大臣会見概要

平成26年1月17日(10時59分〜11時10分)

1 発表事項

 なし。

2 質疑応答

Q:「おおすみ」の事故に関してですけれども、昨日大臣は広島に行かれて亡くなられた方の通夜に出られたということですけれども、遺族と対面されどのようなやり取りをされたのか。また、改めて今回の事故に対しての受け止めと、新しい調査結果などあれば説明お願いします。

A:昨日、広島におきまして今回事故で亡くなられました森様のご遺族とお会いをし、また通夜に参列をさせていただきました。私の方からは心からのお悔やみの言葉をかけさせていただき、先方からは「ご参列いただきありがとうございます」というお言葉をいただきました。今回の事案を受けて、改めて防衛省・自衛隊の責任者としてお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りしたいと思っております。また、事故の原因その他については、現在海上保安庁が調査中でありますので、私どもとしてはこの捜査に全面的な協力をするということ。そして再発防止に心がけるということ。そのことをこれからも行っていきたいと思っております。なお、本日も呉沖に停泊しております「おおすみ」に対しまして海上保安庁の事情聴取、現場検証が9時半から開始をされておりますので、そのことに全面的に協力をしていきたいと思っております。

Q:南スーダンのPKOに関してですけれども、韓国軍の銃弾が日本国自衛隊に返却されたという発表が昨日ありましたけれども、韓国軍の銃弾返却の発表から数日経ってからの日本への返却ということになりましたけれども、その間弾薬はどのように管理されていたのかということと、今回の返還に関して韓国側から具体的にどのような連絡や感謝の言葉などがあったかについてお願いします。

A:今回弾薬の返還についての連絡がありましたのは1月16日UNMISSを通じての連絡であり、私どもとして速やかに弾薬を受領いたしました。韓国側に弾薬の補給が行われ、日本側が提供した弾薬が必要なくなったということだと思いますので、これは韓国側の補給がうまくいったことに関しては良かったことだと思っております。

Q:今の南スーダンの件でお伺いします。安倍政権としては武器輸出三原則の例外を官房長官談話で出すとか非常に大きな決断をしての行動だったと思うのですが、その無償提供に関して韓国側から改めて安倍政権もしくは防衛省の方に感謝の言葉、お礼とかそういったものはあったのでしょうか。

A:今回は人道上・緊急性の問題を踏まえて私どもとしては韓国側に弾薬を提供させていただいたということになります。提供した時点では昨年の12月23日だと思いますが、現場の隊長から感謝の意が表されたということであります。今回の弾薬の返還にあたっては、特にそのような知らせを受けておりませんが、私どもとしては既に韓国側に渡した12月23日の部隊長からの感謝の言葉、これで十分だと思っております。

Q:関連ですが、部隊長からあったということですけど、韓国国内のメディアとかでは、日本側から無償提供を受けたことが安倍政権の集団的自衛権などのこれからの取り組みを手助けすることになってしまったとか、そういった批判が国内で出ており、そこから向こうの国防省の方で補充されれば返還するという決断に至ったと思うのですが、そういった意見が向こうで出たことに関して日本の防衛大臣としてどのように思いますか。

A:あくまでも今回は、人道上・緊急性の問題で対応しただけでありますので、特に韓国国内で様々な報道が出ているでしょうが、そのような意図は全くありません。私どもとしてはあくまでも現場同士、部隊間でそのような緊急性のある状況があればそれぞれ自国の国内の判断を得ながらできる限りの支援をするということ、これは通常あることだと思っております。今回はあくまでもその範囲での内容ということで、決して国内でご指摘があったようなことが意図されていることは全く想定の中にもありません。

Q:全く別件なのですけれども、アメリカ時間の15日の夜に昨年の12月に横須賀で不時着したヘリと同型の米軍ヘリが着陸に失敗して死亡者が出ているのですけれども、何かそういった情報について米軍から情報提供というのはあるのでしょうか。

A:すみません、今聞いたばかりの話ですので。今確認したところでは情報提供については特にないということだと思います。

Q:今度の日曜日に名護市長選挙が行われますが、現職の市長は「あらゆる市長の権限を使って代替施設の建設の遂行を阻止する」というように発言をしていますが、まず、市長選の結果が代替施設の工事に与える影響について大臣がどのようにお考えかお聞かせください。

A:これは、関係法令に従って今後どの様なことが想定されるかの検討は必要だとは思いますが、いずれにしても、私どもの前提は普天間の危険性の除去、これを優先する中での考え方ということでキャンプ・シュワブ沖への埋立ての申請を行い、沖縄県からの埋立ての了解をいただいたということであります。このことを進めるにあたって、地元に対して丁寧に説明をしながら対応していくという姿勢は変わらないと思います。

Q:工事が阻止されるような許認可権というのは、市長にあると考えますか。

A:現在、選挙が告示になって行われている最中でありますし、仮定の話にお答えする内容ではないと思います。

Q:仮定とかではなく、市長がそもそも工事に影響を与えるような許認可権を持っているかということなのですが。

A:これについては精査をして今後検討していくことになると思います。

Q:「おおすみ」の関係でお伺いします。大臣は以前ぶら下がりで「おおすみ」の態勢について「通常どおり問題ない」という趣旨のことをおっしゃっていたと思うのですけれども、この「問題がない」という意味は、見張りの人員もいつもどおりで、あと、「とびうお」を視認して、それも適切な操艦を行ったというところまで含めての「問題がない」という趣旨だったのでしょうか。

A:今具体的なことについては、海保が現場検証、聞き取りをしながらどのような状況であったかということの検証をされていると思います。私が発言した内容につきましては、当時「おおすみ」は定期点検のための回航ということで、そのことについて通常の航行との差があったのかどうかについての言及でありまして、当時の「おおすみ」の運航態勢については、通常の航行と同様であったという報告を受けております。ですから、人員配置についてこれは定期検査のための回航として通常の航行と差をつけていたということはないという内容での発言だと理解をしていただければと思います。

Q:通常と差がなかったということで、通常では見張りは何人態勢だったというふうに言えるのでしょうか。

A:詳細については後で海幕なり報道官の方から正確な話を聞いていただければと思います。

Q:いずれにしても、通常の態勢の見張りの人数と事故が起きた時点も一緒だったという認識でよろしいと。

A:現実にその瞬間どうだったかというのは、海保が入って正確なことを捜査されていると思っております。私がお答えできるのは、回航中ということで、定期点検のためということで、そのときの人員の配置というのが、通常の航行の配置と差があるのかというと、そういう差がないということ、という意味でお話をさせていただきました。

Q:普天間の関係なのですけれども、以前の会見で本年度の予算から一部調査・設計にあてる部分があるとお話されていたと思うのですが、財務省との調整と言いますか、その後の予算付けについては今どういう状況にあるのでしょうか。

A:初めに調査等の費用が必要になります。この調査その他の予算については、今年度当初予算で積んでいた内容で対応をするということだと思っています。

Q:いつぐらいから具体的にそういった調査の入札なり着手できるというふうにお考えですか。

A:今手続き中ということであります。詳細は報道官の方から後で確認していただければと思います。

Q:戦後フィリピンに潜伏していた小野田元陸軍少尉が亡くなられたという報道が出ておりますけれども、事実関係を把握されているかということと、もし把握されていればお願いします。

A:報道で出ていることは承知しておりますが、私どもとして今把握する立場にはないと思います。様々な情報の中で判断していただければと思います。

以上


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