大臣会見概要

平成26年3月7日(09時17分〜09時24分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:1月末に起きました空自のブルーインパルスの空中接触事故の原因が特定され、飛行訓練が12日以降再開される予定とのことです。不安が残る地元に対してどう理解を求めていきたいお考えでしょうか。

A:今般、ブルーインパルスが非常に難易度の高い新しい技術を有する飛行訓練を行っている最中に接触事故が起きてしまいました。特に乗員には健康被害等はございませんが、機体が接触したということで、私どもとしてすぐに飛行を停止させ、原因究明についてしっかりとした調査をさせました。その中で原因が究明されたということ、そしてまた現地に様々報告をする中で、今回3月12日(水)以降、編隊曲技飛行訓練を再開するということで、私どもとして地元のご理解を得る方向に至ったということです。今日、東松島市長も防衛省にいらっしゃいまして、このことについてのご意見をいただくと思いますし、そのことにはしっかりと真摯に向き合っていきたいと思います。また、明日私が東松島に赴きまして、直接ブルーインパルスの隊員他、関係者にしっかりとした安全対策をとるように直接指示をしたいと思っております。

Q:ウクライナ情勢に関連して、ロシアのゲラシモフ参謀総長が3月中に来日するという情報もあるのですけれども、今現在の防衛省とロシア政府との調整状況を教えてください。

A:これは昨年、防衛省の統合幕僚長がロシアを訪問したということの返礼ということで、従前から、今年ゲラシモフ参謀総長が訪日するという調整をしております。日程については現在も調整中ということで、まだ日程が固まったわけではありません。

Q:その関連で、ロシアとアメリカとの対立が続く中で、ロシア政府への対応というのもなかなか反対するのが難しいのではないかというような指摘もあるのですけれども、日本政府としては来日するのであれば迎え入れるということでよろしいのですか。

A:いずれにしてもまだ日程が固まったわけではありませんので、固まっていく中での議論だと思っています。

Q:日程については当初来週辺りを予定していたかと思うのですけれども。

A:様々な日程調整を進めている中というふうにご理解いただければと思います。

Q:日本政府の方から訪日延期という打診はされたのか、されるのかというそこのところはどうなのでしょうか。

A:そのような方針も含めてまだ何か決定したわけではないということであります。

Q:関連しまして、来週来る可能性もあるということだったのですけれども、先送りを検討しているということですか。

A:まだ当初から具体的な日程が固まったわけではありません。来週という日程が固まったわけでもありませんし、今、日程を調整中だということだと思います。

Q:関連ですけれども、現在のウクライナ情勢をどう見ていらっしゃるかということと、アメリカが制裁をやるということで、EUも制裁を検討ということですけれども、これについて日本政府はどのように対応するべきだと思いますか。

A:すでにG7の中で日本も含めた声明を出していて、今回やはりしっかりとした平和裏な解決、そして当事者の話合いが重要だというようなメッセージは出していると思います。現在もウクライナ情勢というのは、様々な情報を私どもとしても収集をしておりますし、またNSCの事務局の中で日々分析をするということであります。私どもとしましては、やはり一日も早い対話による解決が重要だと思っております。今日午前中にEUの軍事委員会議長、日本でいえばEUの統合幕僚長にあたる方だと聞いておりますが、その方が来られますので、私の方からも直接EU全体としてのこの問題についての対応の仕方を含めて意見を交わしたいと思っております。

Q:ロシアとは先の「2+2」で防衛交流を活発にしていくことを確認していると思うのですけれども、今回の事案が日露の防衛当局の防衛交流に与える影響というのはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。

A:私どもとしては、このウクライナ問題については、まず平和裏な一刻も早い解決をしていただきたいということであります。その問題が解決し、国際社会の中でまたアメリカとロシアの間の関係も修復されれば、私どもとしては従前通りロシアとの防衛交流を推進していきたいと思っています。現時点で国際社会の中でどのような方向が出るかというのは注視をしていきたいと思っています。

Q:ということは現在、防衛交流は止まっているということでしょうか。

A:当然私どもとして何か現在のウクライナ情勢に合わせて防衛交流について制限をするというようなことは、特に今行っているわけではありません。

Q:5日の日に普天間所属のAH−1というヘリが揚陸艦への着艦失敗という事案が発生しています。その前日にはF−15のキャノピーと言われる風防が落下するという事故も起きています。地元の市長から安全管理意識が欠如しているという声も上がっています。このことについての受け止めと今後の防衛省の対応についてお聞かせください。

A:米軍の事故については連日起きているということでありますので、私どもとしても大きな事案にはつながっていませんでしたが、今後やはりこういうことが続くとまた大きな事故につながる危険性もありますので、しっかりとした安全対策をしていただきたいということで、米側には今回の事故にあたっても遺憾の意を表明するとともに、安全確保の徹底について申し入れをさせていただいております。

以上


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