりませんが、状況を踏まえて総理から開催を求められればすぐに集まれる態勢はとっておきたいと思います。

Q:昨日、国籍は明らかにされていませんけれども、宮古島付近で潜没したままの潜水艦が発表されていますけれども、これについて大臣どういった受け止めをされているのでしょうか。

A:まず、潜没潜水艦が潜水航行していること、これはわが方として探知をしておりました。そしてこれが、わが国の接続水域に入り、複数回、接続水域に入った状況がありましたので、特異的な状況ということで公表させていただきました。あくまでも国籍不明の潜没潜水艦ということであります。そしてそこから我が国の領海を離れたということですので公表したということです。

Q:潜水艦の動きに関して、中国艦船もあの辺を通っているかと思うのですけれども、中国との関連というのは大臣どのようにお考えでしょうか。

A:これはあくまでも国籍不明ということで対外的に公表しております。いずれにしても、我が国の領土を守るためには常にこのような警戒監視が必要だと思っています。

Q:先ほど、東アジアの米軍のプレゼンスが重要だという話がございましたが、来月にもヘーゲル国防長官が訪日を検討されているようですけれども、そういったところでその辺の話をすることになるのでしょうか。

A:まだ具体的な日程は決まっていないと承知しておりますが、いずれにしても日米の防衛当局の話し合いというのはとても重要だと思っております。今年1月に電話会談をして以来、数か月は直接話をしておりませんので、そういう機会があればかなりたくさん意見交換をする内容がありますので、そこは日米同士で防衛当局の関係を深くするためにも大事な機会を検討しているということであります。

Q:不明のマレーシア機の捜索なのですけれども、オーストラリア軍が残骸を見つけたのではないかというような報道が出ていますけれども、何か最新情報が出ていますでしょうか。

A:昨日に引き続き、今日も自衛隊としましては、マレーシア政府の要請を受けた海域についてP−3C×1機、それからC−130H×2機で捜査をしております。また、数日前からオーストラリアでの、今回報道があった場所について「有力だ」という情報も得ております。具体的に、マレーシア政府、そしてまたオーストラリア政府からも、今後調査範囲を、今、衛星で確認されたところまで拡大してほしいという要請も来ていると承知をしておりますので、今日、戻りましたら行動命令を新たに発して、有力とされている海域へ自衛隊の航空機が展開できるようすぐに指示をしたいと思っております。

Q:新たに、今、マレーシアに派遣している4機ではなく別の物を出すということですか。

A:今出しているP−3C、C−130Hというのは既に国内で様々な任務に就いている中でのやりくりで出させていただいておりますので、同じ機体かは別として、出す数について総数は変わらないということで理解していただければと思います。できれば、今展開している部隊をマレーシアからオーストラリアの方に拠点を移して、一番近い所から問題の海域の捜索にあたるような方向を考えております。

Q:確認ですけど、マレーシア政府から「衛星で見つかった海域を捜索してほしい」という依頼があって、それに応えるために今探しているところから新たに場所を変えるという認識でよろしいですか。

A:マレーシア政府からの要請もありますし、オーストラリアから「非常にそこが有力だ」という情報もありますので、そのことを踏まえましてわが方として、今日、命令を出しまして、オーストラリアの方の海域の捜索にもあたることができるようにしたいと思っております。

Q:実際に海域で現場を捜索するのは明日からになるのでしょうか。

A:そこは、今のマレーシアからオーストラリアまでの距離感もありますし、また、航空機だけではなくて補給その他の要員も必要でありますので、今、中で速く展開できるスケジュールを検討していると承知をしております。いずれにしても今日、この視察が終わって戻りましたらすぐに命令を出したいと思っております。

Q:「有力だ」とことなのですが、衛星情報以外に別の情報があってそれが支えになって「有力だ」ということなのでしょうか。

A:私どもとして、今報道されている以外の詳細なものを直接提示されているわけではありませんが、少なくともマレーシア政府だけではなくて、米、英、オーストラリア等、日本との関係の深い国から様々な情報を得ている中で、そこが一つの今一番有力な場所ということは数日前から認識をしております。

以上


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