大臣臨時会見概要

平成26年2月1日(16時42分〜16時49分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:今日、大臣、P−3Cに乗られて視察の方をされましたけれども、その所感についてお願いします。

A:まず、今日の午前中に陸上自衛隊の八戸駐屯地に赴きまして、観測ヘリOH−1、これは国産ではありますが、それに搭乗し大変優れた性能を確認をし、その後、88式地対艦ミサイルの視察を行いました。今後、この後継機として更に長射程で、空と海とのレーダーの連接が可能な装備を充実させることによって離島防衛にも役立てる、そのような報告を現地で受けました。また、ここ八戸航空基地におきましては、実際にP−3Cに同乗し、日頃行っている警戒監視の任務、そしてまた、民間船の航行に役立てるためにも重要な海氷調査の現場に立ち会うことができ、また、その際にちょうど国後島、羅臼岳を見ることができました。大変、北方領土が改めてわが国の北海道の本土に近い所にあるということを確認いたしました。今日は、非常に有意義な視察ができたと思っております。

Q:この青森の実地に関連しますけれども、グローバル・ホークが三沢基地に5月から10月の間、毎年配備するという話が決まっていますが、アメリカ軍が配備する意義と地元の懸念に対してどのように説明されるのかという2点についてお願いします。

A:これは、警戒監視の能力が一層高まるということで、今回、5月から10月のグローバル・ホークの三沢への配備について、日米の中で今話を進めているところでありますし、地元にも説明を始めているところであります。私どもとしては、安全保障環境が厳しくなる中、このグローバル・ホークを米側が運用するということについて、これは安全保障上、非常に警戒監視能力が高まるものと思っております。ただ、地元から丁寧に声を聞きながら懸念が払しょくできるようにしっかりとした説明、そしてまた米軍に対しても配慮について話をしっかり進めていきたいと思っております。

Q:配慮というのはどういったことでしょうか。

A:それは、地元から様々な懸念がある場合には、そのことについて米側にしっかり伝えるということであります。

Q:これは、恒久的な配備ということになるのでしょうか。

A:これは、今年の5月から10月ということで、恐らく来年も同じような要請が来るのだと思いますが、私どもとしては恒久的なものというふうには捉えているわけではありません。

Q:一方で、自衛隊も無人偵察機の導入を検討されていますけれども、その配備先は三沢も検討される対象の一つに入ってくるのでしょうか。

A:まだ、これは平成27年度の方向を目指して今来年度予算で調査費等を計上しているところでありますので、いずれにしても、まだ具体的にどこにということが決まっているわけではありません。

Q:今日、中国の国防省が「昨日、東シナ海の空域において外国軍機に対して緊急発進をした」ということを発表しました。これに関して、日本政府として何か確認していることがあればお願いします。

A:報道については承知をしておりますが、我が方から特異的な事例ということで発表するような内容は特にありません。

Q:国後島を改めて空から視察されたと思うのですが、大臣は就任されて初めてということですが、改めて2月7日の「北方領土の日」の前の日にご視察してみて、改めて感じたことをお願いいたします。

A:北方領土があれほど近いということを、今回、改めて空から確認をしました。羅臼岳が大変きれいに見えていたこと、これは印象深いと思います。昨年、初めて日露の「2+2」が行われ、今、外交・防衛当局の交流が大変盛んになっています。また、安倍首相もプーチン大統領と既に4度首脳会談を行っていて大変近い環境にあると思います。友好な関係の中で、一日も早くこの北方領土問題が解決の方向に向かうように私どもとしてしっかり政府をあげた対応が必要だと思っています。

Q:グローバル・ホークについてですけれども、今年5月から10月で、来年も要請が来るだろうというご見解だったのですけれども、地元の方だと、そういうのが続くと永続的に配備されるのでは、そういうふうに繋がってしまうのではないかという懸念もあるのですけれども、どのように感じていらっしゃって、どう地元に説明したいとお考えですか。

A:これは、まず地元にお願いしますのは、今年の5月から10月、特に、今グローバル・ホークが配備されているグアムの天候が非常に良くない時期に是非三沢を使わせていただきたいという要請で来ていると思っております。それは、固定的なものではなくて、やはり台風を避ける時期の使用ということでの要請と思っていますので、私どもとしては、あくまでも一時的な使用と理解をしております。

Q:米軍に対しては、安全運航の徹底などを求めていくことになるのでしょうか。

A:もちろん安全運航をしっかりと求めることになりますし、また、航空機という扱いになりますので、わが国の航空法との調整というのも航空当局とのすり合わせが必要だと思っております。いずれ、こういうことを進めながら、安全性については防衛省だけではなくて、航空当局を含めてしっかりとした対応をとれるように米側には要請をしていきたいと思います。

Q:紛失した海自の無人潜水装置のことなのですけれども、津軽海峡でも操業している漁船があるのですけれども、そういった漁船の漁具などに被害があった場合の補償についてのお考えを聞かせてください。

A:これは、当初から捜索にあたっている部隊の報告を聞きますと、かなり確認もできないような状況での紛失だったということになります。漁業では影響は出ないと私どもは承知をしておりますが、今後ともそのような声があった場合にはしっかり聞いていきたいと思っております。なお、今日これから大湊の方に向かいますので、明日、大湊の基地の方から、この捜索にあたった状況等について再度報告を受けますので、そこで私の方からも地元の皆さんに不安がないようにしっかりとした対策を取られているかどうかを確認したいと思っています。

以上


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