大臣会見概要

平成25年12月26日(10時45分〜10時53分)

1 発表事項

 私の方からは、インド及びフランス出張についてのご報告をさせていただきます。来年1月5日から10日の日程で、私はインド及びフランスを訪問いたします。インドで約4年ぶりとなる防衛相会談をアントニー国防大臣と行い、フランスでは約10年ぶりとなります国防大臣会談をル・ドリアン国防大臣と行います。このほか、フランスでは岸田外務大臣とともに、初めての日仏外務・防衛大臣会合を行う予定としております。今回の外国訪問は我が国が「積極的平和主義」の考え方に基づき、国家安全保障会議を設置し、国家安全保障戦略及び新たな防衛大綱を策定して以来、初めての訪問ということになります。両国の大臣に対して我が国の最近の取組を直接説明し、国際社会の平和と安定にともに貢献していくことを改めて確認していきたいと思っております。このほか、両国において地域情勢並びに日印間及び日仏間の防衛協力・交流についての意見交換を行う予定です。以上です。

2 質疑応答

Q:靖国神社に安倍総理が午前中に参拝するという話についての受け止めをお願いします。

A:総理の靖国参拝についての報道については承知をしております。まだ靖国参拝をされたというふうには承知をしておりませんが、いずれにしてもこの問題については、国の内外を問わず国のために戦って尊い命を犠牲にした方々に対して手を合わせ、ご冥福をお祈りし、尊崇の念を表することは当然のことと考えております。

Q:昨日安倍総理大臣が仲井眞知事に対して、普天間の危険性除去と、牧港補給地区の返還前倒しについての作業チームを設けるという話でしたが、具体的にどのようなスケジュールで、またどのような人選で取り組まれていくおつもりでしょうか。

A:昨日の総理と仲井眞知事との会談でお話が出たチームの問題ですが、これについては、昨日私の方から事務当局に検討を指示させていただきました。今、人選、全体の枠組みについて検討を行わせているところであります。

Q:それはいつ頃になりますか。

A:明日で御用納めということになりますので、具体的な発足は年明けと思っております。

Q:冒頭の靖国参拝の関係なのですけれども、「尊崇の念を表することは当然のことだと思う」ということをおっしゃったと思うのですけれども、アメリカ側から非公式に「参拝することはあまりよろしくないことだ」ということが伝えられていることと、日米韓の協力関係から見ると、韓国が反発することは当然だと思いますし、なかなか協力関係を構築することが遠のくかと思うのですけれども、受け止めをもう一度お願いします。

A:いずれにしても、私どもとして日米韓は大切な安全保障面での関係であると思いますし、今後も日米、日米韓を含めたしっかりとした防衛当局の意見の交換、そして協力関係を維持するための努力はしていきたいと思っています。

Q:今回の靖国参拝でその努力がまた遠のくというか、なかなか難しくなるというふうには思いませんでしょうか。

A:これは仮定の話になりますのでお答えすることは差し控えますが、いずれにしても、日米韓そして日米の特に防衛当局の関係というのは重要だと思っております。

Q:改めてですけれども、仮定の話と言いながらもこれまでも中韓との関係がぎくしゃくしている中で、今回の靖国参拝で更に悪化するということの懸念はないのでしょうか。中国、韓国含めてです。

A:いずれにしても、国のために戦って尊い命を犠牲にした方々に対して手を合わせてご冥福をお祈りするということ、これは当然のことと考えております。

Q:その関係で、日本国内では皆さんに理解してもらえるとふうに考えてらっしゃるのでしょうか。

A:これは、私の方からお答えする内容ではないと思います。

Q:今のお話の関連なのですが、中国側が反発を強めて南西諸島などの活動を強化する可能性が考えられますが、これについては自衛隊としてどう対処されるおつもりでしょうか。

A:私どもは現在も警戒監視態勢をしっかりしておりますし、これからも同様にしっかり警戒監視態勢をしていくということであります。

Q:普天間の件なのですけれども、沖縄県は普天間の5年以内の運用停止を求めておりますけれども、辺野古の代替施設の提供まで6年かかると試算されております。普天間の運用停止の条件は、辺野古の代替施設が完成するということでよろしいのでしょうか。

A:このことについては、昨日、総理も述べたように、知事の要請をしっかり受け止めて最大限実現するよう努力していくというのが基本姿勢でありまして、できる限り早期に返還するためにはどのような方法が考えられるか検討しているところであります。

Q:靖国の関係なので確認ですけれども、総理が参拝されることに伴って、大臣は近く参拝されるとか、大臣ご自身が行かれるとかというご予定は今のところはないのでしょうか。

A:私の靖国参拝については、今のところ予定はありません。

Q:普天間の方なのですれれども、2つのチームともいずれもアメリカ側との関係もありまして、日本側の努力、取組だけではそう簡単にできることではないと思うのですけれども、沖縄と約束をした以上は実現しないといけないということもあると思いますが、その辺りの大臣の決意というかどう取り組まれるのかというのはいかがでしょうか。

A:普天間の危険性除去というのは日米共に最優先課題として進めることだとの共通の理解を持っていただいていると思っております。今回、このチームができますので、そこで具体的な内容については検討していくということになります。いずれにしても米側との話し合いは重要になります。私の方からもこの問題については日米の中でしっかり話ができるような環境を作っていきたいと思っています。

Q:今回の普天間の件で決まったことがありますけれども、これは小野寺大臣の方から例えば米側のヘーゲル長官とかに電話で伝えたりとか、そのようなことはあるのですか。

A:現在、埋立申請について、沖縄県で鋭意精査をしていただいているところだと思っています。いずれにしても、一つのしっかりとした方向が出れば、そこは日米間で更に次の段階についてしっかりと協調体制をとることが必要だと思っています。

Q:それは、国防大臣同士で一度お話をされるということですか。

A:いろいろなことを検討することは大切だと思います。

以上


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